松工進路だより 7月13日号

Vol.4
平成28年7月 13 日発行
松江工業高校 進路部
松工進路だより
求人票を読み込もう
「求人票を見なくては!」とは言うものの、どこをどう見たらいいのかよく
わからないという人もいるでしょう。そんな人は「進路の手引き」のP11~
P14を開いてみてください。P11~P12には求人票の表面(「1
情報」
「2
会社の
仕事の情報」)の見方が、P13~P14については裏面(「3
働条件等」
「4
選考」
「5
補足事項・特記事項」
「6
労
求人連絡・推薦数と採
用・離職情報」)の見方が、求人票の見本を載せながら、解説してあります。どこに何が書かれている
のか、またどのように読み取ることができるのかがしっかりとわかるはずです。わからないまま読み
流さず、ポイントを押さえて読み、それでもよくわかないところは先生に聞いてみて納得のいく志望
先を決めましょう。
応募前見学について
応募前見学をおこなっている企業であれば、行ってみましょう。どのよう
な設備でどのような機械を用い、どのような仕事をするのか、職場の環境や
雰囲気がわかります。当日は指定された服装で時間厳守はもちろんのこと、
メモを用意したり事前に質問を考えたりして、よく準備して応募前見学に行
きましょう。きっと「この企業で働きたい!」という気持ちを高められるは
ずです。ただし、企業の側も調整したり準備したりして応募前見学を受け入
れています。応募前見学は、採用試験を受けたい、受かったらぜひ入社した
いという真摯な気持ちで行きましょう。応募前見学に行きたいと考えたら、必ず担任の先生に申し出
てください。また応募前見学をおこなっているのか、いつが応募前見学の日で申込締め切り日なのか、
担任の先生に早めに確認しておきましょう。
企業について…②
本社は北陸地方。大手家電メーカー製品をはじめ生活家電関連全般の商品を販売
する。お客様を第1に考えて会話をする必要があるため、商品の特徴を研究して正
確に把握し、類似品との違いを説明できるよう、自ら勉強できる人が向いている。
企業としてお客様が安心して購入できるようにアドバイスできる人間に育てるため、素直に人の話を
聞ける人が、職場にマッチすると考える。親切な店員で終わらず、その商品を購入してもらうために
お客様の背中をそっと押して購入までつなげられる人材を求めている。大卒高卒関係なく、研修期間
で仕事のスキルを身につけられる人材を採用したい。
《県外企業
B社》
建築・土木・設備系の仕事をする。現場で作業者の管理をするため、幅広い年齢層の人と話せると円滑
に仕事を行うことができる。大卒・高卒関係なく、資格を取得した人が力を認められて現場の所長となっ
ており、役員も半数近くが高卒者である。マンション・学校・病院・オフィス・宿泊施設など、多種多様
な建設を手掛けるため、部署も多様で、社員の考えや適性をみて配属を決めていく。働く人と仕事とのミ
スマッチが少ないため、やりがいも得やすいと考えている。
《県外企業
C社》
上記の企業以外にも、求人票を見て興味を持った企業があれば、まずは担任の先生に聞いてみましょう。
《進学者の皆さんへ》②
オープンキャンパスに行ってみよう!
もうすぐ夏休みです。日頃よりは自由に使える時間が増える今こそ、オープンキャンパスに行って
みましょう。
インターネットやパンフレットなどで志望先を決めようとする人もいますが、一人でも多く優秀な
生徒を集めたい学校側は、もちろん、良い所をピックアップして載せています。
実際に足を運び、自分の目で確かめてみましょう。周りの環境はどうですか?学校の雰囲気や施設
はどうですか?授業風景はどうでしょう?昨年度の卒業生の進路は?進級や退学率は?また、トイレ
や実習施設など、きちんと清潔が保たれ大切に使われているでしょうか?…まだまだオープンキャン
パスで確認してみたいポイントはあるはずですが、実際に自分の目で見て、先生方や職員の方、また
生徒さんなどにもいろいろと話を聞いてみましょう。
2年~4年もの時間と、何百万円のお金をかけて通う学校です。入ってから「こんなはずじゃなか
った…」と悔やんでも、お金と時間は戻ってきません。簡単に入り直すこともできないでしょう。後
悔しないよう、自分の目と耳で、心で、しっかり確認してから、志望先を決めましょう。
学校によっては保護者の方も一緒に参加できるところもたくさんあ
ります。また、バスなどの交通手段を準備するところもあります。い
くつか参加してみたい学校があるのであれば、近くの地域でまとめて
まわってみるのもいいですね。
(ただし、夏休みだからと決して浮かれ
ず、学ぶ姿勢で、安全に気を付けて、参加すること!)
各学校とも年に数回実施しています。3年生だけでなく、2年生も
参加できますから、日程を調べて、都合のつくときに参加してみまし
ょう。(土日や夏休み期間中に行われるところが多い)。
入試対策にも…
入学試験の中でも「推薦入試」を考えている人もいることでしょう。
「推薦試験」では「人物」や「や
る気」などをみるために志望理由書を提出させ、入学試験に面接を取り入れる学校も多くあります。
「なぜ、この学校を志望するのですか?決め手は何ですか?」と問われたときに、パンフレットやイ
ンターネットの記事を丸暗記して言うだけでなく、自分の言葉で、自分で見て、聞いて、思い考えた
ことを伝えられるといいですね。あなた自身を、説得力を持ってアピールできるのではないでしょう
か。