自助 共助

ターを見たりしました。シア
され、悲惨な状況の中、住民
しを行っている様子などが写
ました。併せて大勢の人が集
している様子が展示されてい
自助
とのことでした。学校でも避
難訓練を行いますが、1日の
にいる時間が多いという興味
ターでは、大きな音とともに
うち学校に滞在している時間
ナ ー を 受 け ま し た。 講 師 は、
深い話も伺いました。
まることにより、トイレやプ
で起こるいざこざなど様々な
施設の松本勝男さんです。地
同士のつながりの大切さを感
問題が体験談等をもとに掲示
震の体験をもとに、色々考え
窓 の 外 で 崩 れ て い く 建 物 や、
%に過ぎず、圧倒的に家
地震発生時の部屋の中の様
子を再現した展示では、冷蔵
されていました。
は
知りました。地震を実際に体
庫が転んでいたり、電子レン
させられるお話を伺うことが
展示スペースを一通り回っ
た後、地域防災力アップセミ
験した人の中には、この音を
ジが落ちていたり、家電等が
できました。
ライバシーの確保、あちこち
聞くだけで当時の状況を思い
凶 器 に 変 わ る さ ま を 確 認 し、
じました。
出して、すくんでしまう人も
床の上に様々なものが散乱し
最 初 に お 話 し さ れ た の が、
災害発生時においては、まず
山を映像で目の当たりにして、
いるとのことでした。
ッパとライトを置くといった
当時の地震の恐ろしさを思い
展示スペースでは、地震発
生当時の崩壊した家や崩れ落
格言の展示も併せて行われて
た状況で、枕元には常にスリ
ちた山々の悲惨な様子、また、
い て、
﹁ああそうか﹂と気づ
周りの人を助けられません。
を し て し ま っ た ら、 家 族 や、
いうことでした。自分が怪我
は自分自身を守る﹁自助﹂と
錦鯉の養殖が盛んなこの地域
かされることもありました。
け途方に暮れている様子の写
中越地震では、発生が土曜
日の夕方ということもあって、
自宅にいた率が7割を超えて
ピソードも写真と併せて展示
ながら行っているといったエ
地元の中学生に教えてもらい
雪下ろしのやり方が分からず、
お願いしたが、都会の学生は
の手が足りずボランティアを
であるこの地域は、雪下ろし
の展示や掲示、特に豪雪地帯
仮設住宅においても、生活
するうえで起こる様々な問題
場合を想定して家族でシミュ
避難訓練を行い、いろいろな
のことです。また、自宅での
っておくことがとても重要と
険な箇所を確認し、対策を取
族で話し合い、家の内外で危
半数以上を占めています。家
等による怪我が、負傷原因の
転倒や、落下物、本人の転倒
警察では手が回らず、初期救
で 道 路 が 分 断 さ れ、 消 防 や、
規模の大きい余震により各地
生が土曜の夕方で、度重なる
うことです。中越地震では発
共助とは字の通り共に助け合
助 ﹂ と い う こ と に な り ま す。
自助により、自身の安全が
確 保 で き た ら、 今 度 は﹁ 共
いました。その自宅で家具の
避難所の中では、体育館に
隙間なくびっしりと毛布など
レ ー シ ョ ン し て お く こ と で、
が 多 か っ た そ う で す。 ま た、
されていて、地域ごと違った
き、生死を分ける場合もある
が並んでいる様子や、避難所
ルハウスなどを利用して避難
助には近所の住民によるもの
共助
で養殖池が壊滅的な被害を受
20
とっさの際に的確な判断がで
▲仮設住宅の部屋の様子
課題がある事を感じました。
▲地震発生時の部屋の様子を再現
に入りきれず、農業用のビニ
▲防災グッズ
3 茅野市公民館報 NO.593
真などもあり、被害の深刻さ
を痛感しました。
一方で、救助を待つ間、地
域の住民が協力し合い炊き出
▲壊滅的な被害を受けた錦鯉の養殖池