18.保健・医療 運用指標(Operation Indicator)

18.保健・医療
運用指標(Operation Indicator)※
区 分
基本
指 標 名
指標作成方針・方法
検査・手術数(件)
一定期間における当該設備・機器を用いた
Number of Testing・Operations
検査・手術数
ターゲット
実施機関と協議
目
的
備
考
保健・医療設備・機器の運用状況の
当該設備・機器が稼動しているか否かを
把握
確認するとともに稼動の程度を把握す
るもの。当検査、手術の種類も明らかに
しておく。
基本
入院・外来・救急患者数(人)
一定期間内の入院・外来・緊急患者数
実施機関と協議
保健・医療施設の運用状況の把握
病床稼働率(%)
(一定期間内の稼動病床数)÷(同期間内の
実施機関と協議
保健・医療施設の運用状況の把握
Bed Occupancy Rate
総病床数)×100
受診・分娩・患者死亡数(人)
一定期間内の患者への検診、分娩数、及び
実施機関と協議
保健・医療施設の運用状況の把握
Number
患者死亡数
実施機関と協議
保健・医療従事者の能力向上活動の
Number Of Inpatients・
Outpatients
・
Emergency
Patients
補助
補助
of
Patients
Diagnosed・Childbirth・Hospital
Death
補助
研修受講者数(人)
一定期間に研修を受講した医師、看護婦、
Number of Physicians, Nurses,
その他の医療従事者数
実施状況の把握
Co-Medical Workers Trained
行政区全体
補助
受診者数(人)
一定期間内の受診件数
実施機関と協議
Number of Patients Diagnosed
当該地域の保健・医療施設の利用状
況の把握
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事業対象地域を含む行政区にて測定。
効果指標(Effect Indicator)※
区分
指 標 名
指標作成方針・方法
ターゲット
目
的
行政区全体
基本
補助
出生率・死亡率(人口千対)
人口 1,000 人当たりの年間出生、死亡数
Birth Rate・Mortality Rate
(死亡数)÷(人口)×1,000
5歳未満児死亡率(出生千対)
出生数 1,000 人に対する5歳未満児の年
Under 5 Mortality Rate
間死亡数
実施機関と協議
当該地域の保健・医療水準向上へ
の効果発現状況の評価
実施機関と協議
当該地域の保健・医療水準向上へ
の効果発現状況の評価
(5歳未満児死亡数)÷(出生数)×1,000
補助
乳児死亡率(出生千対)
出生数 1,000 人に対する1歳未満児の年
Infant Mortality Rate
間死亡数
実施機関と協議
当該地域の保健・医療水準向上へ
の効果発現状況の評価
(乳児死亡数)÷(出生数)×1,000
補助
妊産婦死亡率(出産 10 万対)
出産 10 万に対する妊娠中、分娩時及び分
Maternal Mortality Rate
娩後 42 時間以内に妊娠関連の原因で死亡
実施機関と協議
当該地域の保健・医療水準向上へ
の効果発現状況の評価
した女性の年間人数
(妊産婦死亡数)÷(出産数)×100,000
補助
疾患別死亡率(人口 10 万対)
人口 10 万人に対する感染症、非感染症
Mortality Rate By Diseases
(癌、心臓病等)の疾患別の死亡数
実施機関と協議
当該地域の保健・医療水準向上へ
の効果発現状況の評価
(疾患別死亡数)÷(人口)×100,000
補助
平均余命
生存年数
実施機関と協議
Life Expectancy
補助
当該地域の保健・医療水準向上へ
の効果発現状況の評価
罹患率(年間)(人口 10 万対)※※
人口 10 万人に対する感染症、食中毒等の
Incidence Rate
疾病罹患患者数
実施機関と協議
当該地域の保健・医療水準向上へ
の効果発現状況の評価
(1 年間の患者数)÷(人口)×100,000
補助
有病率(人口千対)
人口 1,000 人に対する一定時に発病した
Prevalence Rate
患者数
実施機関と協議
当該地域の保健・医療水準向上へ
の効果発現状況の評価
(一定時の発病患者数)÷(人口)×1,000
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備
考
※
:ここでは、病棟建設や医療資機材供与と研修事業を行なうプロジェクトを想定しているが、記載されていないものがより有効な場合も考えられ、適宜事業の
内容、性格に応じ運用・効果指標を選定する。事業のより直接的な効果の把握に関しては、運用指標より効果指標を選択することもできる。
※※:医療設備等により、それまで診療できなかった(データ上現れなかった)患者がカウントされ、本指標が増加を示すことも想定される。
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