STOP! 巻き込まれ災害 動力機械の背面に危険な箇所はありませんか? ∼ 死亡災害が発生 ∼ 岡谷労働基準監督署 平成28年12月、動力機械設備の背面で作業していた労働者が、隣接する回転軸に 作業服が巻き込まれ、窒息するという死亡災害が発生しています。 動力機械設備による「はさまれ・巻き込まれ」災害は、「稼働中の機械設備」と「作業者」 が接触して発生することから、通常の作業位置はもとより、機械設備の背面においてメン テナンス作業等が行われている場合、その周辺に「はさまれる」または「巻き込まれる」危険 な箇所が無いかを再度、確認して下さい。 回転軸シャフト 災害事例 【30代・男性・死亡】 グレーチング (災害の概要) 稼働している機械設備の背面において、配管 コックを操作していた労働者の作業服が、隣接 回転方向 する回転軸シャフトに巻き付き、着衣により身体 が絞め付けられることにより、窒息した。 配管コック 配管 はさまれ・巻き込まれ災害防止のポイント (機械災害防止の2原則) ① 「隔離」の原則 作業者と動力機械とを隔離する。 ② 「停止」の原則 稼働部に近づく場合は、機械を停止する。 非常停止ボタンは、作業者の手の届く場所に設置する。 ( H28.12 )
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