台北のゲイコミュニティでのHIV及び関連感染症のリスク要因について

台湾におけるハイリスク者層ごとの
HIV/AHC(急性出血性結腸炎)症例数の推移
2001~2014年
異性愛者
HIV
/
AHC
症
例
数
AHC診断年
括弧内の数字は各リスク要因におけるHIV/AHC症例数を示す。
HCV/HIV 重複感染率
世界には400万から500万人のHIV+HCVキャリアが存在する
ヨーロッパ
米国
アジア
スペイン
増加
台湾
2002年以前:10%
2002年以降:40~56.7%
2015年台北で発生した
細菌性赤痢の疑うべき菌株(cluster)
• HIV感染している台湾人MSMにおいて国外からではないD群赤痢
が9例発生した。
• リスク:発症前に口腔・肛門性交を行った。
‐12か月以内の梅毒報告(aOR 8.6; 95% CI 1.05-70.3)
‐12か月以内のHIV 外来経過受診なし(aOR 22.3; 95% CI 2.5-201)
• PFGE: 複数感染源での発生と台湾人MSMの間での感染認識の
低さの可能性
• 分離株は、大陸間で広まったSS18.1クローンの変異株であること
が特徴づけられた。
- Hung ML, Wu JSJ. DOI: 10.6525/TEB.20150609.31(11).003 –
- Chiu CS, Lo YC. DOI: http://dx.doi.org/10.1016/j.cmi.2015.12.021-
概要
序論
主な問題
戦略
結果
34
公衆衛生
安全なsexについて
の教育
スクリーニング&検査
症例管理
17
35
36