2017 年 1 月 兵庫県教育委員会 教育長 高井 芳朗 様 県「行革」による賃金カットの撤回を求める要求署名 私たちは県「行革」によって、現在、給料月額で 1.1%~1.6%、地域手当で 1.5%の削減を受けていま す。 「新行革プラン」による賃金削減は 2008 年に始まり、当初 5 年間という約束だったのが、もはや 9 年 目を迎えています。その前の「県行財政構造改革推進方策」による賃金カットを含めると 15 年にも及び、 その間私たちは賃金削減を受け続けてきたのです(下の資料参照) 。 このように賃金の独自カットをしている自治体は、全国で兵庫県だけです。人事委員会も、報告の「終 わりに」の部分で「改革期間内における当該抑制措置の解消方針を明確にし、確実に実行されることを要 請する」と述べています。 年末の確定交渉で、県「行革」部分について県当局は成案を示せず、年明けに再度交渉となりました。 つきましては、下記の項目を要求しますので、誠意ある回答を求めます。 《参考資料》 2000 年~2005 年 「県行財政構造改革推進方策」による削減(一時金の削減、12 月昇給延伸など) 2008 年~ 「新行革プラン」による賃金カット(給料月額、地域手当、役職加算の削減など) 県「行革」は「震災の復興により悪化した県財政を立て直すため」と称して始まりましたが、実際には、医療 や福祉、教育費を削減し、無駄な公共事業(あわじ交流の翼港など)や大企業優先(パナソニック尼崎工場-す でに撤退-に 218 億円もの補助)の「構造改革」を行い、県民生活を犠牲にしてきました。 これまでの私たちの賃金削減総額は、高齢層では 300 万円にも上ります。 要求項目 県「行革」による賃金カットを即時撤回すること ( 職場名 名 前 名 ) 前 取扱い団体 兵庫県高等学校教職員組合 兵庫教職員組合
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