JA全中 Monthly Report 併せてJA全中ホームページ(http://www.zenchu-ja.or.jp/)もご覧ください。 JA全中会長からのメッセージ 奥野会長は8 月10日、全中臨時総 会、理事会終了後、会長定例会見を 行いました。 就任から1 年を迎えるに当たり、 し ん ちょく ①JAグループの自己改革の進 捗 状 況と意気込み、②農業の成長産業 化、③生産資材価格の議論等につい て語り、JAが地域に欠かせない組 織と評価されるよう、事業を行うこ とが肝心と強調しました。 保護)を得て、高い価値の商売 をすることもできます。みんな で知恵を出し合って取り組めば、 日本農業は競争力のある産業に なれます。 「地域にJAがないと困る」と いう声が全国から上がるよう、 事業を行うことが肝心です。地 域に繁栄をもたらすことが、結 果的にJAを守ることになるの 日本の人口が減少し、市場が です。 縮まるという負のスパイラルに 「JAの生産資材が高い」とい 陥るのではなく、若い人を惹 き う話がありますが、公平に、し つける魅力ある農業になるため、 っかりと見てもらうよう、JAの 「新たな展開」を行うべきです。 経済事業改革でも全国連一丸と 農産物は素材では価値が薄いが、 なって、組織を挙げて議論して いろんな手法で加工すれば値打 いきます。 ひ ちが出ます。私は地元で栽培し た野菜を漬物に加工して販売し 全国連共同記者会 見・懇談会を開催 7 月22日、JA全中、JA全農、 JA共済連、農林中央金庫の各会 長・理事長が、共同で記者会見と懇 談会を行いました。 奥野会長の「マスコミの皆さんと 会う頻度を上げて、JAグループ全 体でお付き合いしたい」という強い 意向で、JA全国連のトップと一緒 に会見の場を設けました。会見後に は、懇談会で記者と意見交換を行い ました。 これからも、共同で会見・懇談会 を行うなど、“JAグループ一丸とな って、創造的自己改革に挑戦してい る” ことを多くの人たちに知っても らえるよう、さまざまな広報対応を していきます。 会長メッセージはJAグループのウェブサ てきましたし、イタリアのワイ イト(http://org.ja-group.jp/message)に ン業界のように GI(地理的表示 も掲載しています。 JAグループと 経団連首脳との 懇談会 荒川静香さんが 今年も農家を訪問 します 荒川静香さんが東日本大震災か らの復興に頑張る農家やJAを訪ね る『週刊新潮』 「かがやいてる、元 8 月 2 日、JAグループと(一社) 気な農家」が今年もスタートします。 日本経済団体連合会(経団連)の 2011年から続く企画で、本年の 首脳が懇談会を開催し、これまでの 1 回目( 9 月 1 日発売号)では、福 成果や今後の計画について意見交 換を行いました。懇談後のぶら下が 14 8 月 奥野会長 (左) と経団連榊原会長 (右) 島県JA会津よつば管内の南郷トマ ト生産組合の復興の歩みを紹介しま り会見では、全中の奥野会長と経団 農業の課題解決に貢献したい」と応 す。 連の榊原定征会長が対応、奥野会 えました。 10月中には、宮城県、岩手県の 長は「農業を『なりわい』から産業 会合では、ICT を活用した高精度 取り組みを掲載する予定です。 にするため、経済界とは方向性は一 気象情報システムなど実用化された 9 月30日まで『月刊JA』ホーム 致している。しっかりと連携を図り、 事例が報告されたほか、農業界の ページで誌面(http://www.zenchu- 知恵を借りたい」と語りました。榊 ニーズに応じた経済界の技術の掘り ja.or.jp/public/ja)の(PDF)をご覧 原会長は「経済界の技術を提供し、 起こしを行うことが確認されました。 になれます。 月刊 JA 2016/09
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