(案) 平成28年第4回市議会定例会前の記者会見 【日時】 平成28年11月22日(火) 午後2時から 【場所】 三鷹市役所3階 市長公室 三鷹市 目次 ページ 1 子ども・子育て支援の充実に取り組みます 1 ~公有地を活用した待機児童解消と認可外保育施設等利用助成の拡充~ 2 「防災行政無線自動電話応答システム」を導入します 1 ~いつでも無料で防災無線の放送内容を確認できます~ 3 「三鷹市多世代交流センター」をリニューアルします 2 ~平成31年度オープンに向けて、機能強化を図ります~ 4 「三鷹市立太宰治文学館(仮称)」及び「三鷹市立吉村昭書斎(仮称)」 の開設に向けて基本プランを策定します 2 5 高齢者施設等の防犯対策強化を支援します 3 ~防犯対策強化を図るため、防犯カメラ設置等を補助します~ 6 2017年版「平和カレンダー」を差し上げます 3 ~小学生から募集した平和の絵・平和へのメッセージを掲載~ 7 「ライフ・ワーク・バランス」の啓発を目的とした 「ラッピングバス」を運行します 4 8 「ごみ減量等推進会議」の提言を受け、ごみの出し方を変更します 4 ~「汚れたプラスチック類」の分別を「不燃ごみ」から「可燃ごみ」へ~ 9 (公財)三鷹市スポーツと文化財団のシンボルマークが決定! ~公募による89点の作品から選ばれた“財団の顔”となるデザイン~ 【添付資料】 ○ 平成28年第4回市議会定例会提出議案概要 ○ 平成28年度12月各会計補正予算総括表 5 議案関係 1 補正予算 子ども・子育て支援の充実に取り組みます ~公有地を活用した待機児童解消と認可外保育施設等利用助成の拡充~ 待機児童の解消と多様化する保育ニーズへの対応のため、平成 27 年度に廃園した旧高 山保育園跡地(牟礼4-9-25)を活用し、公募事業者による私立認可保育園の開設支援 を行います。平成 30 年4月の開設に向け、用地の無償貸付を行うとともに、国の補助金 を活用し整備費の助成などの支援を行います。 また、認可外保育施設を利用している児童の保護者の負担を軽減するために実施して いる利用者助成について、東京都の緊急対策を活用し、平成 29 年1月から利用助成金を 拡充します。 なお現在、子育て支援施設として、同じ牟礼地区で平成 29 年4月開設予定の高山小学 童保育所C(仮称)と、下連雀地区で平成 29 年2月開設予定の連雀学園学童保育所(仮 称)の整備に着手し、保育園の待機児童とともに学童保育所の待機児童解消にも取り組 んでいます。 ※該当提出議案 ・ 「三鷹市学童保育所条例の一部を改正する条例」 ・ 「三鷹市高山小学童保育所C等の指定管理者等の指定について」 ◆ 私立認可保育園の開設 社会福祉法人である保育事業者が公有地を無償で借り受け、国の補助金を活用して 建物を建築し、定員 86 人の認可保育園を開設します。 ・名 称:みたか小鳥の森保育園(分園) ・設置主体:社会福祉法人 みたか小鳥の森福祉会 ・所 在 地:牟礼四丁目9番 25 号 ・開設時期:平成 30 年4月 ◆ 認可外保育施設等利用助成事業の拡充 1人当りの利用助成金を、月額1万円から月額2万円に拡充します。 【担当】子ども政策部児童青少年課 電話:0422-45-1151 内線 2701 子ども政策部子ども育成課 電話:0422-45-1151 内線 2730 補正予算 2 「防災行政無線自動電話応答システム」を導入します ~いつでも無料で防災無線の放送内容を確認できます~ 災害発生時の市民への情報伝達手段として整備している防災行政無線は、平時から光化 学スモッグ注意報の発令や東京都平和の日、広島・長崎の原爆投下の日といった平和施策 に関する放送等も実施しています。 平時の放送は、市内 54 カ所に設置しているスピーカーから緊急時に比べて音量を一定程 度抑えた上で一斉に放送しており、住宅の高気密化や高層ビル化等により周囲の住環境に よる反響や音割れ等により放送が聞こえにくい地域が存在している状況です。 これまで、三鷹市ではそうした地域への情報伝達の確実性を高めるとともに、情報伝達 手段の多様化を図るため、防災行政無線放送時の市ホームページの即時掲載や安全安心メ ール、三鷹市公式ツイッターへの同時配信等のシステムを構築してきました。 しかしながらこの間、高齢者を中心に「電話により防災行政無線の放送内容を確認した い」との要望が多かったことから、 「防災行政無線自動電話応答システム」を新たに導入し、 「三鷹中央防災公園・元気創造プラザ」の開設に合わせて、平成 29 年4月1日から利用を 開始します。 同システムは、防災行政無線で放送した内容を電話応答装置にて自動録音し、録音した 内容を利用者が電話で確認できるサービスを提供するものです。 例えば、突然の大地震の発生など緊急時においても、職員が参集し録音するのではなく、 防災行政無線の放送と同時に電話応答装置が自動録音を開始し、防災行政無線の放送終了 後から電話で放送内容を確認することが可能なため、放送を聞き逃した方や聞き取れなか った方が利用することで市からの緊急情報を確実に確認することが可能となります。 なお、同システムはフリーダイヤルのため、サービスの利用は無料です。 【担当】総務部防災課 電話:0422-45-1151 内線 2202 1 補正予算 3 「三鷹市多世代交流センター」をリニューアルします ~平成 31 年度オープンに向けて、機能強化を図ります~ 三鷹市では、平成 29 年4月に、これまでの「東児童館・東社会教育会館」及び「西児 童館・西社会教育会館」を改め、 「東多世代交流センター」及び「西多世代交流センター」 を設置します。東・西多世代交流センターでは、これまで慣れ親しんだ「ひがしじどう かん」 「にしじどうかん」の愛称を大切にしつつ、多世代交流拠点としての機能強化を図 るため、平成 31 年度のリニューアルオープンに向けて、平成 29 年度の設計を見据えた 基本プランの検討に着手します。 東・西多世代交流センターは、 「乳幼児、児童、中高生世代がすこやかに」「若者同士 がのびのびと」 「地域の大人、シニア世代がじっくりと」学び、活動できるような空間と なるよう、施設のリニューアル整備を行います。 ◆ リニューアルオープン後の機能概要 (1) 赤ちゃん・子どもが「すこやか」ゾーン ・乳幼児:利用者支援事業・ひろば事業など ・小学生:児童館機能・多様な「遊び」の提供 ・中高生:児童館機能・放課後の過ごし方の提供 (2) 若者同士が「のびのび」ゾーン ・困難のある若者支援・就労への支援など (3) 地域の大人が「じっくり」ゾーン ・生涯学習センターと連携した生涯学習事業の場や活動スペースの提供 【担当】子ども政策部児童青少年課 電話:0422-45-1151 内線 2701 補正予算 4 「三鷹市立太宰治文学館(仮称)」及び「三鷹市立吉村昭書斎 (仮称) 」の開設に向けて基本プランを策定します 三鷹市では、太宰治、吉村昭など、三鷹市及び都立井の頭恩賜公園にゆかりの深い文 化人を顕彰し、 「文化の薫り高い三鷹」のまちづくりを推進するため、市民・都民の憩い の場である同公園に、その恵まれた環境との調和を保ちながら、両氏の遺品や資料等を 展示する「三鷹市立太宰治文学館(仮称)」及び「三鷹市立吉村昭書斎(仮称)」を整備 します。 施設整備に向けて、公園全体のゾーニング等との整合性を図りながら、施設の規模、 配置、動線等について、東京都と協議の上、基本プランを策定します。新たな文化の発 信拠点として文化に親しむ環境を創出することによって、来年に控えた井の頭恩賜公園 開園 100 周年を契機とした公園の更なる魅力向上とともに、 「文化の薫り高い三鷹」とし ての発信力を高めます。また、多くのファンを有する太宰治と吉村昭の貴重な遺品・資 料等を散逸させずに適切に保存し、市民・都民がこれらに接する場を創出することは、 自治体の文化振興策として有効です。さらに、地域の文化人に関連する設備の保存・展 示は、文化財の保存とともに、三鷹市域を超え多摩の魅力向上とまちのブランド化に大 きく資するものです。 ◆ 整備スケジュール ・平 成 28 年 12 月:補正予算(基本プラン、基本・実施設計) :設計工期:平成 30 年3月まで ・平成 30 年度予算:建設工事費等を計上 ・平 成 30 年 6 月:契約議案 ・平 成 30 年 7 月:着工 ※東京都と連携する井の頭恩賜公園開園 100 年記念事業、ご遺族のご協力による太宰治 没後 70 年事業の取り組みを進めていく中で、 平成 31 年4月のオープンを目指します。 【担当】企画部企画経営課 電話:0422-45-1151 内線 2110 生活環境部コミュニティ文化課 電話:0422-45-1151 内線 2510 2 補正予算 5 高齢者施設等の防犯対策強化を支援します ~防犯対策強化を図るため、防犯カメラ設置等を補助します~ 三鷹市では、国の平成 28 年度第二次補正予算において成立した既存高齢者施設等の防 犯対策強化事業の補助制度を活用し、高齢者施設等の防犯対策強化を推進するため、防 犯カメラの設置等を希望する施設に対し、経費の一部を補助します。 ◆ 支援の概要 (1) 下記のア~ウの要件を満たす施設に対して、その費用の一部を補助します。 ア:既存高齢者施設等の防犯対策を目的とした施設等の整備事業であること。 イ:以下を施設等に整備するものであること。 (ア) フェンス(境界を作り、人が容易に敷地内や建物に接近することを防ぐ効果が あるもの<例:道路と敷地の境界性を明確にし、門扉等を設置する・敷地や 建物への出入口を限定する>) (イ) 110 番直結非常通報装置 (ウ) カメラ付きインターホン (エ) 防犯カメラ (オ) 人感センサー(人の出入りを感知するセンサー付きライト・人の出入りを感知 し、ベルで音を鳴らすもの等) ウ:協議額1件につき総事業費の下限が 30 万円以上であること。 (2) 補助金額 1施設当たりの補助対象事業費は 1,800 千円を上限とし、1/2 の額を補助します。 【担当】健康福祉部高齢者支援課 6 電話:0422-45-1151 内線 2680 2017 年版「平和カレンダー」を差し上げます ~小学生から募集した平和の絵・平和へのメッセージを掲載~ 三鷹市では、非核・平和関連事業の一環として、昭和 63 年から毎年、市内在住の小学 生と市民の皆様からお寄せいただいた平和の絵とメッセージを掲載した「平和カレンダ ー」を作成し、希望者に配布しています。 今年も、1,072 点の絵と、662 点のメッセージが寄せられ ました。多様なテーマを題材とした絵やメッセージが集まり、 小学生一人ひとりの「平和」に対する自由な発想と純粋な思 いが色鮮やかに表現されています。今回、審査の結果選ばれ た「平和の絵」入選 13 点と佳作 12 点、 「平和へのメッセー ジ」13 点は、2017 年版「平和カレンダー」に掲載されます。 なお、応募のあった「平和の絵」全作品と「メッセージ」 の入選作品は、11 月 16 日(水)から 24 日(木)まで三鷹 市公会堂で「平和の絵展」を開催し展示しています。今後、 入選・佳作作品は、12 月に市ホームページ内特設サイト「み 表紙に採用された作品 たかデジタル平和資料館」の中でもご紹介する予定です。ま た、平和カレンダーのデータ(A4版)を、同サイトからダ ウンロードすることもできます。 また、去る 11 月8日、千葉県佐倉市で開催された「平和首長会議」の国内加盟都市会 議総会に清原慶子三鷹市長が出席し、戦後 70 年非核・平和関連事業として実施した「み たかデジタル平和資料館」 「戦争体験談のアーカイブ化」などの取り組みを報告しました。 ◆ 主な報告事項 ・広島被爆樹木アオギリ2世の植樹式(平成 28 年1月 28 日) ・ 「みたかデジタル平和資料館」開設(平成 28 年2月 29 日) ・戦没者追悼式並びに平和祈念式典(平成 27 年8月 15 日) ・平和展「戦後 70 年 特別企画」 (平成 27 年8月3日~15 日) ・戦争体験談のアーカイブ化事業(平成 28 年 10 月現在、延べ 17 人) ・平和カレンダー制作 (平成 27 年度:絵 1,307 点、メッセージ 773 点) ・平和の絵展(平成 27 年 11 月 18 日~27 日) 【担当】企画部企画経営課 電話:0422-45-1151 内線 2110 3 7 「ライフ・ワーク・バランス」の啓発を目的とした 「ラッピングバス」を運行します 三鷹市では、平成 22 年3月3日に、『仕事と生活の調和推進都市』を宣言し、働くこ とと暮らしの調和に向けた制度の周知とともに、公募市民の皆様と協働して「ワーク・ ライフ・バランス」について学ぶ講座を開催するなど、継続して「仕事と生活の調和」 を推進してきました。 また、今年度は、 『三鷹市まち・ひと・しごと創生総合戦略』に基づく「三鷹版 働き 方改革応援プロジェクト」の一環として、10 月下旬から 11 月上旬にかけて、市内企業 等を対象に実態調査を実施しました。こうした過程で、英語の「ライフ」が意味する市 民の皆様の「人生」 「生命」 「生活」を最初に置いて、 「ワーク・ライフ・バランス」とい う言葉を、 「ライフ・ワーク・バランス」という語順に改めて、取り組みを進めることと しました。 そしてこのたび、 「ライフ・ワーク・バランス」の啓発 を目的とした「ラッピングバス」を運行します。 ◆ ラッピングバスの概要 「ライフ・ワーク・バランス」の趣旨を広く市民や事 業所へアピールし定着を図るため、市内各所を運行して いるコミュニティバスに啓発ラッピングを施し、通年で PRを行います。 (1) 対象路線5ルート(各ルート1台と予備車両1台の 計6台) ・北野ルート(三鷹駅南口~北野) ・三鷹台ルート(三鷹駅南口~三鷹台駅) ・西部ルート(杏林大学病院~調布飛行場) ・明星学園ルート(三鷹駅南口~明星学園前) ・新川・中原ルート(杏林大学病院~つつじヶ丘駅北口) (2) 運行期間 平成 29 年2月末~平成 32 年3月(予定) 【担当】企画部企画経営課 8 現在のコミュニティバス 電話:0422-45-1151 内線 2110 ごみ減量等推進会議の提言を受け、ごみの出し方を変更します ~「汚れたプラスチック類」の分別を「不燃ごみ」から「可燃ごみ」へ~ 三鷹市では、家庭から出されるプラスチック類は原則として容器包装リサイクル法に 基づきリサイクルしています。しかし、汚れたプラスチック類は、同法によるプラスチ ック類のリサイクルが認められないため、燃やせないごみ(不燃ごみ)として収集して きましたが、このたび町会・自治会・ごみ処理業者などの推薦者で構成する「三鷹市ご み減量等推進会議」からの提言を受けて検討した結果、平成 29 年4月から家庭系ごみの 分別を変更し、燃やせるごみ(可燃ごみ)として収集を行います。 ◆ 変更内容・目的等 (1) 汚れたプラスチック類の分別の変更 ・現行:不燃ごみ・・・月2回収集、ごみ処理指定有料指定収集袋を使用 ・変更後:可燃ごみ・・・週2回収集、ごみ処理指定有料指定収集袋を使用 ※いずれも有料袋で収集しているため、市民の費用負担の増加はありません。 (2) 変更の目的 ア 市民の利便性の向上 イ 中間処理施設の効率化 ウ リサイクルされるプラスチック類の品質向上 (3) 変更の経過 ・平成 28 年3月: 『三鷹市ごみ処理総合計画 2022』を策定。汚れたプラスチック類に ついて不燃ごみから可燃ごみへの分別変更を検討する旨を記載。 ・平成 28 年8月:「三鷹市ごみ減量等推進会議」より、汚れたプラスチック類の分別 を不燃ごみから可燃ごみへ変更することを求める提言書が三鷹市長に提出される。 ・平成 28 年 10 月:提言を受け、三鷹市では、ふじみ衛生組合に対して協議を行い、 受入容量及び処理能力において問題なく処理できるとの同意を得る。 【担当】生活環境部ごみ対策課 電話:0422-45-1151 内線 2530 4 9 (公財)三鷹市スポーツと文化財団のシンボルマークが決定! ~公募による 89 点の作品から選ばれた“財団の顔”となるデザイン~ 公益財団法人三鷹市スポーツと文化財団(以下「財団」という。 )は、公益財団法人三 鷹市芸術文化振興財団として、これまで取り組んできた音楽・演劇・美術・文芸に加え て、平成 29 年4月開設予定の「三鷹中央防災公園・元気創造プラザ」を拠点にスポーツ や生涯学習に関する事業を展開するため、平成 28 年4月1日に財団の名称を変更すると ともに、組織を改正しました。 そこで、新たな一歩を踏み出した財団のこれらの活動を 象徴し、財団のイメージを高め、市民の皆様に親しまれる 財団の顔となるようなシンボルマークを制定することとし ました。 8月7日~31 日までの期間を公募期間とし、財団ホーム ページや『広報みたか』8月7日発行号で、広く市内外か らデザイン案を募集したところ、60 人 89 点の応募があり ました。美術の専門家等で構成する選定委員会による厳正 な選考の結果、右記のシンボルマークに決定しました。 ◆ 受賞者 ・児島 満(こじま・みつる)さん<男性> 受賞作品 ・宮崎県宮崎市在住(50 歳)グラフィックデザイナー ◆ 選定委員会による主な選考理由 ・三鷹市の「M」とスポーツの躍動する姿や文化事業への挑戦と感動が見事にデザイ ンされており、スポーツはもちろん、芸術文化や生涯学習の分野にもふさわしい。 ・シンボルマークらしい安定感がある。 ・緑色と橙色により、三鷹の豊かな緑と明日への希望がイメージされている。 ・3色に配色されており、財団が担うスポーツ・芸術文化・生涯学習の三つの領域が 象徴されている。 【担当】公益財団法人三鷹市スポーツと文化財団 電話:0422-47-9100(三鷹市芸術文化センター内) 5
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