松工進路だより ― vol.10― 平成28年12月22日発行 松江工業高校 進路部 前号では3年生の進路を載せていました。きっと1・2年生の生徒の皆さんも 自分の進路について気になったことでしょう。 求人票講話 12 月 13 日(火)に、ハローワークから講師の方を招き、2年生は求人票 講話を聴きました。講話では、まず、見本の求人票から各人が情報を読み取 るところから始まりました。その後、どれくらい正しく、必要な情報を読み取ることができてい るかを、お話を聞きながら確認していきました。どこに、どのような情報が書いてあり、どのよ うな点が重要なのか、実際の求人票から作った見本を読みながら確認することで、求人票を読む ことに対して気持ち的にハードルが下がった人も多かったと思います。ここで少し復習をしてみ ましょう。 ①気になる会社を調べたい場合は「1 会社の情報」からみていくことになりますが、 「実際の勤め先の住所」を調べるには、どこを読んだらいいでしょうか? ②仕事で会社を考えたい場合は「2 仕事の情報」からみていくことになりますが、 「より詳しい仕事の内容」は、「職種」と「仕事の内容」どちらに書いてあるでしょうか? ③「2 仕事の情報」の中に「就業時間」の欄がありますが、ここに(1)8時 15 分~ 17 時 00 分(2)8時 15 分~20 時 15 分…のように、複数の時間帯が書いてある場合、 どういうことが読み取れるでしょうか? どうでしょう?思い出せましたか?2年生の人は講話の時にもらった資料を、また1年生の人 は『進路の手引き』P11~14 を読んで調べてみましょう。 講話では「仕事の内容」をよく読み、自分の適性・能力にあっているのか、勤め上げることが できるのか、まずはその仕事をしている自分をイメージす ることが大切だと言われました。自分が職場に通っている イメージをすること、会社によって異なる繁忙期に沿った 就業時間なども確認すること等も大切だと言われました。 他にも、 「3 労働条件等」 「4 選考」 「5 補足事項・特記 事項」など、それぞれに読み取るポイントを教わりました。 いずれも「自分が勤めるなら…」と想像してみることが大 切です。そのために会社案内や会社のホームページ等と照 らし合わせてみましょう。 ★進路資料室には、今年度の求人票、会社案内、過去問・面接のコツ・実際に受験しての感想などを 綴じた受験報告書など、会社・仕事をイメージするのに役立つ資料がたくさんあります。わからな いままにせず、まずは実際に調べてみましょう。 進路希望調査について 1・2年生とも、進路希望調査書を配ります。時間のある冬休みに、進路について真剣に考え、保 護者の方とも進路について話し合ってみましょう。 『進路の手引き』には、先輩 たちの反省点ややって良かったことなどを書いた体験記や、過去5年間に先輩 方が就職した会社・進学した学校などを載せています。調べてみて初めて知る 会社名・学校名もあると思います。先輩・先生に聞いたり、求人票や会社案内、 ホームページなどで調べたりして、自分の可能性を広げながら、自分に合った、 やりたい仕事を考えてみましょう。
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