新年のご挨拶 - 新潟県中小企業団体中央会

新年のご挨拶
新潟県中小企業団体中央会
会 長
堀 一
新年あけましておめでとうございます。
平成 29 年の新春を迎えるに当たり、一言ご挨拶を申し上げます。
まずは昨年の年の瀬に発生しました高病原性鳥インフルエンザにより被害に遭われた関係者の皆様
におかれましては、一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。風評被害という 2 次被害が発生し
ないよう、当会としても関係機関と協調し働きかけを行ってまいります。
また昨年は、イギリスの EU 離脱是非を問う国民投票、アメリカ大統領選挙、そして新潟県知事選挙
と、県内外ともに選挙結果の影響にも注視する 1 年間となりました。これらに伴い、円高傾向になり
つつあった為替動向は円安傾向に転換し株高傾向になるなど、年後半に漸く景況感が上向きに転じる
様相を呈していました。
しかし、業界の差異はあれ県内経済を支えている中小企業全体に恩恵は波及しておらず、個人消費
の停滞もあり、売上高の確保や人材確保など依然として厳しい経営環境に中小企業はあります。
そのようななか、新潟県中小企業青年中央会が昨年、創立 40 周年を迎えました。県内にある中小企
業組合青年部や若手経営者等で構成される青年中央会の活動は、組合並びに組合員の発展、さらには
地域経済の振興となります。若さ溢れる活躍に今後も期待したいと思います。
当会は景況を感じ取りながら、前年に引き続き管理運営への支援だけでなく、時代に即した組合の
あり方を模索し、重点事業である「組合間連携の促進事業」
「販売促進支援事業」
「ものづくり・商業・
サービス新展開支援事業」等を通じて組合並びに組合員を支援してきました。
今年も国、新潟県並びに全国中央会や、県内各市町村、商工団体との連携を一層強固なものにしな
がら、平成 26 年に策定した長期ビジョン「協同の絆で創る新連携事業」に基づき、組合並びに組合員
の経営力を高めるための運営支援に取り組むとともに、重点事業等を積極的に実施していきます。
今年が組合や組合員がそれぞれの目標に向かって活き活きと活動し、一段と飛躍する明るい年にな
ることをご祈念申し上げて、新年のご挨拶とします。
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