平成 26 年度 市民健康生活調査より 図 1∼8 は、所沢市内小学校 5 年生、中学校 2 年生、17 歳を対象に実施した調査をもとに作成して います。グラフでは、小 5、中2、17 歳と表記しています。 歯と口の健康 昼食後の歯みがき実施率・定期検診受診率は年齢が上がるにつれて減っています! 生活リズム インターネット使用時間が長い子、22 時以降に寝る子が増えています! 図1 インターネットの使用時間が 3 時間以上の子の割合(%) 図2 22 時以降に寝る子の割合(%) 図5 昼食後に歯みがきをしている子の割合(%) 図6 定期検診のために歯科を受診している子の割合(%) 年齢が上がるにつ 昼食後の歯みがきが習慣 れて、 インターネット になっていません。かかりつ の使用時間が長くな け歯科医はいても、定期検診 り就寝時刻が遅くな る傾向があります。 のために受診している子が 少ないです。 夜にスマートフォン等の光刺激を受けると・・・ 歯みがき習慣を身につけず、定期検診を受けないと・・・ 体内時計が狂い、脳が活性化されてしまい質の良い睡眠が得られません。 口の中も成長とともに変化します。自分では気づきにくいため、むし歯 十分な睡眠時間が確保されないと、授業に集中できません。 になったり、歯肉の病気になったりします。また、口の中の病気は、体に 就寝時刻が遅いと、学力が低くなる傾向もみられます。 も影響を与えることもあります。 食生活 家の人と食事をする機会や野菜の摂取量が減っています! 図3 家の人と週に 3 回以上夕食を食べる子の割合(%) 図4 1 日に野菜料理を 3 皿以上食べる子の割合(%) 健康に関する自己管理能力 自分のからだの変化を知らない子、話さない子が多いです! ※一皿=片てのひらにのるくらいの量 図7 17 歳女子:自分の月経周期を知っている子の割合(%) 図8 17 歳男子:精通があった時に家の人に話した子の割合(%) 一人での食事が 月経周期は女性の体調 多い家庭では、成長 管理のバロメーター。 期に大切な栄養の 不順や停止に気づかな バランスが崩れる いと、子宮や卵巣の病気 傾向にあります。 を見逃してしまいます。 家の人と食事をする機会が少ないと・・・ 食事の場は、大切なコミュニケーションの場です。一人で食事をする機会が 多いと、子どもの気持ちの安定や健康にも影響を及ぼします。また食事に対する 興味・関心が薄れたり、大人が子どもの生活を知る貴重な機会が少なくなります。 からだの変化について家の人に話すことが少なく、正しく理解しないと・・・ 思春期の子どもは、変化するからだについて正しく理解せず、 「自分はおかしい のでは?」と不安に思いがちです。 正しい知識をもって健康に生きる力を身につけるためには、周囲の大人との対話が 必要です。子どもが話しやすい雰囲気を作りましょう。
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