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平成 28 年度
枝幸町情報通信基盤施設自主放送自動配信システム
選定プロポーザル
【実施要領】
平成 28 年 12 月
枝幸町
1. 事業の概要
(1) 事業の目的
当町の情報通信基盤施設は平成 23 年度に整備され、有線テレビジョン放送を実施するな
ど町民に必要不可欠な施設となっている。また、有線テレビジョン放送では自主放送で町
独自の番組も放送している。しかしながら、整備後 5 年を経過したことにより、各種機器
が更新時期を迎えつつある。そのため、今年度は情報通信基盤施設のうち自主放送に係る
APC(自動番組送出制御)・映像送出システム(以下、自動配信システムという)を更新す
ることとしている。
ところで、現在映像制作・放送環境を取り巻く技術は日進月歩であり、整備当時とは自
動配信システムの取り巻く環境は変化している。本業務はこうした現況を鑑みて、今まで
より業務効率の向上を目指すとともに、この次の更新まで過不足なく使用できるシステム
を構築したいと考えている。そのため、単純な価格競争による選定ではなく、事業者から
様々な提案を受けることで、総合的な観点からよりよい機器選定ができるものと見込まれ
る。そこで、公募型企画提案(プロポーザル)方式で選定することとした。
(2) 事業の名称
枝幸町情報通信基盤施設自主放送自動配信システム更新事業
(3) 事業内容
枝幸町情報通信基盤施設における自動配信システムを更新する。
当プロポーザルでは、次の内容を含む提案を要請する。
①
APC システムソフトウェア及びハードウェア
②
映像送出システムソフトウェア及びハードウェア
③
納入機器設置及び既存放送システムとの接続調整
④
納入ソフトウェア及びハードウェアの保守(納品日から 1 か年)
2. 参加資格要件
(1)
枝幸町から指名停止措置を受けていないこと。
(2)
会社更生法に基づく更生手続等又は民事再生法に基づく再生手続等開始の申立てが
なされていないこと。
(3)
銀行取引停止となっていないこと。
(4)
過去に本業務に類似する業務の実績があること。
(5)
地方自治法施行令第 167 条の 4 の規定に該当しない者であること。
(6)
枝幸町物品購入等競争入札参加資格名簿に登録されていること。
(7)
法人税、消費税及び地方消費税の未納税額が無い者であること。
(8)
北海道内に本店又は支店、代理店等を有していること。
(9)
枝幸町暴力団排除措置要綱に該当しない者であること。
-1-
3. 契約方法
提出された企画提案書と提案者からのプレゼンテーションの内容を審査する「枝幸町情
報通信基盤施設自主放送自動配信システム契約候補者選定委員会(以下、「選定委員会」と
いう。)」を開催し、評価がもっとも優れている事業者を第 1 優先契約候補者として選定し、
随意契約により委託契約を締結する。
なお、第 1 優先契約候補者に選定された事業者が辞退した場合、もしくは参加資格要件
を満たさなくなった場合は、次点者を第 2 優先契約候補者に選定し契約の交渉を行なう。
また、参加提案者が1者の場合にあっても審査を実施し、その提案内容が審査基準を満
たすと認められる場合は、その事業者を契約候補者として選定し契約締結に向けた交渉を
行なう。
4. 参加表明書に関する事項
(1)
(2)
提出書類
①
参加表明書(様式第 1 号)
②
事業者概要書(様式第 2 号)
③
参加資格要件(4)の要件に係る業務実績書(様式第 3 号)
提出期限
平成 28 年 12 月 12 日(月)午後 5 時まで(持参、郵送ともに必着)。
(3)
提出場所
事務局に提出すること。
(4)
提出方法
持参又は郵送によること。なお、郵送の場合は、書留など配達した事実の証明が可
能な方法で送付すること。
5. 質問書の受付及び回答
本実施要領及び仕様書に関し不明な点がある場合は以下のとおりとする。
(1)
提出書類:質問・回答書(様式第 4 号)を使用した文書によるものとする。
(2)
提出方法:電子メールにより受付とする。
電子メール:[email protected]
事
務
く さ か
局:枝幸町役場 総務課 情報広報室(担当:日下)
※ メール送信後は速やかにその旨の連絡を電話にておこなうこと。
(3)
受付期間:公募開始の日から平成 28 年 12 月 9 日(金)午後 5 時まで(必着)
(4)
回答方法:提出のあった質問をとりまとめ、平成 28 年 12 月 12 日(月)まで参加表
明書を提出した全者に対して電子メールで回答する。
-2-
6. 企画提案書に関する事項
(1)
提出書類
参加表明書を提出した者は、企画提案書表紙(様式第 5 号)に次の項目を内容とす
る企画提案書を添付して提出すること。
①
企画提案書(任意様式)
②
枝幸町情報通信基盤施設自主放送自動配信システムに関し、仕様書に掲げる事
項を踏まえた具体的な提案
③
業務スケジュール
④
実施体制(任意様式)
⑤
予定担当者調書(業務責任者、担当者)(任意様式)
⑥
業務見積書及び積算内容書(任意様式)
※積算内訳については「一式」との表記をせず、積算項目を明記のこと。
(2)
提出期限
平成 28 年 12 月 19 日(月)午後 5 時まで(持参、郵送ともに必着)。
(3)
提出場所
事務局に提出すること。
(4)
提出方法
持参又は郵送によること。なお、郵送の場合は、書留など配達した事実の証明が可
能な方法で送付すること。
(5)
提出部数
正本 1 部、副本 6 部(副本については複写可とする)
7. 審査方法
(1) 契約候補者の選定方法
副町長を委員長とし、総務課長、総務課参事、総務課情報広報室主幹、総務課情報広報
室主査及び主任の計 6 名で構成する選定委員会において審査を行い、評価がもっとも優れ
ている事業者を第 1 優先契約候補者として選定する(次点者も決定する)。
なお、審査は非公開とする。
(2) プレゼンテーション及び質疑応答の実施
企画提案内容を確認するためプレゼンテーション及び質疑応答をおこなう。
①
実施日時
平成 28 年 12 月 20 日(火)午後 1 時 00 分から
②
実施場所
枝幸郡枝幸町本町 880 番地 1 枝幸町中央コミュニティセンター3 階
信センター
-3-
枝幸町情報通
③
プレゼンテーション及び質疑応答
1 者ずつの呼びこみ方式により、1 者あたり 30 分程度(プレゼンテーション:20 分
以内、質疑応答:10 分程度)とする。プレゼンテーション実施後に、引き続き質疑
応答を実施する。内容は、提出のあった企画提案書に基づくものとし、追加資料は
認めない。また、説明者は補助者を含めて 3 名以内とする。
④
審査項目
審査基準(様式第 6 号)に基づき実施する。
⑤
その他
プレゼンテーションにパソコン等を利用する場合は、応募者で用意することとし、
表示は実施場所備え付けの 60 インチモニタを利用すること(HDMI 端子による接続
に限る)。
(3) 審査結果
審査結果はプレゼンテーション参加者に対し、書面「企画提案書の審査結果について(様
式 7 号)」にて通知する。また、書面の通知と併せて電子メールにて通知する。
8. スケジュール
公募開始
平成 28 年 12 月 2 日(金)
質問の受付期間
平成 28 年 12 月 2 日(金)~12 月 9 日(金)
質問への回答期限
平成 28 年 12 月 12 日(月)
参加表明書の提出期間
平成 28 年 12 月 2 日(金)~12 月 12 日(月)
企画提案書等の提出期間
平成 28 年 12 月 12 日(月)~12 月 19 日(月)
プレゼンテーション審査
平成 28 年 12 月 20 日(火)午後 1 時~
結果通知
審査後 1 週間程度
契約手続き
平成 28 年 12 月下旬~1 月上旬予定
9. その他
(1)
手続きにおいて使用する言語は日本語、通貨単位は日本円とする。
(2)
企画提案に要する全ての費用は、参加者の負担とする。
(3)
次の各号のいずれかに該当する場合は、審査の対象から除外する。
①
企画提案書の内容に虚偽の内容が記載されている場合
②
企画提案書が定められた提出方法、提出先、提出期限に適合しない場合
(4)
提出期限以降の企画提案書の差し替え、又は再提出は認めない。
(5)
参加者から提出された関係書類は返却しない。
(6)
参加者から提出された企画提案書は、当該審査以外で提案者に無断で使用しない。
(7)
提出された企画提案書の機密保持には十分配慮する。
(8)
参加表明書または、企画提案書提出後、プレゼンテーション審査までの間に辞退する
-4-
場合には、辞退理由書等を記載した参加辞退届(様式第 8 号)を提出すること。なお、
辞退することによって、今後の枝幸町との契約等に不利益な取り扱いをするものでは
ない。
(9)
公募開始から結果通知までの間は、選考委員会委員への本事業に対する質問・問い合
わせについては応じかねるので留意すること。
10. 事務局(書類提出先・問い合わせ先)
く さ か
枝幸町役場総務課情報広報室(担当:日下)
〒098-5892 枝幸郡枝幸町本町 916 番地
電話:0163-69-9000
以上
-5-
様式第1号
平成
枝幸町町
村
上
守
継
年
月
日
様
住所又は所在地
商号又は名称
代 表 者 氏 名
参
加
表
明
印
書
枝幸町情報通信基盤施設自主放送自動配信システム選定プロポーザル実施要領の主旨を
理解し、参加資格要件の項目を全て満たすことをここに証し、企画提案に参加する意思が
あることを表明します。
○企画提案責任者
所
属
部
署
役 職 ・ 氏 名
所
電
在
話
F A X
地
番
号
番 号
E - m a i l
〒
様式第2号
事 業 者 概 要 書
1.事業者概要
会
社
名
代表者職氏名
設立年月日
資
本
金
直近の決算に
おける取扱高
総従業員数
所
在
地
連
絡
先
所
在
地
本社所在地
名
本業務担当
事
業
〒
電
話
F A X
〒
称
従 業 員 数
所
所
担
連
当
絡
者
先
属
役職名
氏
名
電
話
F A X
E-mail
2.情報セキュリティ及び品質管理に係る体制
(1)情報セキュリティ(個人情報保護を含む)体制
(2)品質管理に係る体制
注)認証等を取得している場合は、証明書類の写しを添付して下さい。
業務手順をマニュアル化している等の場合は、関係資料の写しを添付して下さい。
様式第3号
業務実績書
事業者名
1.類似業務の受注状況(過去5年以内)
年度
事業名
発注者
事業内容
契約期間
契約金額
千円
千円
千円
千円
千円
千円
注)行が不足する場合などは、行の追加等により適宜修正して使用して下さい。
様式第4号
(提出日)平成
年
月
質 問 ・ 回 答 書
商号又は名称:
電 話 番 号 :
FAX 番 号 :
E - m a i l :
業務名:枝幸町情報通信基盤施設自主放送自動配信システム更新事業
No.
質問内容
質問に対する回答
1
2
3
4
5
※回答時には質問者名を公表いたしません。
※質問欄が足りない場合は、適宜追加して提出願います。
概要
日
様式第5号
平成
枝幸町長
村
上
守
継
年
月
日
様
住所又は所在地
商号又は名称
代 表 者 氏 名
印
企画提案書の提出について
枝幸町情報通信基盤施設自主放送自動配信システム更新事業に関する企画提案書を、別
添の通り提出します。
なお、提出書類の記載については、事実と相違なく、提案採択時には当該企画提案書及
び、実施要領、仕様書に従い提案業務を履行することを確約します。
様式第6号
審査基準
評価項目
評価項目
業務の受注実績
評価の視点
配点
過去 5 年以内の類似業務の実績
5
業務責任者、担当者の当該分野業務に係る
①事業者
業務実施体制
経験年数、業務手順のマニュアル化、情報
5
セキュリティ体制、品質管理体制
小
②企画提案書
10
業務仕様に係る
EPG 情報の編集のしやすさ
10
具体的な提案内容
映像編集ソフトとの連携の容易さ
5
機器障害への備え
5
独自の提案
総合評価
仕様書にない独自的な提案
15
業務を遂行するための投入人員・スケジュ
ール管理計画
全体的な構成の印象・熱意
口頭説明・質疑応答
テーション
計
提案内容の明確な説明及び審査委員の質問
に対する回答
小
積算内容
計
企画提案書の内容に基づく数量・金額の妥
当性
小
総合計
5
10
小
④見積額
10
番組送出スケジュール編成のしやすさ
業務スケジュール
③プレゼン
計
計
60
10
10
20
20
100
様式第7号
枝総務第
平成
号
年
月
日
様
枝幸町長
村
上
守
継
印
枝幸町情報通信基盤施設自主放送自動配信システム
選定プロポーザル選考の結果について
枝幸町において、表記業務に係るプロポーザルを実施した結果、貴社を第1優先契約候
補者として選定することを決定しましたので、本書をもって通知します。
(総務課情報広報室)
様式第8号
平成
枝幸町長
村
上
守
継
年
月
日
様
住所又は所在地
氏名又は名称
及び代表者氏名
印
参加辞退届
枝幸町情報通信基盤施設自主放送自動配信システムに係るプロポーザルに参加表明又は
企画提案する意思を表明しましたが、下記理由により参加を辞退します。
辞退理由
平成 28 年度
枝幸町情報通信基盤施設自主放送自動配信システム
選定プロポーザル
【基本仕様書】
平成 28 年 12 月
枝幸町
1. 事業名
枝幸町情報通信基盤施設自主放送自動配信システム更新事業
2. 事業概要
枝幸町情報通信基盤施設の有線テレビジョン放送において実施している自主放送を送出
する APC(自動番組送出制御)
・映像送出システム(以下、自動配信システムという)更新
に伴う機器の納入及び設置調整
3. 納入場所
枝幸町中央コミュニティセンター3 階
枝幸町情報通信センター
4. 本事業に係る業務の実施について
(1)
本事業に係る業務は、本仕様書に基づいて実施すること。
(2)
受注者は、業務実施にあたり、関係法令及び条例を尊守して行なうこと。
(3)
受注者は、業務の実施にあたり、当町と協議を行い、その意図や目的を十分に理解
した上で、適切な人員配置のもとで業務を進めること。
(4)
受注者は、業務の実施にあたり、全国レベルでの最新情報や事例を広く収集し、先
進的かつ実効性の高い、具体的施策を提案すること。
(5)
受注者は、業務の進捗について、当町に対して定期的に報告すること。
(6)
受注者が、業務の全部を第三者に委託することを禁止とする。
(7)
受注者は、業務の一部を第三者に委託するときは、あらかじめ当町に書面により報
告し、当町の了承を得ること。
(8)
業務に関する打ち合わせは、原則、枝幸町情報通信センターで実施すること。
(9)
本仕様書に定めのない事項や本業務の実施にあたり疑義が生じた場合は、速やかに
当町と協議を行い、指示を仰ぐこと。
5. 業務内容
(1)
APC システムソフトウェア及びハードウェアの納入
(2)
映像送出システムソフトウェア及びハードウェアの納入
(3)
納入機器設置及び既存放送システムとの接続調整
(4)
納入ソフトウェア及びハードウェアの保守(納品日から 1 か年)
6. 納入対象機器
「別紙 1 自主放送自動配信システム更新対象機器」の図中、赤色で示されている機器を
更新対象とするため、当該機器を置き換えることができる機器を納入すること。
-1-
7. 納入システム仕様
納入する自動配信システムには、次の機能を必ず具備するものとする。なお、既設機器
と接続するための映像信号は HD-SDI (SMPTE 292M) 1080i 29.97fps とする。
(1)
映像送出スケジュールを容易な操作で編成することができること。
(2)
送出映像のソースには次のものを利用できること。
①
自動配信システム内部に蓄積した映像
②
スタジオからの映像※
③
デジタル・ディスクレコーダー(2 出力)※
④
三笠山カメラ※
⑤
シグナルジェネレーター(カラーバー)※
※印は既存機器より 8 x 4 スイッチャーに入力されている。
(3)
映像送出スケジュールに従い、8 x 4 スイッチャー、デジタル・ディスクレコーダー
を自動的に制御すること。
(4)
送出する EPG 情報を容易に編集することができ、また EPG 送出装置と連携できる
こと。
(5)
映像編集ソフトから出力される映像ファイルを、送出用として直接内部に蓄積でき
ること。
(6)
送出用の映像は、少なくとも 78 時間分を内部に蓄積できること。
(7)
送出映像がスタジオからの映像の場合、自動配信システムで同時録画できること。
(8)
システムの動作を監視し、障害発生時には外部へ SNMP・電子メール・接点出力等
で報知すること。
(9)
自動配信システム内部に蓄積した送出用映像を外部モニターで確認できること。
8. 自動配信システムと接続する既設機器
納入する自動配信システムと接続することとなる既設機器は次の通りである。
8 x 4 スイッチャー
Grass Valley Acappella A84HR-CLP
EPG 送出装置
NHK アイテック EPG-03MC
デジタル・ディスクレコーダー
Grass Valley T2 iDDR2-RAID-JP
9. 上限金額
納入する自動配信システムの価格は 10,000,000 円(消費税および地方消費税を含む)を
上限とする。
10. 納入場所
枝幸郡枝幸町本町 880 番地 1 枝幸町中央コミュニティセンター3 階
-2-
枝幸町情報通信セ
ンター送信室
自主放送架内及び編集室内。ただし、主要機器は自主放送架内に収めるも
のとし、編集室内に設置する機器は操作に必要な機器など必要最小限にとどめるものとす
る。なお、自主放送架内に収める機器は EIA/ECA-310-E 規格 19 インチラックで概ね 8U 以
下とする。
11. 履行期限
委託契約締結日から平成 29 年 3 月 21 日(火)までに納品及び設置調整を完了すること。
12. 注意事項
(1)
受注者は、枝幸町個人情報保護条例を遵守し、業務上知り得た個人情報等の秘密を
他人に漏らしてはならない。業務終了後においても同様のこととする。
(2)
成果物の所有権、著作権、利用権は当町に帰属するものとする。
(3)
本業務により得られた成果品および資料、情報等は、当町の許可無く、他に公表、
貸与、使用、複写、漏洩することを禁ずる。
(4)
業務完了後に、受注者の責任に帰すべき理由による納入システム等の不良箇所があ
った場合は、受注者は速やかに必要な修正等の措置を行なうものとし、これに要す
る経費は受注者の負担とする。
以上
-3-
別紙 1