パブリックコメント手続(ご意見の募集)

パブリックコメント手続(ご意見の募集)
丹波市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準
等を定める条例等の一部改正について
※パブリックコメントとは、市が計画等を策定する際にその目的や内容を公表し、市民の皆様から意見や提案
をお伺いし、お寄せいただいたご意見等を考慮して計画等決定していくものです。
平成28年12月
丹波市福祉部介護保険課
丹波市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準
等を定める条例等の一部改正への意見募集(パブリックコメント)について
丹波市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める
条例等の一部を改正するにあたり、「丹波市パブリックコメント手続実施要綱」の規定に基づ
き、市民の皆様からの意見を募集します。
1 意見の募集期間
平成28年12月26日(月)から平成29年1月27日(金)まで
2 資 料
丹波市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定め
る条例等の一部改正の概要
3 意見の提出方法
別紙の意見提出用紙に必要事項を記入のうえ、下記の提出先へ郵送・FAX・電子メ
ール又は直接持参して下さい。
郵送先又は持参
〒669-4192 丹波市春日町黒井811番地
先
丹波市福祉部介護保険課介護保険係
電 話
0795-74-1049
FAX
0795-74-3866
電子メール
kaigohoken@city.tamba.hyogo.jp
※直接持参の場合、上記のほか各支所市民福祉係でも可能です。なお、出来る限り
封筒等に入れて持参をお願いします。
4 資料の閲覧場所及び配布場所
丹波市ホームページ、市役所春日庁舎介護保険課及び各支所市民福祉係の窓口
5 意見提出に際しての留意事項
(1)意見を提出できるのは次のいずれかに該当する方です。
・市内にお住まいの方
・市内に事務所又は事業所を有する個人及び法人その他団体
・市内に通勤又は通学されている方
・意見募集の対象となっている案件に利害関係のある方
(2)意見の提出にあたっては、住所及び氏名(団体の場合は、所在地、名称及び代表者の
氏名)を必ず記載して下さい。また、住所又は所在地が市外の場合は、勤務先、学校名
又は利害関係を有する旨のいずれか該当する事項を記載して下さい。なお、これらの事
項が記載されていない場合は、受付できません。
(3)この手続きは、案件に対する具体的な意見を収集するもので、賛否を問うものではあり
ません。
(4)提出いただいたご意見は、内容ごとに整理・分類したうえで、これに対する市の考え方
とともに後日公表いたします。
(5)個々のご意見に対して、直接、個別の回答はいたしませんので、予めご了承下さい。
(6)結果の公表の際には、ご意見の内容以外(住所・氏名等)は公表しません。
問い合わせ先
福祉部介護保険課介護保険係
電話 0795-74-1049 FAX 0795-74-3866
<意見提出用紙>
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営
に関する基準等を定める条例等の一部改正に対する意見
丹波市福祉部介護保険課
宛
氏名(団体名)
住所(所在地)
〒
-
丹波市
電話番号
市外の方は、市内に有する事
務所若しくは事業所、勤務先、
学校名、又は利害関係を有する
旨のいずれかの事項を記入して
ください。
【ご意見】
・提出した意見の公表を望まない ※該当の場合は右の枠内に○をしてくだい。
※意見の募集期限
平成 29 年1月 27 日(金)必着
※ご意見の内容については、標記パブリックコメント以外の目的には使用いたしません。
【 意見の提出方法】
① ご持参していただく場合:福祉部介護保険課(春日庁舎3階)及び各支所市民福祉係
② 郵 送:〒669-4192
丹波市春日町黒井 811
③ FAX:0795-74-3866
④ 電子メール:[email protected]
春日庁舎
福祉部介護保険課
宛
丹波市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準
等を定める条例等の一部改正の概要
1 条例改正の経緯
「地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関す
る法律(平成26年法律第83号)」の規定により、介護保険法(平成9年法律第123号)及び関
係省令が改正され、平成28年4月1日より地域密着型サービスに「地域密着型通所介護」が
創設されました。これに伴い、関係条例の改正を行うものです。
なお、市町村の条例制定については経過措置が設けられており、平成29年3月31日までに
施行することになっており、条例を施行するまでの間は、国(省令)で定める基準を適用する
ことになっています。
2 改正する条例と概要
(1)丹波市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定
める条例(平成25年条例第13号)
・通所介護(デイサービス)のうち、利用定員が18名以下の小規模な通所介護事業所
については、少人数で生活圏域に密着したサービスであることを踏まえ、地域との連
携や運営の透明性を確保する等の観点から、市が指定・指導・監督の権限を有する
「地域密着型サービス」へ移行されましたので、この「地域密着型通所介護」の基準等
を追加するものです。
・新たな基準の追加にあたっては、現条例で規定している既存の地域密着型サービス
における丹波市の独自基準との整合性を図ります。
改正前
サ
改正後
定期巡回・随時対応型訪問介護看護
定期巡回・随時対応型訪問介護看護
夜間対応型訪問介護
夜間対応型訪問介護
|
地域密着型通所介護(追加)
ビ
※療養通所介護を含む
ス
認知症対応型通所介護
類
小規模多機能型居宅介護
小規模多機能型居宅介護
型
認知症対応型共同生活介護
認知症対応型共同生活介護
地域密着型特定施設入居者生活介護
地域密着型特定施設入居者生活介護
地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護
地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護
看護小規模多機能型居宅介護
看護小規模多機能型居宅介護
認知症対応型通所介護(改正)
<補足>
① 地域密着型サービスとは、可能な限り住み慣れた地域において生活が継続できるように、平成
18年4月に創設されたサービスで、原則、本市に住民登録のある方でないと利用できません。
② 療養通所介護とは、地域密着型通所介護の一部ですが、特に難病を有する要介護者又はが
ん末期の要介護者で、常時看護師による観察を必要とする方に対応したサービスであるため、
人員等の基準が異なることから別に規定しています。
(2)丹波市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指
定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関
する基準等を定める条例(平成25年条例第14号)
改正前
改正後
サ ー 介護予防認知症対応型通所介護
介護予防認知症対応型通所介護(改正)
ビ ス
介護予防小規模多機能型居宅介護
介護予防小規模多機能型居宅介護
類型
介護予防認知症対応型共同生活介護
介護予防認知症対応型共同生活介護
3 条例改正に係る基準
条例改正(制定)にあたっては、国の基準が次のとおり示されており、市町村は各基準で
許容される範囲内で地域の実情に応じた内容の条例を制定しなければならないものとされて
います。
分類
従うべき基準
基準の意味
主な基準
条例の内容を直接的に拘束する、必ず適合し
・「人員配置」、「事
なければならない基準であり、当該基準に従
故発生時の対応」等
う範囲内で地域の実情に応じた内容を定め
る条例は許容されるものの、異なる内容を定
めることは許されないもの
標準
法令の「標準」を通常よるべき基準としつつ、 ・「利用定員」
合理的な理由がある範囲内で、地域の実情に
(療養通所介護)
応じた「標準」と異なる内容を定めることが
許容されるもの
参酌すべき基準
自治体が十分参酌した結果としてであれば、
「非常災害対策」「衛
地域の実情に応じて、異なる内容を定めるこ
生管理」「管理者の責
とが許容されるもの
務」「地域との連携等」
等
4 丹波市における独自基準(案)
条例の改正にあたっては、必要最低限のルールを定めた厚生労働省令と同様の内容とし
ますが、以下の項目について市独自の基準を設ける予定です。
(1)非常災害対策
非常災害の発生時に備えるため、必要な物資の備蓄についての努力義務規定を追加
します。なお、既存のサービスの一部においても同様の規定を設けています。
厚生労働省令第34号
改正案
(非常災害対策)
(非常災害対策)
第32条 指定地域密着型通所介護事業者は、
第59条の15 指定地域密着型通所介護事業
非常災害に関する具体的計画を立て、非常
者 は、非 常 災 害 に関 する具 体 的 計 画 を 立
災害時の関係機関への通報及び連携体制
て、非常災害時の関係機関への通報及び連
を整備し、それらを定期的に従業者に周知
携体制を整備し、それらを定期的に従業者
するとともに、定期的に避難、救出その他必
に周知するとともに、定期的に避難、救出そ
要な訓練を行わなければならない。
の他必要な訓練を行わなければならない。
2 指定地域密着型通所介護事業者は、非常
災害時に備えて、防災備品及び非常用食料
等の必要な物資の備蓄に努めなければなら
ない。
■今回改正する対象サービス
・地域密着型通所介護
(2)地域との連携等
厚生労働省令では、運営推進会議の開催頻度をおおむね6月に1回以上と義務付け
ていますが、①入所施設とは異なり、利用者を支援する居宅介護支援事業所や地域包括
支援センターが関与しており、第3者の目が常に入っていること、②小規模な事業所であり、
事業所の事務負担に配慮する必要があること を考慮した結果、一定の条件を満たす場
合において開催頻度の緩和を可能とし、おおむね12月に1回以上とします。なお、既存の
サービスにおいても同様に緩和を可能としています。
厚生労働省令第34号
改正案
(地域との連携等)
(地域との連携等)
第34条 指定地域密着型通所介護事業者は、
第59条の17 指定地域密着型通所介護事業者
指定地域密着型通所介護の提供に当たって
は、指定地域密着型通所介護の提供に当た
は、利用者、利用者の家族、地域住民の代
っては、利用者、利用者の家族、地域住民の
表者、指定地域密着型通所介護事業所が所
代表者、市の職員又は当該指定地域密着型
在する市町村の職員又は当該指定地域密着
通所介護事業所が所在する区域を管轄する
型通所介護事業所が所在する区域を管轄す
法第115条の46第1項に規定する地域包括支
る法第115条の46第1項に規定する地域包括
援センターの職員、地域密着型通所介護に
支援センターの職員、地域密着型通所介護
ついて知見を有する者等により構成される協
について知見を有する者等により構成される
議会(以下この項において「運営推進会議」と
協 議 会 (以 下 この項 におい て「運 営 推 進 会
いう。)を設置し、おおむね6月に1回以上、運
議」という。)を設置し、おおむね6月に1回以
営推進会議に対し活動状況を報告し、運営
上、運営推進会議に対し活動状況を報告し、
推進会議による評価を受けるとともに、運営
運営推進会議による評価を受けるとともに、
推進会議から必要な要 望、助言等を聴 く機
運営推進会議から必要な要望、助言等を聴
会を設けなければならない。ただし、市長が
く機会を設けなければならない。
別に定める事項に該当する場合は、おおむ
ね12月に1回以上とすることができる。
2~5項略
2~5項略
■今回改正する対象サービス
・地域密着型通所介護、認知症対応型通所介護、介護予防認知症対応型通所介護
(3)記録の整備
事業者が不適切な請求に基づく介護報酬を受け取った場合、市は当該事業者に返還
請求を行いますが、この返還請求権は地方自治法の時効の規定で5年間有効となります。
厚生労働省令では、サービス提供等に係る記録の保存期間を2年間としていますが、上
記の返還請求権の期間と整合性を図るため、書類の保存期間を5年間とします。なお、
既存のサービスすべてにおいて同様の規定を設けています。
厚生労働省令第34号
改正案
(記録の整備)
(記録の整備)
第36条 指定地域密着型通所介護事業者は、
第59条の19 指定地域密着型通所介護事業者
従業者、設備、備品及び会計に関する諸記
は、従業者、設備、備品及び会計に関する諸
録を整備しておかなければならない。
記録を整備しておかなければならない。
2 指定地域密着型通所介護事業者は、利用
2 指定地域密着型通所介護事業者は、利用
者に対する指定地域密着型通所介護の提供
者に対する指定地域密着型通所介護の提供
に関する次の各号に掲げる記録を整備し、そ
に関する次の各号に掲げる記録を整備し、そ
の完結の日から2年間保存しなければならな
の完結の日から5年間保存しなければならな
い。
い。
(1)~(6)略
(1)~(6)略
■今回改正する対象サービス
・地域密着型通所介護
5 施行期日
・平成29年3月31日を予定