平成28年10月20日

墨 田 区(報道)
平成28 年10月 20 日
∼すみだ北斎美術館オープンまであと1か月!∼
北斎通りにすみだ北斎美術館オープン記念のフラッグを掲出!
すみだ北斎美術館開館1か月前の現在、北斎通り(※)に、同館オープン記念のフラッグを取り
付けている。このフラッグは、すみだ北斎美術館開館の祝賀ムードを演出し、海外からの旅行者を
はじめ、多くの観光客を歓迎するために掲出する“シティドレッシング”の一環。
フラッグの大きさは高さ 1m50cm×幅 50cm(街路灯の高さの関係上、錦糸1∼3丁目は高さ 1m20cm
×幅 50cm)で、街路灯の高さ約5m の場所に掲出している。フラッグの表には、日本語、英語、中
国語(簡体字・繁体字)
、韓国語、タイ語で“ようこそ”と書かれており、国内外からの観光客をお
もてなす。フラッグ裏のデザインは冨獄三十六景の「凱風快晴」と「神奈川沖浪裏」が描かれたも
の及び、開館記念展でお披露目する幻の絵巻「隅田川両岸景色図巻」の2パターン。いずれもすみ
だ北斎美術館のロゴマークが記されている。歓迎の意を伝えられるように、錦糸町方面と両国方面
どちらからもフラッグ表の“ようこそ”の文字が見える工夫も凝らしている。
本日はすみだ北斎美術館付近でフラッグの取り付けを行っており、作業は明日まで実施。開館1
か月前の明後日 10 月 22 日(土)にはシティドレッシングが完成し、北斎通り 1,950 メートルに約
140 枚のフラッグが掲げられる。平成 29 年1月 15 日(日)まで掲出。
※北斎通りについて
亀沢1丁目から錦糸4丁目の区間、1,950 メートルを結ぶ通り。かつては、
「南割下水(みなみわりげ
すい)通り」
「やっちゃば通り」などの通称で呼ばれていたが、平成 11 年8月に正式に「北斎通り」と
名づけられた。これは、この通りのある亀沢が世界的に有名な浮世絵師・葛飾北斎が生まれた地である
ことから、この名称になった。
「北斎通り」沿いの、亀沢1−7には「葛飾北斎生誕の地」の碑がある。
<すみだ北斎美術館について>
日本が世界に誇る絵師・葛飾北斎は、1760 年(宝暦 10 年)9月 23 日、本所割下水(現在の墨田区亀
沢界隈)で誕生し、90 年にも及ぶ生涯のほとんどを生まれ故郷である“すみだ”で暮らし、区内の様々
な風景を作品として残した。このように北斎と縁の深い墨田区では、北斎を区民の誇りとして永く顕彰
し、後世に伝える「すみだ 北斎美術館」の平成 28 年 11 月 22 日開館に向けて準備を進めている。また、
墨田区では、美術館の開館に向けて寄付キャンペーンも展開しており、企業や団体等による北斎をテー
マとした様々な企画との連携事業も実施している。
《問合せ》観光課 ℡5608−6500