(2)仕様書(PDF:69KB)

沖縄鉄軌道導入に伴う集積経済等効果計測業務
仕様書
1.
委託業務名
沖縄鉄軌道導入に伴う集積経済等効果計測業務
2.
履行期間
契約締結の日から平成29年3月31日までとする。
3.
業務目的
鉄道プロジェクトの評価マニュアル(2012 改訂版)では、費用便益分析の便益
は、貨幣換算の手法が比較的確立されている所要時間の短縮効果等の効果を対象
に貨幣換算したものとなっており、鉄道プロジェクトによる多種多様な効果の一
部分の計測にとどまっている。そのため、本業務では、沖縄鉄軌道導入による効
果を幅広く検討する観点から、英国で用いられ、現在、我が国においてその適用
の可能性について検討されている「Wider Impacts」を用いた場合の沖縄への鉄
軌道導入効果について検討を行うものとする。
4.
業務内容
(1) Wider Impacts の適用方法の検討
・公開されている英国のモデル式及びパラメーターを用いた沖縄鉄軌道導入
の効果計測にあたり、その適用方法について検討を行う。
(2) 前提条件の設定
・別途検討されている沖縄鉄軌道の需要予測等の検討結果及び前提条件等を
踏まえ、Wider Impacts 計測に必要な諸条件を設定する。
(3) Wider Impacts の計測
・(1)及び(2)の検討結果等を踏まえ、1 ケースについて沖縄鉄軌道導入
に係る効果を計測する。
(4) 沖縄鉄軌道の導入効果計測にあたっての検討課題の抽出
・沖縄鉄軌道の事業採択等にあたり、Wider Impacts を適用する場合の課題
(モデルの改良、パラメーターの見直し等)を抽出し、今後の検討課題・
検討事項について整理を行う。
(5) 報告書作成
(6) 打ち合わせ協議
打ち合わせ協議は、2回実施するものとする(1回は沖縄、1 回は東京)。
5.成果品
本業務の成果品は次のとおりとする。
・報告書(A4版) : 3 部
・電子データ(CD-R) : 1 部
・その他担当職員から指示のあったもの : 1 式
6.再委託の制限等
(1)一括再委託の禁止等
契約の全部の履行を一括又は分割して第三者に委任し、又は請負わせることが
できない。また、以下の業務(以下「契約の主たる部分」という。)について
は、その履行を第三者に委任し、又は請負わせることができない。
ただし、これにより難い特別な事情があるものとしてあらかじめ県が書面で認
める場合は、
これと異なる取扱いをすることがある。
○契約の主たる部分
・契約金額の50 %を超える業務
・企画判断、管理運営、指導監督、確認検査などの統轄的かつ根幹的な業務
(2)再委託の相手方の制限
本契約の公募参加者であった者に契約の履行を委任し、又は請負わせることは
できない。また、指名停止措置を受けている者、暴力団員又は暴力団と密接な関
係を有する者に契約の履行を委任し、又は請負わせることはできない。
(3)再委託の承認
契約の一部を第三者に委任し、又は請負わせようとするときは、あらかじめ書
面による県の承認を得なければならない。
ただし、以下に定める「その他、簡易な業務」を第三者に委任し、又は請負わ
せるときは、
この限りでない。
○その他、簡易な業務
資料の収集・整理
複写・印刷・製本
原稿・データの入力および集計
その他単純作業的な業務であって、容易かつ簡易なもの