群馬県感染症情報－トピックス－（2016年, No.2）発行：平成28年2月2日インフルエンザ注意報発令！ ◆ 県内の最新の流行状況《2015年第4週（1月25日～1月31日）現在》県全体で患者報告数（20.76）が注意報値（基準値10）を上回り、県内でインフルエンザ注意報が発令されました。また、全国的にも患者報告数が増加しています。 ● 地域別では、富岡地域（32.00）、藤岡地域（29.33）、桐生地域（26.33）、東部地域（25.80）、高崎市（22.73）、館林地域（20.70）、吾妻地域（20.00）などから多くの報告がありました。 ● ※ （）内：定点当たり報告数（人）、1医療機関当たりの患者報告数のこと。 ● ● 今年に入り、インフルエンザ様疾患による学校の臨時休業（学級閉鎖など）の報告も急増しています。定点医療機関からの報告では、A型、B型がともに流行しています。また、群馬県衛生環境研究所におけるインフルエンザウイルス検出状況をみると、主にAH1pdm09、B型が検出されています。群馬県のインフルエンザ患者報告数推移 50 2011/12シーズン 40 人 2012/13シーズン警報値（基準値30） 2013/14シーズン 30 （）定点当たり報告数 2014/15シーズン 2015/16シーズン 20 注意報値（基準値10） 10 0 36 38 40 42 44 46 48 50 52 9月 10月 ◆ どんな病気？ 11月 12月 2 1月 4 6 2月 8 10 12 14 16 18 20 22 24 26 28 30 32 34 週 3月 4月 5月 6月 7月 8月予防方法は？突然の発熱で発症し、上気道炎症状や、全身倦怠感、頭痛、筋肉痛などを伴います。 ● 症状があれば、早めに医療機関を受診してください。 ● 可能な限り、不要不急の外出は控えましょう。 ● 外出から帰宅したときには、手洗いを行いましょう。手洗い方法： http://www.pref.gunma.jp/02/p07110020.html ● 咳などの症状がある人は、咳エチケットを守りましょう。特に、症状がある方は、医療機関を受診する際には必ず、マスクを着用しましょう。 ● 児童・生徒などは、学校保健安全法により出席停止になります。登校については、医師と相談してください。 ● ※赤色（30人以上）は、警報値以上の地域 ※橙色（10～30人未満）は、注意報値以上の地域地域別報告状況（第4週現在） ◆ インフルエンザなどの感染症相談窓口インフルエンザの相談は、県保健福祉事務所、前橋市保健所、高崎市保健所でお受けしています。 ● 厚生労働省のインフルエンザなどについての相談窓口：０３－５２７６－９３３７月曜日～金曜日（祝祭日除く）９：００～１７：００ ● 群馬県のインフルエンザに関する情報： http://www.pref.gunma.jp/02/p07110015.html ● 群馬県のマスコット「ぐんまちゃん」＊この情報に関するお問い合わせ先：群馬県感染制御センター（群馬県衛生環境研究所） TEL: 027-232-4881 E-mail：[email protected]