平成27年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の

発表は次のとおり願います。
義務教育課 生徒指導推進室 内線5227
ラジオ・テレビ 10月27日(木) 17時以降
高校教育課 新聞
10月28日(金) 朝刊
生徒指導推進班 内線5265
特別支援教育課 指導担当
内線5279
総務部総務課 私学振興室
内線2250
平成27年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」について(茨城県)
本調査は,文部科学省が全国調査として実施したものですが,その茨城県におけるデータは以下の
とおりです。
( )内は平成26年度の数
【概要】
区 分
(1)暴力行為の発生件数
国公私立小・中・高等学校
学校の管理下
学校の管理下以外
全国
茨城県
数
増減及び前年比
数
増減及び前年比
56,963件
+2,717件
1,462件
-239件
(54,246件)
+5.0%
(1,701件)
-14.1%
53,411件
+3,424件
1,386件
-197件
(49,987件)
+6.8%
(1,583件)
-12.4%
3,552件
-707件
76件
-42件
(4,259件)
-16.6%
(118件)
-35.6%
○ 暴力行為は,全体として減少した。児童生徒1,000人当たりの発生件数は4.4件(前年度5.1件)
である。
○ 小学校286件(前年度より150件増加),中学校980件(前年度より407件減少),高等学校196件
(前年度より18件増加)の合計1,462件である。
○ 小学校は,平成22年度から1年ごとに増減を繰り返しており,27年度は増加した。
○ 中学校は,平成23年度から25年度まで増加していたが,2年連続で減少した。
○ 高等学校は,平成24年度以降減少傾向にあったが,27年度に増加した。過去5年では2番目に少
ない。
(2)いじめの認知件数
国公私立小・中・高・特別支援学校
うち解消している割合
224,540件
+36,468件
7,094件
+2,375件
(188,072件)
+19.4%
(4,719件)
+50.3%
88.6%
-0.1ポイント
92.7%
+2.1ポイント
○ いじめの認知件数は,小学校4,853件(前年度2,973件),中学校2,064件(前年度1,656件),高
等学校145件(前年度80件),特別支援学校32件(前年度10件)と各校種とも増加している。
○ 児童生徒1,000人当たりの認知件数は21.1件である。
○ いじめの現在の状況で「解消しているもの」の件数の割合は,92.7%(前年度90.6%)であり,
全国平均88.6%を上回っている。平成25年に「いじめ防止対策推進法」が施行されて以来,3年連
続で全国平均を上回っている。
(3)出席停止の状況
公立小・中学校(中等教育学校前期課程を除く)
15件
-10件
0件
-
(25件)
-40.0%
(0件)
-
○ 出席停止については,本県の公立小・中学校において過去9年間,措置はない。
(4)小・中学校長期欠席者数
国公私立小・中学校
うち不登校児童生徒数
小学校
中学校
194,933人
+9,882人
4,831人
+420人
(185,051人)
+5.3%
(4,411人)
+9.5%
126,009人
+3,112人
2,989人
+71人
(122,897人)
+2.5%
(2,918人)
+2.4%
27,581人
+1,717人
560人
-15人
(25,864人)
+6.6%
(575人)
-2.6%
98,428人
+1,395人
2,429人
+86人
(97,033人)
+1.4%
(2,343人)
+3.7%
○ 小学校における不登校児童数は560人,1,000人当たり3.6人(前年度575人,1,000人当たり3.7
人)で,4年ぶりに減少した。
○ 中学校における不登校生徒数は2,429人,1,000人当たり29.0人(前年度2,343人,1,000人当たり
27.6人)で,3年連続で増加した。
区 分
全国
茨城県
数
増減及び前年比
数
増減及び前年比
79,207人
-1,406人
810人
-121人
国公私立高等学校
(80,613人)
-1.7%
(931人)
-13.0%
うち不登校生徒数
49,591人
-3,565人
446人
-195人
(53,156人)
-6.7%
(641人)
-30.4%
(5)高等学校長期欠席者数
○ 高等学校における不登校生徒数は446人,1,000人当たり5.6人(前年度641人,1,000人当たり8.0
人)で,前年度より減少した。
○ 公立高等学校で333人(前年度より168人減少)であり,公私立共に減少した。公立高等学校は,
過去5年で最も少ない。
(6)中途退学生徒数
国公私立高等学校
49,001人
-4,390人
1,721人
+130人
(53,391人)
-8.2%
(1,591人)
+8.2%
○ 中途退学生徒数は,公立高等学校で562人(前年度より53人減少)で,過去10年で最も少ない。
(7)児童生徒の自殺者数
国公私立小・中・高等学校
214人
-18人
4人
-5人
(232人)
-7.8%
(9人)
-55.6%
180ヶ所
-3ヶ所
7ヶ所
-
(183ヶ所)
-1.6%
(7ヶ所)
-
1,506ヶ所
-23ヶ所
58ヶ所
+1ヶ所
(1,529ヶ所)
-1.5%
(57ヶ所)
+1.8%
(8)教育相談機関の設置状況
①都道府県・指定都市教育委員会所管
②市町村(指定都市を除く)教育委員会所管
※長期欠席者とは病気・経済的理由・不登校・その他の理由により年度間に30日以上欠席した者。
※中学校には中等教育学校前期課程を,高等学校には中等教育学校後期課程をそれぞれ含む。
※茨城県データの内訳等については,別添資料を参照ください。
※全国のデータは文部科学省のホームページをご覧ください。(10月27日(木)18時掲載予定)
(問い合わせ先) 義務教育課 志賀 TEL 029(301)5229 特別支援教育課 十河(そごう) TEL 029(301)5280
高校教育課 高野 TEL 029(301)5265 総務部総務課私学振興室 石徹白(いとしろ) TEL 029(301)2249