たんぽぽ通信

2016
たんぽぽ通信
A型はウイルスが変異しやすく大流行しやすい
Vol.87 2016 年 12 月 10 日発行 あおぞら薬局吉川店
のが特徴です。一方B型は、ウイルスは変異しにく
くA型ほどの流行は起こさないようです。症状もA
今年のインフルエンザ対策
型よりもやや軽いと言われています。C型もありま
すが、大流行は起こさない為、ワクチンの対象外と
インフルエンザは、例年12月から3月にかけて流行しますが、
なっています。
今シーズンは例年より早い流行が報告されています。
沖縄では、すでに10月から始まっています。
インフルエンザウイルスは変異するため、
ワクチンも、毎年そのシーズンの流行を予想して、
それに合わせたものが生産されますが、事前に、
予防接種については、体の中でインフルエンザウィルスに対して、免疫
ができるまで、一か月くらいかかります。そのため、出来れば12月中旬
までには済ませることをお勧めします。
どのタイプが流行するかを当てるのは困難です。近年では、AB2種類
また、うがい、手洗い、十分な睡眠、バランスの良い
の混合系統の流行が多く見られたため、両方の系統のワクチン株を含ん
食事(特にビタミンBやCを多く含むもの)、マスクの
だワクチンが使われるようになりました。
着用(できればインフルエンザ用)、水分を摂る、換気を
インフルエンザは、たった1つのウイルスが
24時間後には100万個に増殖するため、
時々行い、湿度を60%に保つ、適度な運動などを
日々心がけてください。
風邪とは違い急激な症状の変化が起こるのが
特徴です。インフルエンザには型があり、例
えば38度以上の高熱 悪寒 頭痛 全身の
筋肉痛 倦怠感などが主な共通した症状です。
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