様式2-2 平成27年度地域少子化対策重点推進事業実施計画書(都道府県分) 都道府県名 事 実 所要 見込額 名 埼玉県少子化対策推進事業 業 施 埼玉県 期 千円 16,176 間 交付決定日 ~ 平成29年 3月31日 地域の実情と課題 (これまでの都道府 県における少子化対 策の取組全体及びそ の効果検証等から浮 かび上がった地域の 実情と課題について 記述) 埼玉県においては、国の少子化対策集中取組期間(平成27年度~平成31年度)に合わせ、県と しての少子化対策を「埼玉県子育て応援行動計画」として取りまとめ、結婚・妊娠・出産・子育 てに対する切れ目のない支援に取り組んでいるところである。 この中で、結婚支援については、平成26年の県内婚姻数が35,217件、婚姻率が4.9と、過去と比 べて経年的に低下傾向にある(参考:平成21年(婚姻数39,399件、婚姻率5.6))にとどまらず、 日本全体の婚姻率(5.1(平成26年))と比べても低い状況にあり、緊急に対策を講じる必要があ る。 首都圏に位置する本県には、結婚支援を実施している事業所が約200所あり、一定のマッチング 支援機能を果たしているにも関わらず婚姻数の減少が続いているのは、民間事業者のサービスに は敷居が高い印象があり、なかなか一歩を踏み出せないという側面があるためである。 県では平成27年度から、民間事業者が地域資源を活用して実施する婚活イベントを支援してい るが、若い世代の後押しを図るためには、結婚の素晴らしさを伝え、社会全体で応援する気運醸 成が不可欠である。 また、第1子出産年齢も30.8歳(平成26年)と全国平均を上回る状況にある。高齢での不妊治療 受診や出産により、希望どおりの結果が得られないケースも増えてくることから、若い世代から 妊娠・出産に関する正しい知識を持ってもらい、自身のライフデザインを考える機会を提供する ことも重要である。 さらに、核家族世帯の割合も全国2位と高く、他県からの転入者数も全国上位となっている。そ の中でも転入では結婚・子育て世代の割合が高いことから、県内には見知らぬ土地で親族からの 助けもなく子育てをしなければならない家庭が多くいることが推察される。子育て家庭が孤独や 不安を感じることなく、安心して子育てができるようにするためには、子育て家庭を地域全体で 応援していくことが不可欠である。 都道府県における少 子化対策の全体像及 びその中での本事業 の位置づけ 「埼玉県子育て応援行動計画」においては、これから親になる若い世代が結婚や出産に関する 希望を実現できるように支援し、誰もが子供を生み育てることに喜びを感じられる社会づくりを 基本理念としている。 また、具体的な施策として 1 少子化対策の推進 2 「子供の育ち」と「子育て」の支援 3 ワークライフバランスの推進 4 児童虐待防止・児童擁護対策の充実 5 母と子の健康、医療の充実 6 子育てしやすいまちづくりの推進 を展開している。 本事業のうち結婚に対する取組及び気運醸成に係るものについては、上記施策の1.に、子育 てに温かい社会づくり・気運の醸成に係るものについては2.に位置づけられる。 少子化対策全体の重 要業績評価指標(KPI) 本県の希望出生率(1.78)の実現(平成42年) 及び定量的成果目標 ※婚姻数、婚姻率、出生数、出生率等 参 考 指 標 婚姻数:35,217件(平成26年)、婚姻率:4.9(平成26年)、出生数:55,765人(平成26年)、出生率:7.8(平成26年) 1 結婚に対する取組 個別事業名 所要 見込額 若い世代のライフデザイン構築支援事業 所要 見込額 個別事業名 所要 見込額 個別事業名 事 業 内 容 2 結婚、妊娠・出産、乳児期を中心とする子育てに温かい社会づく り・機運の醸成 個別事業名 個別事業名 個別事業名 所要 見込額 埼玉結婚♡応援サポーターによる結婚支援事業 一人一人の母親のニーズに向かい合える相談対応力 のある地域づくり事業 所要 見込額 所要 見込額 所要 見込額 所要 見込額 1,176 千円 1,176 千円 千円 千円 15,000 千円 12,000 千円 3,000 千円 千円 上記「事業内容」の「1」 及び「2」について、「地 方創生加速化交付金」 の申請の有無 無 「有」とした場合 の事業名 (注) 1「地域の実情と課題」には、これまでの都道府県における少子化対策の取組全体及びその効果検証から浮かび上がった地域の実 情と課題について記載する。 2「都道府県における少子化対策の全体像及びその中での本事業の位置づけ」には、地域の実情及び課題を踏まえた、都道府県に おける少子化対策の全体像及びその中での本事業の位置づけを記載する。特に、本事業により、地域の課題がどのように解決され るかについて記載すること。 3「少子化対策全体の重要業績評価指標(KPI)及び定量的成果目標」については、地域の実情及び課題を踏まえ設定した、都道府 県の少子化対策全体の重要業績評価指標(KPI)及び定量的成果目標を達成予定時期を含め記載する。また、各都道府県は少なくと も平成29年度終了時点及び平成31年度終了時点に、各自治体において効果検証を実施し、その結果を報告すること。 4「参考指標」には、各都道府県の婚姻数、婚姻率、出生数、出生率のほか、その他参考となる指標を記載するとともに、毎年、 その推移を報告する。 5「上記「事業内容」の「1」及び「2」について、「地方創生加速化交付金」の申請の有無」は、地域少子化対策重点推進交付 金とのだぶりを排除するためのチェック欄です。(「無」が前提となります) 6 適宜参考となる資料を添付すること。
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