平成28年度全国学力・学習状況調査結果について

平成28年度全国学力・学習状況調査結果について
鹿児島市立坂元中学校
1
自校・市・全国の平均正答率の比較
〈全国平均正答率を100とするレーダーチャート〉
国語A
120
100
80
数学B
60
国語B
全国
鹿児島市
本校
数学A
2
自校の課題に対する具体策
(1)教科から
課 題 と 具 体 策
国語
数学
〇 正答率は,「主として知識」・「主として活用」の双方ともに,市,県,全国を上回っています。特に,
読み取る力や物語の展開を考える力と,説明して書く力がよく身についています。言語事項の中で「独
創」の書き「敬う」の読みが全国を下回りました。授業の中の漢字学習だけではなく,日常的に生活の記
録等でも,成長過程にあった言語を漢字で正しく使用できるよう心掛けさせていきます。
〇 国語の学習に対する意欲は高く,授業もわかりやすいと質問紙調査において答えていますが,積極的
に自分の考えを話す意欲が全国と比べるとやや低かったのでそのような機会を増やしていきます。
〇 正答率は,「主として知識」・「主として活用」の双方ともに,市,県,全国を上回っています。特に
数と式や関数の技能が高く,学習した内容がしっかりと定着していることが分かります。図形に関して,
体積を求める問題や証明する問題などだけが全国の結果を下回りました。今後,多角的に図形をとらえ
問題に取り組める追う補充指導していきます。
〇 数学の学習に対する意欲は高く,授業において根拠や考え方までしっかりと理解しようとしているこ
とが質問紙調査から分かりました。自分なりに解き方を工夫しようとする意欲が全国に比べるとやや低
かったので,そのような機会を増やしていきます。
(2)学習状況調査から
毎日の生活が規則正しく,将来の夢や希望も持ち,学校に意欲を持って登校し十分に家庭学習にも取り組んでいる
ことが分かりました。また,規範意識も高く,地域の行事にもたくさん参加し社会のために役立ちたいという意識も高
い結果が出ています。
一方で,新聞やニュースに接する時間が短い,自分の意見を述べたり話し合いをしたりすることが少ないという改
善点もありました。ご家庭でも社会的な事象について話題にしていただくことをお願いします。