JA全中 Monthly Report 併せてJA全中ホームページ(http://www.zenchu-ja.or.jp/)もご覧ください。 奥野会長 12 月定例会見 会長からのメッセージ 奥野会長は12月 8 日、定例会見 を行いました。 「 3 月末に規制改革 会議が生乳指定団体の廃止の提言 を行ってから、4 月 1 日に新農協法 の施行、その後14日に発生した熊 本地震、7 月10日投開票された参 議院選挙。そして 9 月以降の農業改 革、自民党の農林水産業骨太方針策 定 PT キャラバンなど、本当に忙し い 1 年で、さまざまな対応に追われ ました」と1 年を振り返りました。 12 月 ードアップしながらしっかりと 進めていきます。 世界の潮流が保護主義に流れ の規制改革推進会議の提言は、 ている動きがありますが、われ 農業改革がいきなり農協改革と われがやらねばならないことは、 いう形にすり替わっていました。 どのような環境に置かれても、 改革の全ての課題は現場にあ 日本農業がしっかりと自分の足 ります。JAは農業者の視点の で立っていくことだと思います。 経営に切り替えられるか。また、 全国のJAがひとつになって、 地域住民から“JAがなくては 地域住民、農家組合員の方に応 ならない存在”であることを実 えていけるよう、しっかりと事 感し、受け入れていただけるよ 業に取り組み、意識を浸透させ う、実行していくことです。 ることが、私の改革の路線です。 ステップを踏まないと、変わ しっかりと道筋をつけられるよ 日本農業の構造を大きく変え れないのは事実です。新しい年 う努力していきます。 ていくため、われわれは真 摯 に は、農業構造の改善のため、や 取り組んできたのですが、11月 らなくてはいけないことをスピ しん し バケツ稲の新米と 有田焼のお茶碗の コラボレーション JAグループのウェブサイト(http://org. ja-group.jp/message)にも掲載しています。 稲で栽培した新米を有田焼の特製 ちゃわん 茶碗で味わう「試食会」を、都内の 小学校で実施しました。12月 5 日 付の『東京新聞』と『西日本新聞』 に特集企画「米づくりで育む 豊か な心」を掲載して紹介しました。 バケツ稲を体験した生徒たちが、 お米を味わいながら、稲作と有田焼 の歴史と特徴を学びました。 天皇杯を受賞した 長崎県のミカン農家と JAの熱意を伝える チ栽培に取り組む様子や、ジュース やゼリーなど、風味を生かした加工 品の紹介など、品質向上に取り組む 農家とJAの熱意と創意工夫を伝え 訪問記」の 4 回目が、12月15日発 ました。 第45回日本農業賞と第55回天皇 14 ることで、糖度を高めるシートマル 『週刊文春』掲載中の「農業最前線 売号に掲載されました。 JA全中では、平成元年から、学 杯園芸部門を受賞したJAながさ 校教育における食育の教材として、 き西海させぼ地区かんきつ部会を料 「バケツ稲づくり」の普及に取り組 登録園制度」を導入し、雨を遮断す 理研究家の平尾由希さんが訪問、ブ 会長の対談は『月刊JA』ホームペ ージでもご覧いただけます 12月号で紹介したスズキ・鈴木修会長と の対談(『日本経済新聞』12/5掲載)、林 修さんとの対談( 『朝日新聞』12/6掲載)は、 んでいます。 ランド化に成功した数々の要因を探 平成28年は、創業400年を迎え りました。 zenchu-ja.or.jp/public/ja)からもご覧いた た有田焼(佐賀県)と連携、バケツ 栽培データを一元管理する「園地 だけます。 月刊 JA 2017/01 『月刊JA』ホームページ(http://www.
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