総総第 1405 号 平成28年 11 月 15 日 「沖縄県公文書館空中写真検索閲覧システム構築業務」 公募型プロポーザル実施要領 【趣旨】 沖縄県公文書館(以下、 「公文書館」という。 )では、米国国立公文書館等から収集した空中写真を デジタルデータ化したものを用いて、空中写真検索閲覧システム(以下「システム」という。)を構 築し、専用のパソコン 1 台を公文書館閲覧室内に設置して空中写真の検索・閲覧および印刷物提供の サービスを行っている。 利用頻度の高いシステムであるにもかかわらず、システムに搭載した GIS(地理情報システム)エ ンジンが 2014 年にサポートを終了したウインドウズ XP の OS 環境に依存していることから、サー ビスが安定的に維持できない状況である。また、利用者からのより高精細な画像の閲覧・印刷を要望 する声も多い。さらに、現行システムでは空中写真 1 枚ごとの目録情報(以下、 「属性情報」という。) の追加・修正についても運用者(以下「職員」という。 )が容易に更新することができない。 そこで本業務においては、特定環境への依存度の低い、汎用性あるシステムを新たに構築し、現状 より高精細の画像の閲覧・印刷を可能とし、かつ、属性情報の修正等が職員により容易にできるシス テムとする。 将来的には、新規の空中写真・地図などの公文書館資料をデジタル化してシステムに追加する他、 インターネット上でも閲覧利用できる環境へとサービス向上を図ることを構想している。そのために は、利用者側のパソコン環境を大きく変えることなく利用できる環境にあること、システムの更新費 用も抑えられる費用対効果の高さに加えて、特定ベンダーの依存度が低く、拡張性の高さを備えたシ ステムとする。 以上の目的により、システム構築をゆだねるにふさわしい適性を備えた業者を選定するため、下記 のとおり公募によるプロポーザルを実施する。 記 1 業務概要 ⑴ 沖縄県公文書館空中写真検索閲覧システム構築業務 ⑵ 業務内容 別紙仕様書による ⑶ 履行期間 契約締結日~平成29年3月31日 ⑷ 提案上限額 5,400,000 円(消費税及び地方消費税相当額含む) ただし、この金額は契約時の予定価格を示すものではなく、企画提案の規模を示すためのも のであることに留意すること。また、経費見積り合計額は、上記提案上限額の金額を超えては ならない。 2 公募の実施者、書類の提出先及び連絡先 ⑴ 実施者:沖縄県知事 ⑵ 書類の提出先及び連絡先: 1 沖縄県総務部 総務私学課 行政情報センター 〒900-8570 那覇市泉崎 1-2-2(県庁舎 2 階) TEL: 098-866-2139 FAX: 098-866-2911 電子メール:[email protected] 3 募集等の主なスケジュール 応 募 要 領 等 の 掲載期間 平成 28 年 11 月 16 日(水)~同年 11 月 25 日(金) 掲示(公示) ※沖縄県総務部総務私学課ホームページに掲載 事業説明会 参加申込期限 平成 28 年 11 月 21 日(月)午前9時 (公文書館) 説明会実施日 平成 28 年 11 月 21 日(月)午前 10 時~12 時 企画提案書等に関する質問期限 平成 28 年 11 月 22 日(火)午後 5 時 質問に対する回答日 平成 28 年 11 月 25 日(金) 企画コンペ参加申込期限 平成 28 年 11 月 28 日(月)午後 5 時 企画コンペ参加可否の結果通知 平成 28 年 11 月 30 日(水) 企画提案書等提出期限 平成 28 年 12 月6日(火)午後 5 時 一次書類審査結果回答日 平成 28 年 12 月8日(木) プレゼンテーション・ヒアリング審 平成 28 年 12 月 13 日(火) 査実施日 審査結果通知 4 平成 28 年 12 月 14 日(予定) 参加資格要件 次に掲げる要件をすべて満たす法人又は複数の法人からなるコンソーシアムとする。 なお、コンソーシアムで参加する場合は、すべての構成員が次の⑴から⑸の要件を満たし、 いずれかの構成員により⑹,⑺の要件をみたしていることとする。また、構成員が他のコンソ ーシアムの構成員として、又は単独で本件公募に参加しないこととする。 ⑴ 地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の4第1項の規定に該当しないこ と。 ⑵ 会社更生法(平成 14 年法律第 154 号)に基づく更生手続開始、民事再生法(平成 11 年 法律第 225 号)に基づく再生手続開始、又は破産法(平成 16 年法律第 75 号)に基づく破 産手続開始の申立てがなされている者及びこれらの手続中である者でないこと。 ⑶ 沖縄県が賦課徴収する税又は地方消費税を滞納している者でないこと。 ⑷ 参加資格認定の日において、現に沖縄県及び沖縄県内市町村から指名停止及び指名回避 の措置の対象となっていない者であること。 ⑸ 自己又は自社の役員等が以下の要件のいずれにも該当する者でないこと及び次の各号に 掲げる者がその経営に実質的に関与していないこと。以下の要件については、資格確認の 2 ため、沖縄県警察本部に照会する場合がある。 ① 暴力団(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第 77 号)第 2条第2号に規定する暴力団をいう。以下同じ。) ② 暴力団員(同法第2条第6号に規定する暴力団員をいう。以下同じ。) ③ 暴力団員でなくなった日から5年を経過しない者 ④ 自己、自社若しくは第三者の不正な利益を図る目的又は第三者に損害を与える目的を もって暴力団又は暴力団員を利用している者 ⑤ 暴力団又は暴力団員に対して資金等を提供し、又は便宜を供与するなど、直接的若し くは積極的に暴力団の維持運営に協力し、又は関与している者 ⑥ 暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有している者 ⑦ 暴力団又は暴力団員であることを知りながらこれらを利用している者 ⑹ 過去3年以内に、本システムと同規模以上のシステムの設計、開発若しくはサービスを 提供した実績があること。 ⑺ 沖縄県内に事業所又は営業所を有していること。 ⑻ コンソーシアムの場合は、コンソーシアムの中に管理法人を1者置くものとする。 管理法人は、本事業の運営管理、コンソーシアム構成員相互の調整、財産管理等の事務 的管理を主体的に行う母体としての機関とし、コンソーシアムを構成する法人を代表する。 管理法人は以下の要件を満たすことが必須である。 ① 当該委託業務を円滑に遂行するために必要な経営基盤を有すること。 ② 委託業務を円滑に遂行するために必要な管理能力を有すること。 ③ 県内において業務進捗状況や業務内容等に関する打ち合わせに円滑に対応できる体制 を有すること。 5 手続き等 ⑴ 応募に係る各種様式、業務委託仕様書等の掲載 ① 掲載期間 平成 28 年 11 月 16 日 から同年 11 月 25 日 まで 10 日間 ② 掲載場所 沖縄県総務部 総務私学課ホームページに掲載 ⑵ 本件に関する質問及び回答 ① 質問方法 【様式 1】質問書により平成 28 年 11 月 22 日(火)までに、郵送、持参、電子メールによ り、沖縄県総務私学課行政情報センターへ提出すること。なお、コンソーシアムの 場合は、幹事企業より提出すること。 ② 回答 期限内に提出された質問に対し、平成 28 年 11 月 25 日(金)に沖縄県総務部総務私 課ホームページ上に回答を掲載する。 3 回答に対する質問は、受け付けない。 ⑶ 事業説明会 日時:平成 28 年 11 月 21 日(月)午前 10 時~12 時 場所:沖縄県公文書館 プロポーザル参加にあたり、事業説明会の参加は可能な限りご参加下さい。 「会社名」及び 「参加者名」を明記し平成 28 年 11 月 21 日(月)午前9時までに下記連絡先へ電話及びFA Xにて連絡すること。 ※会場の都合上1提案者当たり2席しか用意できません。それ以上は、立見となりますので ご了承ください。 ※事業説明会では、 空中写真のサンプル画像作成のための TIFF データを提供します。データは、 空中写真の垂直撮影 1 枚、斜め撮影 1 枚、計 2 枚です。 ※事業説明会に参加できない場合、下記連絡先へ電話し、日程調整の上、データ提供等を受けて 下さい。 記 沖縄県公文書館(担当:吉嶺) 連絡先:TEL 098-888-3875 FAX 098-888-3879 ⑷ 企画コンペ参加申込 ①申込期限 平成 28 年 11 月 28 日(月)午後 5 時まで ②提出書類 ※副はコピー可 書類項目 様式 提出部数 公募型プロポーザル参加申請書 様式 2 2部(正 1 部、副 1 部) 企業概要(コンソーシアムの場合、各構成員1 様式3 2部(正 1 部、副 1 部) 様式4 2部(正 1 部、副 1 部) コンソーシアム構成書(コンソーシアムの場合 様式5 2部(正 1 部、副 1 部) 部ずつ) 業務実績 のみ) 貸借対照表(直近3期分) 2部(正 1 部、副 1 部) 損益計算書(直近3期分) 2部(正 1 部、副 1 部) キャッシュ・フロー計算書(直近3期分) 2部(正 1 部、副 1 部) ③提出場所:沖縄県総務部総務私学課行政情報センター(県庁舎2階) ④提出方法:持参もしくは郵送(必着)により提出すること(申込み期限厳守) ⑤結果通知:平成 28 年 11 月 30 日予定 4 ※参加申込数によっては、結果通知の日程変更を行う場合がある。 ⑸ 企画提案書提出 ①提出期限 平成 28 年 12 月6日(火)午後 5 時まで ②提出書類 ※ 企画提案書の内容・体裁については、「沖縄県公文書館空中写真検索閲覧システム構築業 務企画提案書作成要領」を参照のこと。 書類項目 様式 提出部数 様式 6 企画提案書 ア 技術提案書 提案書は原則A4版とし、各頁には頁番号を 記載すること。なお、提案書の記載にあたって は、理解を容易にするため、イラスト、イメー 任 意 様 ジ図等使用しても構わない。 式 8部(正 1、副 7 部) + イ 価格提案書 電子媒体1部 価格提案書の項目は「沖縄県公文書館空中写真 検索閲覧システム構築業務企画提案書作成要領」 の2の⑵「価格提案書」のとおりとし、代表者印 を押印すること。内訳、税額、合計について可 能な限り詳細に記載すること。 ウ 機能要件確認書 ③ 提出方法 様式7 郵送又は直接持参による。(郵送の場合、期限内必着のこと) ④ 企画提案書及び質問書の提出先 〒 900-8570 那覇市泉崎1丁目2番2号 沖縄県行政情報センター (担当:安里) TEL 098-866-2139 6 FAX 098-866-2911 第一次審査(書類審査) :平成 28 年 12 月7日(水)(予定) 総務私学課において、書類による一次審査を行い、上位3者程度を選定する。選定された 者に対しては、プレゼンテーションの時間を通知し、選定されなかった者に対しては、平成 28 年 12 月8日(木)までに結果のみ通知する。 7 プレゼンテーションの実施 企画提案第二次審査については、選定委員会を設け、第一位及び以降の順位を決定する。な お、提案者による提案内容のプレゼンテーション及び提案内容についてのヒアリング(質疑) 5 による審査を下記のとおり実施する。 なお、企画提案者によるプレゼンテーションに基づき採点を行い、各委員の合計点が1位の 提案者を優先交渉者とする。 平成 28 年 12 月 13 日(火) ⑴ 実施日 ⑵ 実施場所 ⑶ 実施時間 1者につき 30 分程度 ⑷ 留意事項 沖縄県公文書館 南風原町字新川 148-3 プレゼンテーションは、提出した提案書等を基に行うものとし、追加資料の配付は認め ない。プレゼンテーションの方法は任意とし、スクリーン及びプロジェクターは、実施者 にて準備するが、パソコン等は提案者で用意すること。なお、プレゼンテーション・ヒア リングは個別に行い、非公開とする。プレゼンテーションの実施順番は、実施者が事前に 決める。 ⑸ 審査対象外とする提案書 次のアからエのいずれかに該当する提案書は審査の対象から除外する。 ア プロポーザルへの参加資格がない者からの提出された企画提案書 イ 同一の提案者から提出された内容の異なる複数の企画提案書 ウ 提案上限額を上回る提案をした企画提案書 エ 定められた提出方法、提出場所、提出期限等に適合しない企画提案書 ⑹ 審査基準 ① 空中写真の視認性向上に関する考え方・品質(空中写真の視認性向上に関する考え方、サ ンプル画像の品質、空中写真の閲覧及び印刷画質向上)※パソコン画面に表示した空中写 真画像を拡大縮小し、画像品質・視認性の良さを確認する。 ②基本的要件(システムの特定環境への依存度、拡張性、費用対効果) ③システムの視認性・操作性・検索性 ④印刷機能 ⑤登録編集機能 ⑥自由提案 ⑦機器等の提案 ⑧業務執行体制等(空中写真システムに対するバックアップ体制、瑕疵担保) ⑨実績(企画コンペ参加要件を満たしている事等の審査) ⑩価格提案 ⑺ 優先交渉権者決定通知:平成 28 年 12 月 14 日(水)予定 選定された者へ電話及び書面で通知するものとする。選定されなかった者には、選定され なかった旨及び選定された者の名称を通知する。 6 8 受託事業者の決定及び契約 ⑴ 契約の対象者 優先交渉権者と提案内容、契約内容の詳細な協議のうえ、受託事業者として決定し、委 託契約を締結するものとする。なお、協議が合意に至らなかった場合は次点交渉権者と協 議に入るものとする。 また、コンソーシアムの場合は、契約時に各構成員間で協定締結し、その協定書を契約 書に添付することとする。この場合の協定書の内容には以下の項目を含むものとする。 ① 目的 ② 名称 ③ 構成員の住所及び名称 ④ 代表企業及び代表者 ⑤ 代表者の権限 ⑥ 構成員の連帯責任 ⑦ 取引金融機関 ⑧ 構成員の個別責任 ⑨ 瑕疵担保責任 ⑩ 協議事項等 ⑵ 契約予定時期 平成 28 年 12 月中旬(予定) ⑶ 契約金額 契約金額は、企画提案書に記載された金額に当該金額の 100 分の8を加算した額(当該 金額に1円未満の端数があるときは、その端数金額を切捨てた金額)を基に沖縄県と優先 交渉権者の間で協議の上決定する。 ⑷ 契約保証金 契約を締結しようとする者は、沖縄県財務規則第 101 条の定めるところにより、契約保 証金を納めなければならない。ただし、沖縄県財務規則第 101 条第2項第1号から第3号 に該当するときは免除することができる。 9 その他 ⑴ 本委託業務のプロポーザルに係る手続きにおいて使用する言語及び通貨は日本語及び日本国 通貨とする。 ⑵ 提出書類等の作成、その他質疑やプレゼンテーションへの出席等に要する費用は提案者の負 担とする。また、提出書類等については、公表しない。 ⑶ 提出書類、審査内容、審査経過については公表しない。 ⑷ 委託契約中及び委託期間終了後の検査等において、委託業務の実施に関し経費の虚偽申告及 び過大請求などによる不正受給又は事業内容で盗用といった不正行為等が発見された場合、県 は委託先に対し、委託費の一部若しくは全部の返還、新規契約の停止、委託先名及び不正内容 の公表、刑事告訴等の厳しい措置をとる場合がある。 7
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