取り組みのポイント 良質なサービスを提供するためには、意欲的でスキルの高いスタッフ の確保が最重要。 →正社員とパートとを区別せず、 各々が持つ力を発揮して活躍してもらう。 ~主な取り組み内容~ ・同一労働同一処遇を基本とする賃金制度と評価制度 ・スキルアップを支援する職場内研修と目標管理体制 ・正社員転換の機会を保障 ・幅広い事由で利用できる短時間正社員制度 ・休暇取得の促進などによるワークライフバランス支援 ・アンケートや面談でスタッフの意向を把握しサポート ・情報共有ツールの活用により職場の「見える化」を促進 取り組み① 同一労働同一処遇を目指した賃金制度と評価制度 賃金制度 ・類似した業務に従事する場合、パート労働者の賃金(時給)を、正社 員の賃金額を時間給計算した額に近づける。 評価制度 ・正社員、契約社員、パート労働者とも同一の評価表を用いて年1回 評価を実施し、その結果を同一の計算方法で賞与に反映。 取り組み② スキルアップを支援する職場内研修と目標管理体制 ・全体研修、部門別研修、個人研修等を実施。雇用形態に関わらず 全員が月1回はこれらを受講するようスケジュール立て ・スタッフ一人ひとりに「研修・目標手帳」を交付し、各々の目標設定と、 上司による指導、サポートに活用。 取り組み③ 正社員転換の機会を、年2回の試験により保障 ・勤務年数1年以上の契約社員、パート労働者が対象。 ・本人の希望と上長の推薦により受験可能。 ・筆記、実技、面接からなる試験を実施。 ・試験の結果は本人にフィードバックしてスキルアップに活用。 ・転換実績13名。 取り組み④ 幅広い事由で利用できる短時間正社員制度 ・所定の週35時間(一日7時間)勤務を、週25時間程度まで短縮可能。 ・正社員転換当初から利用可能。 ・育児、介護だけでなく、その他の家庭事情や自己啓発等、幅広い事 由で認められる。 ・現在1名が制度利用中。 取り組み⑥ アンケートや面談でスタッフの意向を把握し、サポート ・「働き方」に関するアンケートを、全スタッフを対象に年1回以上実施。 ・必要に応じ「休暇アンケート」や「疲労度・ストレスチェック」等も実施。 ・法人代表(理事長)が、毎月全スタッフと15分ずつ面談。 ・産業カウンセラーの「相談室」、保健師による健康相談・生活習慣指 導も利用可能。 60歳以上対象「アンチエイジング健康づくり」 取り組み⑦ 情報共有ツールの活用により、職場の「見える化」を促進 ・雇用形態に関わらず、各拠点に設置したパソコン上で、連絡や報告 事項を日ごとに掲載した「伝言板」や、各人の勤務予定表を閲覧でき、 スタッフ同士がメッセージを伝えることもできる。 ・スタッフは出勤したら、各部門の連絡表と合わせ、これらを確認する。 ・それにより、働きやすく休みやすい環境が整えられた。 新しい取り組み「アンチエイジング研修」 • 「ハートフルは定年なし」 • 60歳以上のスタッフ対象 • • (80歳以上4名、70歳以上20名、 • 60歳以上36名、計60名) • さらに元気で長く活躍できる環境 • 体と心の健康づくりを一緒に楽しんで取り組むプログラム • 個人目標を設定 • 1.健康ウォーキング、スロージョギング • 2.季節ごと、体力に合わせてハイキング • 3.保健師による「問診票」「グループワーク」「個別面談」 • 4.自分の「楽しんでやることリスト」を発表 • 5.「認知症」等の理解を講義で学ぶ 10年15年のスタッフの活躍の場提供 • 数年間の「にこにこシニア」隊活躍(平均77歳) • ご利用者・地域に「歌や踊り」を届ける。 • まだまだ活躍!! • ↓↓ • 地域の憩いの場としてサロンを開設 • 地域の方と一緒に立ち上げ 大盛況! • 一か月280名の方々が出入り。たくさんの催し物を行い、イベントも。 • 地域で関わる人も増えて一緒に。 • 沸き立つアイディアとその実行力、地域の人に繋ぐ力を発揮 • 継続発展! 地域の人と「新・にこにこシニア」発足決定 高齢の人を支える輪が広がる 人が繋がる • 足が悪くなり、歩いてこられない。バイクはもう乗れない。 •↓ ↓ • 孫が送迎、帰りはスタッフが・・・ •↓ ↓ • 孫忙しい。朝起きなかったり・・・ • ボランティアの方が迎えに行く • 立っていられない・・・ •↓ ↓ • でも、手は動く。刻む、並べるなど • 一緒に楽しくできること。ここに来るのが生きがいだ!! 取り組みの成果 ・退職者が減少し、平均勤続年数が伸長 ・退職者の復帰(再雇用)が増加 →募集、採用、入職者教育にかかる労力を大幅に削減。 退職者が出ることによるスタッフの士気の低下も改善。 ・パートタイム労働者の意欲とスキル、責任感が向上 →サービスの質が向上。 ・業務や職場の「見える化」が進展 →雇用形態に関わらず、また、部門を超えて、 スタッフ同士が協力し合うことができるようになった。 高齢、障がい、大人、子どもの隔たりなく 皆が自然なかたちで足りない部分を助けあえる そんな社会づくりをめざして・・・ ありがとうございました
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