(仮称)新・いわき市水道事業経営プラン(素案)に対する市民意見の内容

(仮称)新・いわき市水道事業経営プラン(素案)に対する市民意見の内容と
意見に対する市の考え方について
№
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市 民 意 見 の 内 容
意見に対する市の考え方
計画期間の設定が厚生省の「新水道
社会経済情勢が短期間のうちに変化する
ビ ジ ョ ン 」に 従 い 、基 本 計 画 を 10 年 一
現 代 社 会 で は 、将 来 を 的 確 に 見 通 す こ と は 困
区切りとしているが、現在のように社
難 で あ り ま す が 、水 道 事 業 は 大 規 模 な 設 備 投
会の変化が短期間のうちに著しく変化
資 を 必 要 と し 、そ の 費 用 の 回 収 に も 長 期 間 を
する時代に、このようなスパンの計画
要 す る 装 置 産 業 で あ り ま す こ と か ら 、長 期 的
で 良 い の か 、判 断 に 迷 う と こ ろ で あ る 。 な 視 点 で 経 営 し て い く 必 要 が あ る と 考 え て
また、中期経営計画としても、計画
います。このため、アセットマネジメント*
期間は5年を目途に示しているが、は
の 手 法 を 活 用 し 、 今 後 40 年 間 の 投 資 の 可 能
っきりと年度ごとに具体的なタイムス
額 や 更 新 需 要 を 見 通 し た う え で 、計 画 期 間 は
ケジュールを示してほしい(成果達成
10 年 間 程 度 が 望 ま し い と す る 国 の 考 え 方 等
表も準備して、経年ごとに目標値を定
を 踏 ま え 、理 念 や 施 策 の 方 向 性 、目 標 等 を 定
めてそれをフォローする)。
め る 「 基 本 計 画 」 は 、 計 画 期 間 を 10 年 間 と
させていただきます。
ま た 、目 標 を 達 成 す る た め の 具 体 的 な 取 組
を 定 め る 「 中 期 経 営 計 画 」に つ い て は 、状 況
の 変 化 に 柔 軟 に 対 応 す る た め 、計 画 期 間 を 5
年 間 と す る こ と と し 、頂 い た ご 意 見 等 を 参 考
に し て 、成 果 指 標 、年 度 毎 の 目 標 値 と 具 体 的
な 事 業 項 目 、さ ら に は フ ォ ロ ー ア ッ プ の 考 え
方 等 を 定 め 、計 画 の 進 行 管 理 を 行 っ て い く 考
えであります。
な お 、水 道 事 業 を 取 り 巻 く 環 境 の 変 化 を 注
視 し 、必 要 な 場 合 は 、計 画 期 間 内 で あ っ て も 、
随時計画を見直すこととしています。
2
*
安全な水資源を維持・管理していく
安 全 な 水 資 源 の 維 持 管 理 に つ い て は 、「 中
ためには、水道事業者のみの行動指針
期 経 営 計 画 」で 定 め る 取 組 2「 水 道 水 源 の 保
だけではなく、近隣市町村・林野庁な
全と強化」の中で、「水道水源の監視強化」
どと連携した、取り組みも大事になっ
事 業 を 位 置 づ け て お り 、水 道 水 源 河 川 の 上 流
てくると思うので、関係機関との調整
に 位 置 す る 8 市 町 村 と の「 水 質 汚 濁 対 策 連 絡
を盛り込んだ計画書を作成してほし
協 議 会 」な ど を 、今 後 も 継 続 し て 実 施 し て い
い。
きたいと考えております。
【アセットマネジメント】
今後必要な施設更新の費用と、施設更新への投資の可能額について将来見通しを算定
し投資の可能額が不足すれば、その財源を確保する様な検討を行い、持続が可能な事業
運営を目指すという資産管理の手法をいう。
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(仮称)新・いわき市水道事業経営プラン(素案)に対する市民意見の内容と
意見に対する市の考え方について
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① 水道事業の広報
意見に対する市の考え方
水 道 事 業 の 広 報 に つ い て は 、本 プ ラ ン の 方
向 性 の 一 つ で あ る「 持 続 」の 観 点 か ら 、重 要
全でおいしいと高く評価をされて
な 事 業 と し て 進 め て い く こ と と し て お り 、今
い る が 、ま だ ま だ 水 質 規 制 の 対 象 に
後増大する更新需要や人口減少等の諸課題
なっていない有害化学物質の混入
へ の 対 応 策 や 、水 道 事 業 の 主 な 収 入 で あ る 水
が 心 配 さ れ て い る 。新 し い 浄 化 方 法
道 料 金 の 制 度 解 説 等 に つ い て 、市 民 の 皆 様 に
き
( 塩 素 殺 菌 の 是 非 )の 開 発 や 給 水 コ
分 か り や す く 広 報 し 、水 道 事 業 に 対 す る 理 解
ス ト の 削 減 な ど 、取 り 組 む べ き 課 題
を深めていただく必要があると考えており
は 多 く あ る が 、市 民 の 健 康 の 原 点 で
ます。
化
日本の水道は世界的に見ても安
べ
強
3
市 民 意 見 の 内 容
す
取
こ の た め 、中 期 経 営 計 画 の 取 組 34「 分 か り
(施
一翼を担っている大事な事業であ
や す い 情 報 の 積 極 的 な 提 供 」の 中 で 、経 営 状
ること及び市民の節水意識の啓蒙
況 等 に つ い て は「 経 営 内 容 の わ か り や す い 広
を 含 め 、機 会 あ る ご と に 市 民 へ 広 報
報 」事 業 を 、緊 急 情 報 の 発 信 等 に つ い て は「 電
し 、ご 理 解 を 得 る こ と が 必 要 で あ る
子 媒 体 を 活 用 し た 情 報 提 供 の 推 進 」事 業 を そ
と 考 え る( 水 道 料 金 制 度 の 開 示 や ほ
れ ぞ れ 位 置 づ け 、頂 い た ご 意 見 を 参 考 に し な
かの地域との比較検証)。
が ら 、効 果 的 に 進 め て い き た い と 考 え て お り
策)
組
もある水道事業はライフラインの
ます。
② 再生エネルギーの活用や夜間電
再生エネルギーの活用等の促進について
力の利用等の促進が望まれま
は 、中 期 経 営 計 画 の 取 組 31「 環 境 対 策 の 推 進 」
す。
の 中 で「 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 等 環 境 対 策 の 推
進 」事 業 を 位 置 づ け 、調 査 ・研 究 を 進 め て い
きたいと考えております。
③ 農業集落排水対策の推進による
排水対策の推進による水源環境の維持に
水源環境の維持が望まれます。
つ い て は 、中 期 経 営 計 画 の 取 組 2「 水 道 水 源
の 保 全 と 監 視 」の 中 で「 水 道 水 源 の 水 質 保 全
補 助 事 業 」を 位 置 づ け て お り 、水 道 水 源 保 護
地域内で浄化槽を設置する方又は農業集落
排水事業に加入する方に対する補助金交付
な ど を 、今 後 も 継 続 し て 実 施 し て い き た い と
考えております。
④ 危機管理を盛り込んだ管理運営
対策の強化が望まれます。
危機管理を含む管理運営対策の強化につ
い て は 、東 日 本 大 震 災 の 経 験 を 踏 ま え 、中 期
経 営 計 画 の 取 組 1「 水 安 全 計 画 の 推 進 」、取
組 19「 水 道 事 業 計 画 の 推 進 」及 び 取 組 20「 水
道 危 機 管 理 マ ニ ュ ア ル の 充 実 と 訓 練 」等 に お
い て 、強 化 し て 実 施 し て い き た い と 考 え て お
ります。
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