JA全中 Monthly Report 併せてJA全中ホームページ(http://www.zenchu-ja.or.jp/)もご覧ください。 奥野会長 会長からのメッセージ 特別編 業とも連携し、解決に当たって 合」 「食」 「農」をテーマにした対談 いかなければならないと肝に銘 を行いました。奥野会長は冒頭、 「行 じています。 き過ぎた現代の資本主義社会の犯 JAグループの 8 つの全国組 した過ちを矯正していけるのは、協 対談での会長の言葉を紹介します。 べられない子どもたちへの対策 Aグループは国や行政機関、企 画で、作家・佐藤優さんと「協同組 述べました。今月は特別編として、 できました。困窮する人々や食 は、焦眉の急だと思います。J 奥野会長は『週刊新潮』の特集企 同組合運動をおいてほかにない」と 7 月 織のトップが毎月集まる定例会 ています。この問題の解決には、 を設けました。縦割りの事業に JAグループの力を結集すると 横糸を織り込んでひとつのもの ともに、生協など他の協同組合 に束ねていく作業をやらないと 私の生まれた村は非常に協同 の皆さんとしっかりとスクラム いけません。JAの現場でも、と 意識が強い地域で、村で医者を を組むことが必要です。 ことん話し合い、結論を出して 雇っていました。あまり豊かな 「自国民に十分な食料を与えら もらいます。トップダウンでは 村でもなかったので、みんなで れない者は、政府の責任を放棄 なく、ボトムアップが創造的自 己改革への挑戦につながります。 助け合わないとやっていけない することだ」と海外の農業関係 という思いが強かったのです。 者に会うと、一様に同じことを 生協の活動に引かれ、大学時代 口にします。オーストラリアの 『週刊新潮』 「 も っ と『 協 同 組 合 』 『食』 から取り組んだことも、小さい 農業相も「われわれは輸出ばか 『農』に光を 奥野長衛・佐藤優対談」は、 ときからそのような環境で育っ りに躍起になっているのではな たからです。今、日本では、6 い。最終的な目的は、自国民を 人に 1 人の子どもが貧困状態に 絶対に飢えさせないことです」 陥り、子どもたちの健康が非常 と語り、国として、自給能力に イト(http://org.ja-group.jp/message)に に深刻な状態にあると指摘され 対する強い意志を感じることが も掲載しています。 8 月31日ま で『 月 刊JA 』 (http://www. zenchu-ja.or.jp/public/ja)ホームページか らもご覧になれます。 会長メッセージはJAグループのウェブサ 査 体 制を 探 り な ネットで GI の 現場を紹介 が ら、30人 の 生 産 者 の 熱 意、 苦 労、 自 負 に つ い 14 スマートフォンを使いこなし、情 役職員の GI 取得までのストーリー て紹介しています。 報を収集する若いビジネスパーソ を紹介します。 日本の農産物の実力を、数字で明 ンに向けて、JAの前向きな取り組 2 回目はJA稲敷の「江戸崎かぼ らかにすることで、記事に客観性と みを紹介するため、JA全中では ちゃ」 、完熟収穫による食感と甘味 説得力をもたらすとともに、現場で ネットメディア『東洋経済オンライ が特徴のブランド野菜です。なぜ江 頑張る生産者、JA役職員の前向き ン』で「日本を変える農業の力。 」 戸崎かぼちゃの市場価格が一般産 な姿を紹介することで、ビジネスパ を展開しています。 品と比較して平均的に1.9倍と高い ーソンをはじめ、幅広い方々に共感 フリーアナウンサーの魚住りえ 単価がついているのか、かぼちゃ生 してもらうことを目指します。 さんが農業の現場を訪れ、地理的 産の非常識とも言える55日完熟に 表示保護制度(GI 制度)に登録さ たどり着いたプロセスと、50年の歴 れた農畜産物の魅力、生産者とJA 史で培われた栽培管理と厳正な検 月刊 JA 2016/08 『東洋経済オンライン 江戸崎かぼちゃ』 で検索してください(http://toyokeizai. net/articles/-/125024) 。
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