公募型プロポーザル方式の実施に係る公募要領

公募型プロポーザル方式の実施に係る公募要領
本要領は、霧島市(以下「本市」という。
)が公募型プロポーザル方式(以下「プロポーザル」という。)
によって発注する「霧島市水道事業窓口業務等包括的委託」
(以下「本業務」という。
)の参加希望者の
募集及び受託候補者の選定を行うにあたり、必要な事項を定めるものである。
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目的
この要領は、本市が本業務を委託するにあたり、経費削減を行い、経営基盤の安定を図ると共に、
民間手法を活用した事務の効率化及びサービスの質を高めるため、窓口受付業務、検針・調定・収納
業務及び滞納整理業務等を行う能力を有する民間事業者(以下「事業者」という。
)を募集し、プロポ
ーザル方式により、業務に対する意欲、資質及び技術能力等が優れた者を選定するために必要な事項
を定める。
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本書の位置付け
本公募要領は、プロポーザルを実施するにあたり、参加希望者を対象に交付するものであり、以下
の添付書類と公募要領(以下「公募要領等」という。
)は一体のものである。
(1) 委託業務水準書
(2) 受託候補者審査基準
(3) 様式集
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委託業務の概要
(1) 委託業務名
霧島市水道事業窓口業務等包括的委託
(2) 本業務の履行区域
本業務の履行区域については次のとおりとする。
ア
窓口業務等を行う事務所においては、霧島市水道事業の設置等に関する条例(平成17年条例第
285号。以下「設置条例」という。
)第5条第1項及び第2項に定める霧島市水道部の庁舎1階執
務室の一部。
イ
各種業務に関する履行区域においては、設置条例第3条第2項各号及び霧島市工業用水道事業
の設置等に関する条例第2条第2項の給水区域内とする。ただし、業務の内容によって、これら
の給水区域以外の霧島市内及び霧島市長(以下「市長」という。)が指定する場所とする。
(3) 委託範囲
本業務の委託範囲は次に掲げるものとし、詳細については委託業務水準書に定めるものとする。
ア
受付・窓口業務
イ 検針業務
ウ 開閉栓業務
エ 調定・更正業務
オ 収納業務
カ 滞納整理業務
キ その他上記に付随する業務
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委託期間等
本業務の委託期間は、契約締結日から平成32年3月31日までとする。ただし、契約締結日から
平成29年6月30日までの期間は既存業務の引継ぎ期間とし、業務履行期間は平成29年7月1日
から平成32年3月31日までとする。なお、引継ぎ期間において生じた経費は受託者が負担するも
のとする。
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本業務のサービス範囲
受託者は、委託業務水準書に示す内容を遵守するものとする。
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遵守すべき法令等
受託者は、本業務を履行するにあたり必要とされる関係法令等(法律、政令、省令、条例、規則、
規程及びガイドライン等を含む。
)を遵守するものとする。
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見積金額の上限額
(1) 本業務の見積金額の上限額は、347,482,000円(消費税及び地方消費税額を含む。)と
する。
ただし、この見積金額は契約締結時の予定価格を示すものではなく、企画提案の規模を示すため
のものである。
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契約保証金
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参加資格要件
免除
プロポーザルに参加することができる事業者は、次の各号に掲げる条件をすべて満たすものとする。
(1)地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の4の規定に該当しない者であること。
(2)本市の物品調達等入札参加資格を有している者。
※上記の入札参加資格の申請については、本市ホームページを参照すること。
問い合わせ先:〒899−4394 鹿児島県霧島市国分中央三丁目45番1号
霧島市
総務部 財産管理課 財産管理グループ
TEL 0995−45−5111(内線1331・1332)
(3)平成 29 年 2 月末現在で、県内に本・支店又は営業所等を有しており、かつ平成 29 年 6 月末までに
市内に本・支店又は営業所等を有することができる法人であること。
(4)会社更生法(平成 14 年法律第 154 号)に基づき更生手続開始の申立てがなされている者又は民事
再生法(平成 11 年法律第 225 号)に基づき再生手続開始の申立てがなされている者でないこと。
(5)霧島市物品購入等に係る指名停止に関する要綱(平成 17 年霧島市告示第 38 号)による指名停止を
受けていないこと。
(6)暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第 77 号)に掲げる暴力団又は
暴力団員及びそれらと密接な関係を有する者でないこと。
(7)国税、地方税に滞納がない者であること。
(8)当該業務委託の目的達成に必要な従事者を配置できる者であること。また、本業務委託内容と同種
の業務について、実務経験を3年以上有する業務責任者を配置できる者であること。
(9)参加形態については単体企業であること。
(10)個人情報に関する法令等を遵守し、プライバシーマーク等の認証を受けているか、自社において個
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人情報等を取扱う上で規程を設けているなど、個人情報漏洩、滅失、き損又は改ざんの防止、そ
の他個人情報の適正な保護及び管理のために必要な措置を講ずることができる者であること。
※なお、参加希望者が、委託契約の締結日までの間に参加資格を欠くに至った場合、当該参加資格を
取り消すものとする。
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参加申込の手続き
(1) 提出書類
ア 参加資格確認申請時提出書類一覧表(様式第1号−1)
イ 参加表明書(様式第1号−2)
ウ 参加資格確認申請書(様式第1号−3)
エ 添付書類
(ア) 会社概要(最新のものでパンフレット等も可)
(イ) 登記事項証明書(履歴事項全部証明書 発行日から3か月以内のもの)
(ウ) 国税、地方税に滞納がないことの証明書(発行日から3か月以内のもの)
(エ) 業務責任者(配置予定)経歴書(様式第1号−4)
(オ) 個人情報保護に関する公的認証を取得している場合は、その証明等(資格取得証明書の写し
等)
、ない場合は、個人情報の取扱いに関する規程等
(カ) 印鑑証明書(発行日から3か月以内のもの)
(2) 提出先
〒899−5116
鹿児島県霧島市隼人町内341番地
霧島市 水道部 管理課 水道政策グループ
TEL 0995−42−3500
FAX 0995−43−2032
(3) 提出方法
ア
持参による場合、平成29年1月12日(木)から平成29年1月23日(月)までの午前8
時15分から午後5時までの間(日曜日、土曜日及び国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178
号。以下「祝日法」という。
)に規定する休日を除く。
)に提出すること。
イ
郵送による場合は平成29年1月23日(月)午後5時必着すること。
(4) 提出部数
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各1部
参加資格確認結果の通知
参加資格確認結果については、参加希望者に対し、平成29年1月27日(金)(予定)までに「参
加資格確認結果通知書(様式第1号−5)
」により通知する。なお、参加資格を有していないと認め
られた事業者に対しては、理由を付して通知(様式第1号−6)を行うものとする。
参加資格確認結果の通知により、参加資格を有していないとされた事業者は、本市に対して、
「参
加資格確認結果に関する説明要求書(様式第1号−7)
」により、説明を求めることができ、市長は、
当該事業者に対して「参加資格確認結果に関する説明要求回答書(様式第1号−8)
」により回答す
る。
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プロポーザルの実施日程
プロポーザルの実施日程に関しては、別紙1のとおりとするが、本市の都合により変更する場合
がある。
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プロポーザルの辞退
市長より参加資格を有する旨の通知を受けた参加者が、プロポーザルを辞退する場合には、業務
提案書等の提出期限日までに「プロポーザル参加辞退書(様式第1号−9)
」を本市水道部管理課水
道政策グループへ持参により提出すること。
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公募要領等に関する質問書の提出
(1) 提出先
霧島市 水道部 管理課 水道政策グループ
E-mail : [email protected]
(2) 提出方法
質問事項については、内容を簡潔にまとめ「公募要領等に関する質問書(様式第2号)
」に記入の
上、電子メールに添付し上記アドレス宛に送信すること。
なお、電子メールの件名には「公募要領等に関する質問(事業者名)」と明記し、電子メールを送信
した後に、提出先まで電話連絡を行うこと。
(3) 提出期限
平成29年1月12日(木)から平成29年1月31日(火)午後5時まで
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公募要領等に関する質問への回答期限
(1) 回答期限
平成29年2月6日(月)まで(予定)
(2) 回答方法
公募要領等の参加資格に関する質問には、質問者に対し電子メールで回答を行い、参加資格以外
の質問には、質問者を特定できなくした上で参加資格を有する全ての参加者に対し電子メールで回
答する。
なお、全ての参加者への回答内容は、本公募要領等の追加及び修正とみなす。
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業務提案書等の提出
市長より参加資格を有する旨の通知を受けた参加者は、
「委託業務水準書」及び「受託候補者審査
基準」に基づき、下記に示す書類一式(以下「提出書類」という)を提出するものとする。
(1) 提出書類の種類及び部数
ア 業務提案関係書類
(ア) 様式第3号−1∼3
・・・・・・・・・・・1部
(イ) 様式第3号−4
・・・・・・・・・・・11部
(ウ) 業務提案書目次(任意様式)
・・・・・・・・・・・12部
(エ) 様式第3号−5
・・・・・・・・・・・12部
(オ) 業務提案書(任意様式)
・・・・・・・・・・・12部
イ 見積書等 1部
見積書(様式第3号−6)及び見積内訳書(任意様式)を製本し、封筒に入れ糊付けした後、
封印して提出すること。なお、物価変動等に応じた改定は見込まず、消費税及び地方消費税の額
は含まないこと。
また、見積内訳書には、各項目の見積額の積算を記載し、人件費については一括りにせず、職
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名ごとに記載するものとする。
ウ 財務関係書類 各1部
直近2期分の決算書(貸借対照表、損益計算書及びキャッシュ・フロー計算書)
ただし、新規事業者等で、決算が2期分に満たない場合は1期分とし、決算実績がない事業所
については提出を要しないものとする。
(2) 提出書類の規格
提出書類の各様式等の規格については、日本工業規格によるA4版縦置き横書き左綴りで作成し、
袋とじにして正本1部、副本11部を提出するものとする。必要に応じ同規格A3版を使用する場
合は折綴りとすること。また、業務提案書記載事項に関する根拠資料等を添付することは可とする。
(3) 提出先
〒899−5116
鹿児島県霧島市隼人町内341番地
霧島市 水道部 管理課 水道政策グループ
(4) 提出方法
事前に電話連絡の上、平成29年2月23日(木)午後5時まで(日曜日、土曜日及び祝日法に
規定する休日を除く。
)に持参により提出すること。
(5) 提出書類の取扱い
ア 提出書類に含まれる著作物の著作権は当該参加者に帰属する。ただし、公表、展示その他本市
が本業務に関し必要と認める用途に用いるときは、本市は必要な範囲でこれを無償で使用するこ
とができるものとする。この場合、参加者の商業上の事項については公表しない。
イ 提出書類に虚偽の記載をした場合は、当該参加資格を無効とする。
ウ
提出書類に含まれる特許権、実用新案権、意匠権、商標権及びその他法令等に基づいて保護さ
れる第三者の権利の対象となっている事業手法等を使用したことにより生じた責任は、特段の定
めがある場合を除き、参加者が負うこととする。
エ
提出後の提出書類について、書換え等は出来ないこととする。
オ
提出書類については返却しない。
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費用の負担
本業務のプロポーザルに係る費用については、全て参加者の負担とする。
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プロポーザルに関する失格要件
参加者が次のいずれかに該当する場合は失格とすることがある。
(1) 本要領に記載されている事項に反したとき。
(2) 見積書の見積金額と見積金額に消費税率を乗じた金額の合算額が上限額を超過したとき。
(3) 提出書類の記名、件名及び印影等が認知しがたいとき。
(4) 談合その他不正の行為があったと認められるとき。
(5) その他不適当と認められたとき。
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プロポーザルの中止等
市長が必要と認めた場合には、プロポーザルを中止、延期及び取り消すことができる。
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受託候補者の決定方法等
受託候補者は次の方法により決定する。
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(1) 受託候補者の選定
受託候補者の選定は、
「霧島市水道事業プロポーザル審査委員会」
(以下「審査委員会」という。)
において行う。
なお、審査委員会での審査は非公開とする。
(2) プレゼンテーション及びヒアリングの実施
提出書類が提出された後、参加者ごとにその内容についてのプレゼンテーション及びヒアリング
を行う。
実施日程等については、プレゼンテーション参加要請書(様式第3号−7)により通知し、通知
を受けた参加者は、プレゼンテーション及びヒアリング出席者報告書(様式第3号−8)により
出席予定者を報告すること。
なお、出席者は3名までとし、他参加者のプレゼンテーションの傍聴はできないものとする。
(3) プレゼンテーション及びヒアリングの実施方法
プレゼンテーションは各参加者の業務提案書等についての説明を30分以内とし、その後、その
内容についてのヒアリングを10分程度行う。なお、実施する際は電子機器を用いて行うことがで
きるものとし、スクリーン以外の機器については参加者が用意すること。
(4) 参加者数によるプロポーザルの実施
参加者が1社のみであった場合であってもプロポーザルを実施する。ただし、評価が一定水
準に達しない場合は、受託候補者として選定しない。
(5) 受託候補者の決定
市長は審査委員会の審査結果を受けて、受託候補者を決定する。
(6) 審査結果の通知及び公表
受託候補者への審査結果の通知は、審査結果通知書(様式第4号)により通知し、選定されなか
った参加者に対しては、審査結果通知書(様式第4号−1)により速やかに通知する。
なお、ホームページには受託候補者のみ公表し、審査結果に関する問い合わせ及び異議申し立て
は受け付けない。
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契約手続き
(1) 契約の締結
市長は、受託候補者と契約金額等契約条件について協議の上、業務委託契約を締結する。
業務委託契約の条件については、提出書類の内容を基本として、本市と受託候補者との協議によ
り定めるものとする。
(2) 次順位者との交渉
市長は、受託候補者が業務委託契約を締結できない何らかの事由が発生した場合、又は協議が整
わない場合には、プロポーザルにおいて次順位以下となった参加者のうち、順位が上位であったも
のから本業務の委託について交渉を行うことができる。
(3) 契約に要する費用の負担
契約に要する費用は全て受託候補者の負担とする。
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プロポーザルの瑕疵
(1) 受託候補者決定から業務委託契約締結までの間に、プロポーザルにおける参加者の手続き及び提
出書類について、その内容等に瑕疵があることが判明した場合は、審査委員会で審査を行い、対応
を決定する。
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(2) 審査委員会は、必要に応じて参加者に対し、上記の瑕疵について聴取することができる。
(3) 上記の瑕疵が重大又は悪質であり、プロポーザルの公平性又は公正性を著しく損なう恐れがある
と認められる場合は、プロポーザルに係る決定事項を取り消すことができる。
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問い合わせ先
鹿児島県 霧島市 水道部 管理課 水道政策グループ
所在地 〒899−5116 鹿児島県霧島市隼人町内341番地
TEL 0995−42−3500
FAX 0995−43−2032
E-mail [email protected]
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別紙1
○プロポーザル実施日程(予定)
実
施 事 項
日
程
公募要領等の公表
平成29年 1月11日(水)
参加表明書及び参加資格確認申請書の受付
平成29年 1月12日(木)から
平成29年 1月23日(月)午後5時まで
参加資格確認結果の通知
平成29年 1月27日(金)
(予定)
公募要領等に関する質問受付(随時回答)
平成29年 1月31日(火)午後5時まで
業務提案書等の提出期限
平成29年 2月23日(木)午後5時まで
業務提案書に関するプレゼンテーション
平成29年3月1日(予定)
及びヒアリング
審査及び受託候補者の選定
平成29年3月上旬
受託候補者決定
平成29年3月上旬
受託候補者の公表及び結果通知
平成29年3月上旬
契約内容に関する協議
受託候補者決定通知から平成29年3月下旬
業務契約の締結
平成29年3月下旬
業務引継ぎ期間
契約締結日の翌日から平成29年6月30日
業務開始
平成29年7月1日
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