墨 田 区(報道) 平成28 年11 月 17 日 ∼いよいよすみだ北斎美術館開館まで残り5日!子どもたちの笑顔が北斎作品に∼ 区内全公立幼稚園・小・中学校から集めた写真で北斎作品柄フラッグを制作! 区内全公立幼稚園・小・中学校から集めた写真で、葛飾北斎の代表作品「冨嶽三十六景」を再現 したフラッグ(約 100cm×約 150cm)が本日完成した。これは、11 月 22 日(火)のすみだ北斎美術 館開館に向けて、各校で機運醸成を図り、同館に対する誇りと愛着を多くの方に持ってもらうため に実施したもの。 今年 10 月上旬に区から区内公立幼稚園7園・小学校 25 校・中学校 10 校(合計 42 園・校)へ、 子どもや学校などの写真、1,000 枚ほどを提供依頼。10 月下旬には各校から写真が集まり、それを 加工してフラッグとして制作した。各校は、提供した 1,000 枚の写真を使って再現したい図柄を「冨 嶽三十六景」46 作品のうちから選択。各校すべて違う作品が掲揚されるのが特徴で、それぞれ 42 枚の特色あるフラッグを見ることができる。 午後2時、制作したフラッグを掲揚しようと、二葉小学校(石原二丁目1番5号 校長:水谷 光 一)の小学校6年生の児童 36 名が参加した。同校に掲げられたフラッグは、冨嶽三十六景「神奈川 沖浪裏」 。フラッグの写真はすべて二葉小学校のものが使用されている(他校も同様の仕様で制作) ので、子どもたちは自分たちが写っている写真がないか目を凝らして確認。その後、フラッグを取 り付け掲揚されると、子どもたちから「おーっ」と歓声が上がり、みな拍手をして喜んでいた。フ ラッグを取り付けた児童は「身近にすみだ北斎美術館が作られると実感した。自分の写真は見つか らなかったけど、友達の写真がたくさんあった。 」と笑顔で話していた。 二葉小学校以外の幼稚園・小・中学校は、明日 18 日にフラッグを掲揚(雨天により掲揚しない場 合あり)し、各校とも 11 月中は掲揚塔で“子どもたちの笑顔が詰まった冨嶽三十六景”を見ること ができる。 <すみだ北斎美術館について> 日本が世界に誇る絵師・葛飾北斎は、1760 年(宝暦 10 年)9月 23 日、本所割下水(現在の墨田区亀 沢界隈)で誕生し、90 年にも及ぶ生涯のほとんどを生まれ故郷である“すみだ”で暮らし、区内の様々 な風景を作品として残した。このように北斎と縁の深い墨田区では、北斎を区民の誇りとして永く顕彰 し、後世に伝える「すみだ 北斎美術館」の平成 28 年 11 月 22 日開館に向けて準備を進めている。また、 墨田区では、美術館の開館に向けて寄付キャンペーンも展開しており、企業や団体等による北斎をテー マとした様々な企画との連携事業も実施している。 《問合せ》教育委員会事務局指導室 ℡ 5608−6308
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