平成29年度 国分寺市木造住宅耐震診断士募集要項 (PDF 446.4KB)

平成 29 年度 国分寺市木造住宅耐震診断士募集要項
市では,
「国分寺市耐震改修促進計画(平成 28 年3月)
」に基づき,災害に強いまちづくりを推
進するため,平成 20 年度から,市に登録する国分寺市木造住宅耐震診断士(以下,耐震診断士と
いいます。
)を派遣し,耐震診断を行う「国分寺市木造住宅耐震診断士派遣事業」を実施していま
す。本事業の趣旨を理解し,当該業務を行う耐震診断士としての専門的知識と豊富な経験を持ち,
適格に業務を遂行することができる耐震診断士を募集します。
(1)登録要件
耐震診断士となることができる建築士は,次の①~④のいずれにも該当する方とします。
①(一財)日本建築防災協会が定める「木造住宅の耐震診断と補強方法」による,一般診断法に基
づき耐震診断を行うことができ,かつ実務経験を有する方
②12 月 15 日(木)時点で国分寺市木造住宅耐震診断士として登録されている,又は本市・隣接
市の建築士事務所に所属している方
③(一社)東京都建築士事務所協会の会員,又は東京都木造住宅耐震診断事務所登録制度により登
録されている事務所に所属する方(新規で登録する方のみ)
④平成 29 年1月 15 日(日)に実施する登録講習会に出席できる方
※課題作文を提出し,審査の結果,耐震診断士に適格であると判断された方が講習会の受講対象と
なります。
(2)登録の申込方法
平成 29 年1月5日(木)までに,
「
(3)作文について」の表題について,800 字以内にまと
めた作文及び耐震診断士登録申込書(様式第1号)を都市企画課(市役所第2庁舎2階)へ直接ご
提出いただきますようお願いいたします。
(3)作文について
表題「国分寺市の耐震化促進に関する課題とその解決策や提案について」
市では,平成 20 年度から災害に強いまちを推進するため,耐震化促進事業として木造住宅耐震
診断士派遣事業,木造住宅耐震改修助成制度及び普及啓発(無料訪問耐震相談やチラシのポスティ
ング等)を行ってきました。しかし,耐震診断士派遣事業の申請件数は平成 28 年度において 100
件を超え,多くの申請があったものの,耐震改修助成制度の申請件数は平成 25 年度から平成 27
年度までの間において,各年度 20 件に満たない状況となっております。
作文については,国分寺市が耐震化を進めるにあたり直面していると考えられる課題とその課題
に対する解決策や新しい事業の提案について具体的に記述してください。作文による書類審査を行
い,平成 29 年1月 13 日(金)までに審査の結果を郵送にて通知いたします。
なお,提出いただいた作文につきましては,市が保有する公文書となりますのでお返しすること
はできません。また,個人情報となる部分を除き情報公開の対象となりますのでご了承ください。
(4)審査について
作文の審査については,
「国分寺市木造住宅耐震診断士選考要領」に基づき行います。
(5)登録講習会のご案内
作文の審査の結果,国分寺市木造住宅耐震診断士に適格であると判断された方を対象に登録講習
会を開催いたします。
日
時:平成 29 年1月 15 日(日)午前 10 時~11 時 30 分(予定)
会
場:国分寺市役所 第1庁舎 3階 第1・2委員会室
受講料:無料
講
師:市職員
内
容:国分寺市耐震化促進事業について等
出入口
(6)登録のながれ
作文・耐震診断士登録申込書を都市企画課へ提出(1/5まで)
作文の審査結果を郵送により通知(1/13 まで)
登録講習会の受講(1/15)※作文の審査を通過された方が対象となります。
耐震診断士登録証の交付
市と耐震診断士の所属する事務所との契約
(7)業務内容
業務の概要は,以下のとおりです。詳しくは,国分寺市木造住宅耐震診断士派遣及び耐震改修助
成金交付事業実施規則をご覧ください。
①国分寺市木造住宅耐震診断士派遣事業
1【所有者→市】 耐震診断士派遣申請書の提出(原則,毎年度1月末日まで)
2【市→診断士】
耐震診断士派遣の依頼の連絡
3【市→所有者】
耐震診断士派遣決定通知書の送付
4【市→診断士】
申請書・住宅地図の写しの受け取り
5【診断士→所有者】
6【診断士】
日時等の調整の連絡
耐震診断の実施(耐震診断できない建物の場合,市へ連絡)
7【診断士→所有者】
結果の報告と説明,耐震改修等のアドバイス
8【診断士→市】
耐震診断実施報告書等の提出と結果の説明
9【市→診断士】
指定の口座へ委託料の支払い
<木造住宅の耐震診断(一般診断法)1件に係る派遣費用>※市の全額負担となります。
派遣の対象となる住宅の延床面積
設計図書の有無
単価(円/件)内税
有
90,000
無
114,000
有
102,000
無
126,000
有
146,000
無
186,000
100 ㎡未満
100 ㎡以上~200 ㎡未満
200 ㎡以上
<派遣の対象となる住宅>
昭和 56 年5月 31 日以前に建築された市内に存する木造住宅(主要構造部の過半が木造で,か
つ,延床面積の過半が住宅の用に供されている建築物)及び2階建て以下のもの。
②国分寺市木造住宅耐震改修助成制度
①の診断の結果,耐震改修が必要と判定された建物については,耐震改修にかかる費用の助成
を受けることができます。ただし,国分寺市木造住宅耐震診断士が当該建物の工事監理と補強設
計することが耐震改修助成の要件となっております。
1【所有者→市(または診断士)
】耐震改修希望の相談
2【市→診断士(または診断士→市)
】
耐震改修の希望がある旨の連絡
3【診断士→所有者】 補強設計,工事内容など調整の連絡
4【所有者→市】 耐震改修助成金交付申請書(見積書・設計図等)の提出
5【市→所有者】 助成金交付決定通知書の送付・所有者と診断士へ連絡
6【所有者⇔診断士・施工者】 工事監理と施工に関する請負契約締結
7【診断士・施工者】
8【市・診断士】
工事監理・耐震改修工事の実施
耐震改修中の現地調査,所有者へ提出書類の説明
9【所有者⇔診断士・施工者】 工事完了後,請負契約締結に基づく支払い
10【所有者→市】 完了報告書
【診断士→市】 木造住宅耐震改修工事監理報告書の提出
11【市→所有者】 助成金交付確定通知書
12【所有者→市】 請求書,口座振替依頼書,減税申請書等の提出
13【市→所有者】 助成金の支払い,減税申請書等の送付
<助成の対象となる住宅>
市の耐震診断の結果,評点が 1.0 未満と診断された建築物及び建築基準法に明らかに違反してい
ない建築物
<助成金の額等>
助成対象経費の3分の1以内の額(1,000 円未満切捨て)とし,最大 70 万円(評点が 0.7 未
満と診断された建築物を 0.7 以上まで引き上げる簡易改修工事は 30 万円)