練習問題3 [1] 以下の用語を 1~2 行で説明しなさい (1)CGE、(2)限界

練習問題3
[1]
以下の用語を 1~2 行で説明しなさい
(1)CGE、(2)限界削減費用、(3)リーケージ、(4)ESCO、(5)公共財、(6)分配と配分
[2]
(1)
外部不経済を発生させる、ある財について、縦軸を価格、横軸を財の量とする市場の図(A 図)
と、縦軸を総余剰、横軸を同財の量とする図(B 図)を、上下に並べて描きなさい。
A 図には需要曲線(別名:___曲線)
、供給曲線(別名:__曲線)、そして限界外部費用を上乗せした供
給曲線(別名:__曲線)を記入すること。B 図は同財の量に応じての、外部費用を無視した総余剰と、外
部費用を考慮した総余剰を図解すること。両図とも、両軸に適切な単位を明記すること。また、財の量 X0
までは、何ら外部不経済が発生しないものと仮定して作図せよ。
(2)
市場均衡量 X*と、社会的に最適な量 X’を図示しなさい。
[3]
汚染排出削減のための規制的措置(直接規制、環境税、補助金、排出枠取引)のいずれが優れている
かを比較する表を作りなさい。比較の規準は自ら決めること(規準は 3 つ程度として、簡潔に描くこと)。
[4] 授業では、(1)電力市場が自由化された場合には需要ピーク時の停電が起こりにくくなること、(2)古い
原子力発電所を運転することは電力会社にとって有利であることを説明した。電力卸売市場の概念図(ひと
つでよい)を描き、限界費用、需要曲線のシフトという用語を用いて、上記2つの命題の理由を文章で簡潔
に説明せよ(各 3 行まで)
。
[5]
ある業者が今年(t=0)、100 億円を投じて火力発電所建設を行う。翌年より 5 年間にわたり発電し
(t=1,2,3,4,5)、毎年 40 億円の収入が得られ、毎年 15 億円の燃料費がかかる。また、周辺住民の間に毎年
7 億円の被害(外部費用)が発生するという.表や途中式、計算結果も書きながら以下の問いに答えなさい。
※計算根拠がなければ結果があっていても 0 点です。
(1)この業者は外部費用を無視するとして、割引率 5%ならば採算がとれるとして建設を行うか。
(2)この投資案件の IRR を求め、以下の A・B・C より正しいものを選びなさい(代入してゆけば分かる)。
A=7.5%、 B=7.9%、
C=8.3%
※Excel のソルバーでも求めてみなさい。
(3)この人が 3 年で投資を回収したい場合の主観的割引率(要求利回り率)を答えなさい。
A=19.3%、 B=19.5%、 C=19.9%
※Excel のソルバーでも求めてみなさい。
(3)社会的割引率がマイナス 2%の場合、政府は、外部費用を考慮した上で建設を認めるべきか否か。
[6]
パリ協定について、その概要を説明しなさい。また、この協定の長所と短所を述べ、こんご気候変動
を防止する国債枠組みを作ってゆくうえで、どのようにしてゆくべきかを述べなさい。