魚のゆりかご水田の取り組みを核とした地域の活性化

優良事例(地域資源を活用した農村の活性化)
魚のゆりかご水田の取り組みを核とした地域の活性化
東近江市栗見出在家町
1 集落(組織)の概要
(地域の立地条件)
【集落戸数】89 世帯
【農家戸数】66 戸
【農地面積】60.17ha
2 取組の特徴
○湖辺の立地を生かして、「魚のゆりかご水田」に取り組み、様々な 交流事業を実施
・JAグリーン近江の支援のもと、「魚のゆりかご水田米」の取り組みを拡大し、環
境にとことんこだわった魚にも人にもやさしい 付加価値のついたお米としてJA
の直売所等で販売
・近隣住民や小学校、県内大学、県内企業との交流事業 (生きもの観察会、魚のゆ
りかご水田オーナー制)を実施
・魚のゆりかご水田米を使った料理教室の開講など、魚のゆりかご水 田米のPR活
動
○魚のゆりかご水田米を活用した6次産業化の取り組み
・魚のゆりかご水田で酒米を生産し、地酒造りの取組を開始
・集落内の業者が魚のゆりかご水田米を用いた菓子の製造販売
オーナー水田での田植えイベント
収穫祭でのご飯の釜炊き体験
3 取組の成果
○魚のゆりかご水田の交流活動をとおして、集落に移住 された新興住宅地の人たちも
交えて集落の絆が深まった。
○地域の小学校や、県内大学、企業等との交流の輪が広がっている。
○JAグリーン近江の支援のもと、魚のゆりかご水田米の認証面積が約30haまで
拡大してきている。
4 取組のポイント(なぜできたのか)
ポイント① 集落ぐるみの取り組み
農業者だけでなく、自治会、子供会、老人会等が加入する「栗見出在家町
魚のゆりかご水田協議会」を結成し、集落が一丸となって次々と新たな取 組
にチャレンジしている。
ポイント② 関係者の支援
魚のゆりかご水田米の拡大についてはJAグリー ン近江の、また、生きも
の観察会や魚道の設置等については交流活動を通じて知り合った県内大学・
研究機関・企業の支援を得ている。
ポイント③ 子供を主役にしたイベント
生きもの観察会や農作業後の地元食材による青空食事会 など、子供達を主
役としたイベントを開催することで、集落内の若い夫婦やお年寄り、集落外
の家族が参加する活動として輪が拡がっている。