新事業育成資金融資事例(平成 28 年 7 月 釧路

新事業育成資金融資事例(平成 28 年 7 月
釧路支店)
アグリベンチャー企業に「新事業育成資金」を適用
~地域金融機関等と連携して、北海道帯広発スマート農業ソリューションを提供する IT ベンチャーを支援~
日本政策金融公庫(略称:日本公庫)の釧路支店中小企業事業は、株式会社ファームノート(本社:北
海道帯広市、社長:小林晋也)に対して、特別融資制度「新事業育成資金」を適用し、平成 28 年 7 月に、
運転資金 150 百万円の融資を実施しました。
「新事業育成資金」は、高い成長性が見込まれる新事業に取り組む中小・ベンチャー企業を支援するた
めの特別融資制度です。本融資では、資金繰り安定化と資本増強効果のある「資本性ローン」と、ベンチ
ャー企業が新たに発行する新株予約権を当公庫が取得し、無担保資金を供給する「新株予約権付融資制度」
を同時に活用しております。
株式会社ファームノートは、データに基づく経営を実現すべく、新たな牛群管理システムや牛のウェア
ラブルデバイスを提供する北海道帯広発のベンチャー企業です。牛群管理システム「Farmnote」は、最適
な牧場管理を実現できる管理システムで、PC・スマートフォン・タブレットに最適化されているため、い
つでもどこでもかんたんに牛群の情報を管理・記録・分析することが出来る等の特徴を有しています。ま
た、牛のウェアラブルデバイス「Farmnote Color」は、リアルタイムに牛の活動情報を収集、解析し、発
情や疾病兆候などがスマートデバイスに通知されることで、最適な飼養管理を実現出来る等の特徴を有し
ています。当社は、牛群管理システムとウェアラブルデバイスの高い機能性と性能に加え、蓄積されたデ
ータから最新の AI 技術を活用し、最適なスマート農業ソリューションを提供することで、飛躍的な成長
が見込まれます。
<融資先の概要>
企業名
株式会社 ファームノート
代表者
小林 晋也
住所
北海道帯広市公園東町 1 丁目 3-14
業種
情報提供サービス業
新事業:牛群管理システム及び牛のウェアラブルデバイスの開発・販売
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当社の牛群管理システム「Farmnote」の特徴
① 高い利便性(直観的な操作感覚で、いつでも・どこでも・だれでもかんたん操作が可能。
スマホ、PC 等に対応)
② マルチデバイス対応のため、新規で PC などを購入する必要がない
③ 経営状態の「見える化」を実現
④ 外部とのデータ統合が可能
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当社のウェアラブルデバイス「 Farmnote Color」の特徴
① 活動量(活動・反芻・休息)から発情・疾病兆候を検知
② 高精度(AI により個体差を踏まえた分析)
ウェアラブルデバイス
③ 高耐障害性・省電力化
・ これまでにクラウドや最先端の技術(AI や IoT 等)を手掛ける大手システム会社や有力農家(ア
ンバサダー)からの支援を受け、今後の国内外での販売拡大が期待されています。
「株式会社ファームノート」へのお問い合わせ
TEL:0155-67-6911(代表電話)
http://farmnote.jp/
「 Farmnote Color」