群馬県感染症情報 -トピックス- (2016年, No.13) 発行:平成28年12月27日 インフルエンザ注意報発令! ◆ 県内の最新の流行状況《2016年第51週(12月19日~12月25日)》 県全体で1医療機関当たりの患者報告数(14.09)が注意報値(基準値10)を上回り、県内で インフルエンザ注意報が発令されました。地域によっては警報値(基準値30)を超えています。 ● 地域別では、富岡地域(31.67)、太田地域(18.10)、高崎市(17.57)、伊勢崎地域(15.50) などから多くの報告がありました。 ● ※ ()内:定点当たり報告数(人)、1医療機関当たりの患者報告数のこと。 ● ● インフルエンザ様疾患による学校の臨時休業(学級閉鎖など)の報告も増加しています。 定点医療機関からの報告では、A型が流行しています。また、群馬県衛生環境研究所におけるインフル エンザウイルス検出状況をみると、主にインフルエンザウイルスAH3が検出されています。 群馬県のインフルエンザ患者報告数推移 50 2012/13シーズン 40 30 2013/14シーズン 2014/15シーズン 警報値(基準値30) 2015/16シーズン 2016/17シーズン 20 ( ) 定 点 当 た り 報 告 数 10 注意報値(基準値10) 人 0 36 38 40 42 44 46 48 50 52 9月 10月 11月 12月 1月 2 4 6 8 2月 10 12 14 16 18 20 22 24 26 28 30 32 34 週 3月 4月 5月 6月 8月 7月 ◆ かからないためには? 可能な限り、不要不急の外出は控えましょう。 できるだけ人混みを避けましょう。 外出から帰宅した時には石けんで手を洗いましょう。 ● 十分な睡眠と栄養を摂りましょう。 ● ● ● ◆ うつさないためには? 咳などの症状がある人は咳エチケットを守りましょう。 咳・くしゃみをするときには、ティッシュなどで口と 鼻を押さえ、周囲の人から顔をそむけましょう。 ● 使用後のティッシュは、すぐにフタ付きのゴミ箱に捨 て、手を洗いましょう。 ● 医療機関を受診する際には、必ずマスクを着用しま しょう。 ● ※赤色(30人以上)は、 警報値以上の地域 ※橙色(10~30人未満)は、 注意報値以上の地域 地域別報告状況 (第51週現在) ◆ インフルエンザなどの感染症相談窓口 インフルエンザの相談は、県保健福祉事務所(保健所)、前橋市保健所、 高崎市保健所でお受けしています。 ● 厚生労働省のインフルエンザなどについての相談窓口: 0422-70-1485 月曜日~金曜日(土日祝日を除く)9:00~17:00 ● 群馬県のインフルエンザに関する情報: http://www.pref.gunma.jp/02/p07110015.html ● 群馬県のマスコット 「ぐんまちゃん」 *この情報に関するお問い合わせ先:群馬県感染制御センター(群馬県衛生環境研究所) TEL: 027-232-4881 E-mail:[email protected]
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