2016年12⽉6⽇ オーストラリアの魅⼒ ②豪州経済を⽀える原動⼒(⼈⼝・サービス業) 前回はオーストラリア経済について、経済安定性と財政健全性の側⾯から現状を探りました。第2 回⽬となる今回は、オーストラリアの経済を⽀えるエンジンについて、主に⼈⼝とサービス業の⾯ から詳しく紹介します。 持続的な⼈⼝増加が経済成⻑(内需)を下⽀え 2015年のオーストラリアの⼈⼝は約2,400万⼈です。オーストラリアは移⺠政策等により⼈⼝を増 加させており、新興国に匹敵する⼈⼝増加率を誇ります。 また若年層が厚く、消費⼈⼝、労働⼒⼈⼝が多いことも特⻑です。他の先進国と⽐べて⾼齢化の進⾏ が遅いことは、内需を中⼼とした経済成⻑を後押しする好材料といえます。 オーストラリアの⼈⼝動向は、今後の同国経済にとって⼤きな強みとなります。 オーストラリアの⼈⼝推移 (万人) ⼈⼝増加率の国際⽐較 (1985年〜2020年) 3,000 (%) 予想 2,500 2,000 1,500 1,000 500 0 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 (年) 先進国 新興国 *2005年から2015年まで10年間の⼈⼝増加率。 出所:IMFのデータをもとに⼤和住銀投信投資顧問作成 ●この資料は具体的な商品をご説明するものではないため詳細を記載しておりませんが、元本保証のないリスク性商品のご購入や ご売却、保有にあたっては、手数料等をご負担いただきます。 ●リスク性商品には、各種相場環境等の変動により、投資した資産の価値が投資元本を割り込むなどのリスクがあります。 ●リスク性商品を中途解約する場合は、ご購入時の条件が適用されず不利益となる場合があります。 ●詳しくは三井住友銀行本支店等にご用意してある各商品の説明書を必ずご覧ください。 ■当資料は情報提供を目的として大和住銀投信投資顧問が作成したものであり、特定の投資信託・生命保険・株式・債券等の売買を推奨・勧誘するものではありませ ん。■当資料は各種の信頼できると考えられる情報源から作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。■当資料に記載されている今後の 見通し・コメントは、作成日現在のものであり、事前の予告なしに将来変更される場合があります。■当資料内の運用実績等に関するグラフ、数値等は過去のものであ り、将来の運用成果等を約束するものではありません。■当資料内のいかなる内容も、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。 2016年12⽉6⽇ インバウンド消費も経済(外需)を下⽀え 資源ブームが⼀巡した⾜元のオーストラリア経済は、観光・教育サービスなどの⾮資源セクターが 成⻑の新たなけん引役となることが期待されています。 2015年に観光⽬的でオーストラリアを訪問した⼈は501万⼈と5年前と⽐べ32%増加しています。 また多様な教育カリキュラムや充実した奨学⾦制度があり、留学先にオーストラリアを選択する学 ⽣が増加傾向にあります。観光や留学等への需要の増加を背景に、インバウンド市場の2014年度実 績は336億豪ドルと、10年前の1.2倍に拡⼤しました。2024年度には2014年度の1.4倍にあたる 486億豪ドルに達すると予想されています。 観光資源や教育、インフラなどが充実したオーストラリアは、英Economistの調査「世界の住みや すさランキング(2016年)」でもメルボルン(1位)、アデレード(5位)、パース(7位)が トップ10に選ばれており、世界的に優れた住環境を有していることが⾒てとれます。 オーストラリアへの観光客推移 (2005年〜2015年) (万人) オーストラリアのインバウンド市場 550 500 +150億豪ドル 1.4倍 500 +123万人 +32% 501 (2004年度〜2024年度) (億豪ドル) 486 450 450 400 350 372 422 +62億豪ドル 1.2倍 400 350 378 336 300 300 250 250 275 283 200 200 2005 2010 2015 (年) ※観光、知⼈訪問⽬的でオーストラリアを訪れる旅⾏者の合計 2004 2009 2014 2019(予) 2024(予) (年度) (出所)Tourism Research Australiaのデータをもとに⼤和住銀 投信投資顧問作成 ●この資料は具体的な商品をご説明するものではないため詳細を記載しておりませんが、元本保証のないリスク性商品のご購入や ご売却、保有にあたっては、手数料等をご負担いただきます。 ●リスク性商品には、各種相場環境等の変動により、投資した資産の価値が投資元本を割り込むなどのリスクがあります。 ●リスク性商品を中途解約する場合は、ご購入時の条件が適用されず不利益となる場合があります。 ●詳しくは三井住友銀行本支店等にご用意してある各商品の説明書を必ずご覧ください。 ■当資料は情報提供を目的として大和住銀投信投資顧問が作成したものであり、特定の投資信託・生命保険・株式・債券等の売買を推奨・勧誘するものではありませ ん。■当資料は各種の信頼できると考えられる情報源から作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。■当資料に記載されている今後の 見通し・コメントは、作成日現在のものであり、事前の予告なしに将来変更される場合があります。■当資料内の運用実績等に関するグラフ、数値等は過去のものであ り、将来の運用成果等を約束するものではありません。■当資料内のいかなる内容も、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。
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