ORACLEデータベースの加速化と シンプル化

ORACLEデータベースの加速化と
シンプル化
EMC DSSD
D5がOracleデータベースをハイ
パフォーマンス用に新定義
ビジネスの俊敏性を損なうORACLEデータベースの複雑性
今日の企業が、自社の製品やサービスを差別化する戦略的決定を行うには、ビジネス分
析から得られる迅速で俊敏なインサイトが必要です。データベースはこのプロセスに欠か
せない存在であり、Oracleは市場で最も広く使用されているデータベースです。ただし、
Big
Dataを含むデータ急増の重圧と分析のメインストリーム化が相乗作用を生み、データベ
ース アプリケーションの要件があまりにも急速に増大し、ストレージ
アーキテクチャのパフォーマンスがついていけていません。
EMC DSSD D5ラック
スケール フラッシュ
画期的なIOPS、レイテンシ、スループッ
トを提供する高密度の共有フラッシュ
ストレージ
メリット
より多くの分析を実行し、より多くのトラ
ンザクションを処理して、よりサイズの大
きなデータセットを活用することによって
、信頼性の高いビジネス
インサイトを生成し、収益向上を図ること
が可能になります。

サイズの大きいワーキング
データセットまたは予測可能で極め
て低いレスポンス
タイムを必要とする、ハイ
パフォーマンスのデータ集約型ワー
クロードを加速化

Oracleの操作をシンプル化し、高コ
ストの回避策に対する依存度を最
小化することにより、俊敏性を向上

OLTPとOLAPの両方のOracleデー
タ マートを統合して、データ
マートの無秩序な増加を阻止

ボトルネックとしてのストレージを削
除して、アプリケーション
サーバのCPUをフルに活用し、ソフ
トウェアのROIを向上
ソリューション概要
これに対する回避策(高度なインデックス作成/パーティショニング
スキーム、データを事前計算してマテリアライズド
ビューでクエリーを高速化する手法、ワークロードのサイロ化など)は、パフォーマンスの
ボトルネックをバイパスするよう設計されています。これらの手法のパフォーマンス
メリットにはトレードオフがついて回り、Oracle環境が肥大化し、柔軟性が損なわれ、導入
と管理が大幅に複雑化します。この複雑化により、Oracleのスコープを拡張して、ビジネ
スの俊敏性を高め、分析に基づく決定を迅速化するのがますます困難になります。
これらの問題に対処するには、以下を行う必要があります。
あらゆるデータを活用して最善の決定を下す。Oracleデータ
マートがサイロ化されていると、分析対象データの検索、クリーンアップ、統合が極
めて困難になります。その結果、アプリケーションからは、データのサブセットに基づ
く質の低いインサイトしか得られず、ビジネス
アナリストは、複数のソースからのデータをふるいにかけたり、ソートしたりする作業
に大半の時間を費やすようになります。
リアルタイムで決定を下す。マテリアライズド
ビューなどの回避策に頼ると、データの鮮度が常に落ち(作成されてから1週間以
上が経過していることも尐なくない)、レポート作成アプリケーション間でデータの不
整合が生まれます。このことが予測不能のクエリー レスポンス
タイムと重なると、時間的制約のある高価値のインサイトが特に必要となる年度末
などに、そのようなインサイトを得られなくなります。
セルフ サービスを有効化する。真のセルフ
サービスには、基本テーブルにアクセスできることに加え、一貫した低レイテンシの
レスポンス タイムが必要です。ただし、基本テーブルに対するアドホック
クエリーを許可することは、パフォーマンスが制約されるためベスト
プラクティスとは言えません。
迅速なプロジェクト
デリバリによって継続的に革新する。Oracle導入環境の複雑さは、IT効率を制限し
、プロジェクトのデリバリをひどく遅らせる原因となります。新しいクエリーやレポート
のための軽微な変更を加えるために、数週間、場合によっては数か月かかります。
このことはビジネスを妨害するだけでなく、シャドーITプロジェクトを許してしまう原因
にもなり、Oracle環境のさらなる複雑化を招きます。
ORACLEの高速化とシンプル化によってビジネスの俊敏性を
実現
EMC® DSSD™ D5™ラックスケール フラッシュ
アプライアンスは、コンピューティングとストレージの間に従来から見られるパフォーマンス
ギャップを解消する目的で設計されています。DSSD
D5は、現在利用可能な最速のOracleデータベース
パフォーマンスを実現することにより、今日だけでなく将来も視野に入れて、Oracleアプリ
ケーションのデータ/分析要件の増大に対応します。
D5は、複雑でコストのかかる回避策の必要性を大幅に軽減することによって、データベー
ス
チームによるデータベースの設計/構築方法を根本から変革します。これらの回避策は実
行に時間がかかるため、企業は独自のビジネス
データに基づいて迅速な決定を下すのが困難になります。DSSDは、リアルタイムのデー
タ主導型インサイトによってユーザーを束縛から解放することにより、ハイ
パフォーマンス向けにOracleデータベースを再定義します。
ORACLEデータベース向け
の最速プラットフォーム
シングルDSSD D5

530万8KB IOPS(340マイクロ秒時)

400万8KB IOPS(250マイクロ秒時)

57 GB/秒の帯域幅

144 TBフラッシュ、5U
フォーム ファクタ
データに迅速にアクセスできるとアドホック分析が可能に
DSSD
D5の超高速パフォーマンスにより、I/O集約的、帯域幅集約的、かつレイテンシ集約的な
アプリケーションの加速化が実現します。D5では、複雑なビジネス インテリジェンス
クエリーが最大15倍高速化するため、定期クエリーをアドホック
クエリーに切り替えることが可能になります。その結果、D5によって最も鮮度の高いデー
タが提供され、基本テーブルにアクセスすることが可能になるほか、マテリアライズド
ビューの更新が最大で30倍高速化します。また、レスポンス
タイムが一貫して高速なため、アプリケーションの拡張も容易です。
ツインDSSD D5

1,060万8KB IOPS(340
マイクロ秒時)

800万8KB IOPS(250マイクロ秒時)

114 GB/秒の帯域幅

288 TBフラッシュ、10Uフォーム
ファクタ
「DSSDでは、これまでに経験した
ことのない迅速さでアプリケーショ
ンと分析をサポートできます。この
次世代フラッシュ
ストレージへの大飛躍を果たすこ
とを決めたのは、そのためです。
もう以前の環境に戻ることなど考
えられません。」
ORACLEのデプロイメントをシンプル化して、DBAサイクルを解放
DSSD
D5の次世代パフォーマンスにより、お客様は時間とコストのかかる手作業の回避策をで
きる限り不要にして、データと分析のデリバリを合理化することができます。環境がシンプ
ル化および最適化されると、プロジェクト タイムラインが短縮し、レスポンス
タイムの予測可能性が高まり、システムの肥大化が50パーセント以上解消され、より多く
の付加価値サービスに集中する時間がデータベース管理者に与えられるため、ビジネス
の俊敏性が実現します。
複数のアプリケーションとワークロードを統合
複数のOracleデータベース アプリケーションを1台のDSSD
D5アプライアンスに統合すると、データ
マートの無秩序な増大を阻止し、データを局所化して、ライセンス支出の可視性を高める
ことができます。DSSD D5には、数十個のOracleデータ マートのパフォーマンス
ニーズを満たすだけの処理能力があり、また、SASやHadoopなどのOracle以外のアプリ
ケーションを同時に実行する柔軟性もあります。
お問い合わせ
-CMAのチーフ
テクニカル
詳細については、EMCセールス担当者ま
アーキテクト、Brian
Dougherty氏
たはEMC認定リセラーまでお問い合わせ
ください。
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EMC 、EMC、EMCのロゴ、DSSD、およびD5は、EMC
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ght © 2016 EMC Corporation. All rights reserved.(不許複製・禁無断転載) Published in the USA. 08/16ソリューション概要H15233.1
DSSD D5の前面にあるフラッシュ モジュールの色は、示されている画像と異なることがあります。
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