(別紙1) 企画提案書作成要領 1 基本仕様 (1) 設置場所 別途指示するものとする。 (2) 石 材 ア 御製碑 (ア) 「岩手県産石材」を使用するものとする。 (イ) 石材は、次の条件を満たす大きさとすること。 ・幅 ・奥行 ・高さ 170cm~250cm(最も幅のある部分の長さ) 70cm~120cm(最も奥行きがある部分の長さ) 100cm~250cm(最も高い部分の長さ) (ウ) 石材は、風雨・日照等の自然環境のもとで風化しにくいものを選定すること。 イ 説明碑 (ア) 「岩手県産石材」を使用するものとする。 (イ) 大きさは指定しないが、全体のバランスがとれた大きさとすること。 (ウ) 石材は、風雨・日照等の自然環境のもとで風化しにくいものを選定すること。 ウ 御製及び碑文の彫込み 御製及び碑文は石材の表面に直接彫り込むか、文字を掘り込んである御影石等(産地は問 わない。 )を石材に剥がれないように張り付けるかのいずれの方法でも可とする。 文字の大きさや色は特に指定しないが、御製及び碑文がはっきり読み取れるデザインと耐 久性に留意して施工すること。 (3) 設 計 ア 将来にわたり耐久性に富む構造とすること。 イ 安全性に十分配慮した設計とすること。 ウ 石材の状態を生かし、周囲の環境と調和し格調高いデザインとなるよう設計すること。 (4) その他 ア 御製の原稿は、平成 29 年2月上旬までに提示する(予定) 。 イ 御製は、縦書き6列(タイトル1列、本文5列)で彫り込むことを基本とする。 ウ 碑文は、平成 29 年2月上旬頃に提示する(予定) 。 エ 碑文は、縦書きとする。 オ 「岩手県産石材」の使用は、御製碑のシンボルとなる部分及び説明碑とし、その他の部分(基 礎、土台、文字部分)や基礎工事・装飾に使用する石や砂利等の産地は問わない。 カ 御製碑を軸に複数の石材が連なる、あるいは構成される設計も可とするが、一連の石材は「岩 手県産石材」を使用すること。基本仕様の範囲内で自由に設計するものとする。 キ 配置により、既存の植栽を移植し、あるいは新たに植栽を加える場合の費用は基本仕様に含 めるものとする。 ク 配置により、既設の埋設水道管や電線への保全の必要性が生じる場合は、施工にあたり、施 設管理者等と調整を行う。この過程で、若干の設置位置の修正を協議する場合、あるいは、これ ら埋設設備の保全措置が生じる場合は、この保全にかかる費用は基本仕様には含めない。 2 企画提案書の提出形式 企画提案書の規格は、 「A4版」を基本とし、必要に応じて「A3版三つ折りの折返し」による 作成も可とする。なお、提出に際しては、以下の(1)~(6)までの資料をまとめて、合計8部提出 すること。 (1) 設計デザイン図 ア 全体設計デザイン図 (ア) 御製碑及び説明碑を含めた全体設計について基本仕様により設計すること。 (イ) 図面には、必ず御製碑及び説明碑の幅・奥行・高さの寸法を表記すること。 (ウ) 御製碑等の配置位置が分かるよう、配置全体の寸法も表記すること。 (エ) 御製碑及び説明碑に彫りこむ位置及び縦・横・奥行の寸法を表示すること。 イ 御製碑設計デザイン図 御製碑として使用する石材については、正面図・平面図・側面図(両面) ・背面図・各種詳細 図等を用いて、実物を忠実に表し、できるだけ分かりやすく図示すること。 ウ 留意事項 (ア) 上記ア及びイの設計デザイン図は、カラー若しくは色塗りをしたものに限る。 (イ) 各図面には、必ず縮尺・必要な寸法を明示すること。 (2) 御製碑及び説明碑として使用する石材の写真 ア 使用する石材の全体写真および拡大写真を添付(カラー印刷に限る)すること。 イ 拡大写真は色や粒径等、石の状態が確認できるものを必ず提出するものとする。 (3) 設計説明書 以下の項目を記載した設計説明書を提出すること。 ア 設計内容 設計者の意図がわかるように記載すること。 イ 御製碑、説明碑等に使用する石材 (ア) 石材の名称 (イ) 石材の特徴 (ウ) 石材の産地 (エ) 加工方法 原形のまま使用する場合、原型はそのままで整形程度を行う場合、加工を行う場合 等の手法に応じて、その内容がわかるように記載すること。 ウ その他、特にPRしたい事項等があれば記載すること。 (4) 実施体制 当該業務に従事する監督責任者や有資格者等の配置状況、石材の調達・加工方法等、業務の実 施体制・計画を記載すること。 (5) 施工実績 記念碑等の設置工事を一貫して施工した実績がある場合、下記の項目を記載すること。この場 合、実績の証明となる完成写真(白黒でも可)を添付すること。 ア 名称、施工年月、施工場所 イ 発注者 (6) 見積書 以下の項目を参考に、御製碑等設計・施工に関する全ての費用を提示すること。 ただし、委託費用の上限は、3,500,000 円(消費税、地方消費税込み)を予定していること。 ・デザイン・設計費用 ・施工費用(使用材料費、加工費、基礎工事費、運搬費、建設費) ・設置に係る仮設費用(現場事務所設置費) ・諸経費(間接費、一般管理費) ・消費税相当額 ・その他、設置に関する一切の費用
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