新年明けましておめでとうございます。 読書習慣の定着をめざして!

新年明けましておめでとうございます。
皆さまには、希望に満ちた平成29年の新春をお迎えのことと存じます。旧年中の、本校
教育へのご理解・ご協力・ご支援に対しまして、心よりお礼申し上げます。
読書習慣の定着をめざして!
「山口市内一 本を読む中学校区」を合い言葉に、鋳銭司小・陶小・名田島小・潟上中の
4校が連携して「ふれあい読書郵便」等に取り組んでいます。本校でも、毎朝の読書タイム、
毎週金曜日と月1回昼休みの読み聞かせ、ノーメディアの取組とあわせた月1回の家族読書、
自分で目標(最低30冊以上)を決めて行う読書貯金等、読書の習慣化をめざした取組をして
います。しかし、下のアンケート結果からもわかるように、なかなか成果が上がっていない
状況です。
【学校アンケート(保護者対象・10月実施)】72名回答
アンケート内容
4
3
2
1
家で本をよく読んでいる
(平均で1日10分以上)
15名
21%
21名
29%
29名
40%
7名
10%
4:そう思う
2:あまりそう思わない
3:だいたいそう思う
1:そう思わない
毎週金曜日の朝の読み聞かせ
【児童アンケート(全校児童対象・12月実施)】
アンケート内容
はい
ふつう
いいえ
読書は好きですか?
65%
28%
7%
「読み聞かせは好き(100%)」だけれど、「自分で本を選び、自分
毎月1回(昼休み)の
で本を読むこと」には、少し抵抗を感じている子がいるようです。子
6年生による読み聞かせ
どもたち一人ひとり、読書の素地や好きな本の傾向が違うので、その
子に応じたアプローチをしていく必要があると感じています。
参考までに、「子どもを『本が好き!』にする5つの工夫(教育心理学者:秋田喜代美)」を紹介します。
①「読みなさい」と言わない 何事も強制されたことには前向きになれないもの。「おもしろそう」
と思う本を読むことが、好きへの第一歩です。
②図書館に行ってみる 本がたくさんある図書館なら、読みたい本が見つかるはず。美術館や科学
館も、関連本をすぐに手に取れておすすめです。
③本のイベントに参加する 読み聞かせや読書会などのイベントに、参加してみるのもおすすめ。
「読んでみたい」のきっかけになるかもしれません。
④読みたい本のリストをつくる 図書館でおすすめの本のリストをもらい、気になるものに丸を。
それを順番に読むのも、楽しい出合いにつながりそうです。
⑤読書アルバムをつくる 読んだ本の表紙をスマホで撮影してリスト化したり、写真をノートに
貼っていくだけで、楽しい記録になります。