建物賃貸借契約書 納入期限日の翌日から遅延日数に応じ、当該金額に年14.6パーセントの割合で計算した金額(1 00円未満の端数があるときは、これを切り捨てた額)を延滞金として支払わなければならない。 大阪狭山市(以下「賃貸人」という。)と (以下「賃借人」という。) は、建物の賃貸借について、次の条項により契約を締結する。 ただし、延滞金の額が1,000円未満であるときは、この限りではない。 (契約保証金) 第9条 賃借人は、賃貸人に対して契約保証金として金 (賃貸借物件) 知書により契約締結時に納入しなければならない。 第1条 賃貸人は、次の物件(以下「賃貸借物件」という。 )を賃借人に貸し付ける。 所 在 地 大阪府大阪狭山市狭山一丁目2384番地1 設置場所 大阪狭山市役所 本庁舎 階(別紙図面) 貸付面積 ㎡ 設置台数 1台 賃借人は、賃貸借物件を自動販売機及び使用済み容器の回収ボックスの設置のために使用す 賃借人は、賃貸借物件を前項に定める用途に供するに当たり、別紙仕様書に記載された事項を遵 賃貸人は、第3条に定める貸付期間が満了したとき、及び第14条第7号に掲げる事由により本 5 契約保証金には、利息を付さない。 第10条 賃借人は、本契約の締結後、貸付物件に数量の不足又は隠れた瑕疵のあることを発見して も、賃料の減額又は損害賠償等の請求をすることができない。 (賃貸借期間) (禁止事項) 第11条 賃借人は、次に掲げる行為をしてはならない。 (1) 賃貸借物件を使用用途以外の用途に供すること。 期間満了3か月前までに賃借人から賃貸人へ書面による異議の申し立てがないときは、賃貸 (2) 賃貸借物件を第三者に転貸し、又はそれに類似する行為をすること。 借期間をさらに1年間延長するものとし、その後においても同様とする。ただし、延長期間の終了 (3) 本件賃借権を第三者に譲渡し、又は他の権利を設定すること。 は平成34年3月31日とする。 (賃貸借物件等の維持管理等) (賃料) 第5条 賃料は、年額 第12条 金 円とする。ただし、賃借人は、別に必要な消費税 を支払わなければならない。 賃貸借期間において1年に満たない部分については、1年を365日として日割り計算を行うも のとする。 (賃料の納付) 第6条 賃借人は、当初の年度分の賃料にあっては貸付期間の開始日から起算して30日以内に、そ れ以降の年度分の貸付料にあっては当該年度の4月30日までに、賃貸人が発行する納入通知書に より納入しなければならない。 賃貸人は、第14条第1号から第6号までに掲げる事由により本契約を解除したときは、既納の 賃料を賃借人に返還しない。 (電気料金の支払) 第7条 賃借人は、本契約に基づき設置した自動販売機に電気使用量を計るため、子メーターを設置 するものとする。 賃貸人は、前項の子メーターにより計量した月ごとの電気使用量に基づき、電気料金を算定し、 速やかに賃借人に納入通知書を送付するものとする。 3 賃貸人が第14条第1号から第6号までに掲げる事由により本契約を解除した場合の契約保証金 守しなければならない。 第4条 2 3 (瑕疵担保) (期間の更新) 2 損害賠償に充当する。 契約を解除したときは、契約保証金を賃借人に返還する。 第3条 賃貸借期間は、平成29年4月1日から平成32年3月31日までとする。 2 賃貸人は、貸付料の納入が遅延した場合において契約保証金を充当するほか、貸付に伴う一切の 4 るものとする。 2 2 は、賃貸人に帰属する。 (使用用途) 第2条 賃借人は、前項の納入通知書に定める日までに、賃貸人に電気料金を納入しなければならない。 (賃料等の延滞金) 第8条 円を賃貸人が発行する納入通 賃借人は、第6条及び前条に指定した日までに賃料及び電気料金を納付しないときは、当該 賃借人は、善良な管理者としての注意をもって賃貸借物件及び賃借人の設置した自動販売 機等(以下「賃貸借物件等」という。)の維持保全及び安全管理を行わなければならない。 2 貸付物件等の維持保全及び安全管理のために必要な費用は、すべて賃借人の負担とする。 (資料の提出等) 第13条 賃貸人は、債権の保全上必要があると認めるとき、又は第三者に一時貸付物件を転貸して いる疑いがある場合等において確認の必要があると認めるときは、その参考となるべき資料の提出 又は報告を賃借人に求めることができる。 2 賃借人は、賃貸人から前項の規定による請求があったときは、正当な理由なくその請求を拒み、 妨げ又は忌避してはならない。 (契約の解除) 第14条 賃貸人は、次の各号のいずれかに該当する場合は、本契約を解除することができる。 (1) 賃借人が納入期限後3か月以上賃料の支払いを怠ったとき。 (2) 賃借人が第11条に規定する禁止事項に違反したとき。 (3) 賃借人が本件契約に定める義務を履行しないとき。 (4) 賃借人の事業内容、資力、信用状態等の重要な事項に関して、虚偽があったとき。 (5) 賃借人が、破産、会社更生、民事再生、清算又は特別清算その他倒産法制上の手続について、 賃借人の取締役会でその申立てを決議したとき、又は第三者(賃借人の取締役を含む。 )によって、 その申立てがなされたとき。 (6) 賃借人の発行する手形又は小切手が不渡りとなったとき。 (7) 賃貸人において、公用又は公共用に供するため賃貸借物件を必要とするとき。 平成29年 月 日 (賃貸借物件の返還) 第15条 賃借人は、第3条に定める貸付期間が満了したとき、又は前条の規定により契約を解除さ 賃貸人 れたときは、直ちに賃貸借物件を原状に回復し、賃貸人の指定する期日までに返還しなければなら 大阪狭山市長 古川 照人 ない。 (損害賠償) 第16条 賃借人は、その責に帰する事由により賃貸借物件の全部又は一部を滅失し、又はき損した 場合において、賃貸人が負担して原状に回復したときは、当該滅失し、又はき損したことによる損 害に相当する金額その他費用等を損害賠償として賃貸人に支払わなければならない。 2 賃借人は、第14条第7号に掲げる事由により賃貸人が本契約を解除した場合において、賃借人 に損害が発生したときは、賃貸人にその補償を請求できるものとする。 (商品等の盗難又はき損) 第17条 賃貸人は、設置された自動販売機、当該自動販売機で販売する商品若しくは当該自動販売 機内の売上金又は釣り銭の盗難又はき損について、賃貸人の責に帰することが明らかな場合を除き、 その責を負わない。 (有益費等の請求権の放棄) 第18条 賃借人は、第3条に定める貸付期間が満了したとき、又は第14条第1号から第6号まで の事由により本契約を解除された場合において、賃貸借物件に投じた改良費等の有益費及びその他 の費用があっても、これを賃貸人に請求することができない。 (契約の費用) 第19条 本契約の締結及び履行に関して必要な一切の費用は、すべて賃借人の負担とする。 (自動販売機の利用者等への対応) 第20条 賃借人は、自動販売機設置及び運営により発生するトラブル、苦情等について一切の責任 を持って解決する。 (疑義等の決定) 第21条 本契約に定めのない事項又は本契約に関し疑義があるときは、双方協議の上、決定するも のとする。 (管轄裁判所) 第22条 本契約について訴訟等が生じたときは、大阪地方裁判所堺支部をもって管轄裁判所とする。 本契約の締結を証するため、本契約書2通を作成し、双方記名押印のうえ、各自1通を保有する。 大阪府大阪狭山市狭山一丁目2384番地1 賃借人 仕 様 書 4 維持管理責任 (1) 商品の補充及び変更、売上金の回収及び釣銭の補充等の金銭管理など自動販売機の維持管理に 1 自動販売機の基準等 (1) 機能 ア 「照明の自動点滅・減光」、いわゆる「学習省エネ」及び「ピークカット」並びに「真空断 熱材やヒートポンプ採用」など、省エネ対策を施したエネルギー消費効率のよい機種とするこ と。また、ノンフロン冷媒を採用した機種とすること。 イ デザインや外観については、周辺環境に配慮した機種とすること。 ウ ユニバーサルデザインの機種とすること。 エ 災害発生時に、自動販売機内の飲料を無償提供することができる機能(方法は問わない)を備 えた機種とし、その旨を表示すること。災害発生時に本市が飲料の提供を必要とした場合には、 自動販売機内のすべての飲料を無償で提供すること。 (2) 安全対策 ア 転倒防止 自動販売機を設置する場合は、日本工業規格(JIS)の据付基準又は(社)全国清涼飲料工業会 の自動販売機据付基準マニュアルを遵守し、転倒防止措置を講ずること。その際はできる限り庁 舎の躯体に負担のかからない方法で設置すること。 イ 食品衛生 食品衛生「食品、添加物等の規格基準」(食品衛生法)及び「自動販売機の食品衛生に関する自 主的取扱要領」(業界自主基準)等を遵守し、販売商品の衛生管理に万全を尽くすこと。また、商 品販売に必要な営業許可を受けておくこと。 (3) 防犯対策 自動販売機窃盗被害の発生防止のため、日本自動販売機工業会の「自販機の堅牢化基準」による 防犯対策等を実施し、犯罪の防止に努めること。 2 使用済み容器の回収 使用済み容器の回収ボックスの設置及び管理については、設置事業者の責任において、次のとおり 行うこと。 (1) 回収ボックスの設置 原則、自動販売機1台に1個の割合で自動販売機(貸付面積以内)周辺に設置し、定期的に回収・ リサイクルすること。設置場所は、本市と協議の上決定する。 (2) 回収ボックスの規格 プラスチック製又は金属製とし、回収頻度と回収量を考慮し、回収ボックスから空き缶等の使用 済み容器が溢れたり、周囲に散乱しないよう、十分な容積をもったものとする。 また、投入口付近には、使用済み容器以外の投入を禁止する旨の表示するものとし、使用済み容 器と一般ごみの混入防止を図ること。 (3) 販売品の搬入・廃棄物の搬出時間及び経路については、本市の指示に従うこと。 3 商品 (1) 販売品目 飲料(酒類、カップ飲料、紙容器飲料を除く。)とすること。 (2)販売価格 市販価格(定価)の10円割り引いた価格以下の価格とすること。 ついては、設置事業者が行うこと。 (2) 自動販売機、回収ボックス、自動販売機周辺の清掃を行い清潔に保つこと。 (3) 関係法令等を遵守し、賞味期限の確認など販売品の衛生管理対策の徹底を図ること。 (4) 自動販売機の故障、問い合わせ及び苦情については、設置事業者の責任において迅速に対応す ること。また、自動販売機に故障時等の連絡先を大きく明記したステッカーを硬貨等投入口周辺 の見やすい位置に貼付すること。
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