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材料機能工学科 電気回路および演習 担当 岩谷素顕
学籍番号
4回目
氏名
演習1 図1の回路においてR2にかかる電圧V2およびR5にかかる電圧V5を求めなさい
I
R1
R2
R4
V2 R 3
R5
V5
V2 
R1 R2
I
R1  R2
V5 
 R3 R5
I
R3  R4  R5
図1
演習2 図2に示す回路において、回路に流れる電流Iを重ね合わせの定理を用いて求めよ。
I’
4
4
I’’
3
4
I
3
3
短絡する
26V
13V
2
2
26
26
I 

 5[ A]
6 26
4
5
5
I   
26V
図2
13
2
13 1

    1[ A]
4 42
13 3
3
3
3
以上よりI’+I’’=4[A]
3. 図3の回路において図中に示した抵抗に流れる電流Iを求めなさい。
1kΩ
5V
重ね合わせの定理を用いて解く
5Vの電圧源に注目した場合
I’=2mA
1kΩ
3V
I’
10mAの電圧源に注目した場合 1kΩ
I’’=2mA
I’’
2Vの電圧源に注目した場合 1kΩ
I’’’=-0.40A
13V
2
I’’’
I
1kΩ
1kΩ 1kΩ
1kΩ
1kΩ
2V
10mA
図3
1kΩ
1kΩ
1kΩ
1kΩ
1kΩ 2V
1kΩ
10mA
よってI=I’+I’’+I’’’=3.6mA
1kΩ
I=
3.6 [mA]
材料機能工学科 電気回路および演習 担当 岩谷素顕
学籍番号
4回目
氏名
4. 図4の回路において、抵抗RLに流れる電流ILを求めよ。
6k
2k
テブナンの定理を使って解く。まず、電圧源を短絡、電流源を開放
によりZ0を求めると、下のような等価回路で考えられるので
6k
4k
a
5V
RL=3k
IL
b
1mA
図4
b
a
Z0=3k
2k
4k
次に重ね合わせの定理を使って解く。電流源を開放すると、
6k
抵抗には電流が流れないので
2k
4k
V’=5V
a
5V
V’=5V
b
電圧源を短絡すると、下記の図のようになり、これを書き換えると
2k
6k
2k
4
a
4k
a
6k
b
V’’
1mA
b
1mA
したがって、トータルの電位差V=V’+V’’=6V
以上よりRLに流れる電流ILは、テブナンの定理より I L 
6
 1[mA]
33
したがって、分流の関係から
6Ωの抵抗には1/6Aの電流
が流れるので、ab間の電位
差V‘’=1Vとなる。