校長講話 秋分の日 お彼岸 9月も下旬となり、今週末はいよいよ10月、運動会のある月となります。 さて、もう過ぎてしまいましたが、先週の木曜日9月22日は、秋分の日で祝日、学校 はお休みでした。3月には、春分の日がありましたね。確か3月20日の日曜日で、祝日 と重なり、次の月曜日は、振替休業日でお休みでした。 この二つの祝日に共通することばを紹介しましょう。それは、「お彼岸」です。 お彼岸は 3 月の「春分の日」と 9 月の「秋分の日」の前後 3 日間の計 7 日間、もしくは この時期に行われる仏事(彼岸会)を指します。 年に 2 日あるお彼岸では、それぞれの初 日を「彼岸の入り」 、終わりの日を「彼岸明け」といい、昨日が彼岸明けの日でした。春分 の日・秋分の日を「中日」といいます。 もう一つ、この「お彼岸」に関係する食べ物を紹介しましょう。 二つの写真 実は、これは、季節によって呼び名が違うだけで、物としては同じものです。 漢字で書 くと「牡丹餅」 「お萩」 。 ぼたもちは、牡丹の季節、春のお彼岸に食べるものの事で、あず きの粒をその季節に咲く牡丹に見立てたものなのです。 一方、おはぎは、萩の季節、秋の お彼岸に食べるものの事で、あずきの粒をその季節に咲く萩に見立てたものなのです 日本の昔から行われてきたこのような風習は、どんどん影が薄れ、なくなりつつあると 言われています。ぜひ、みなさんに基本的なことだけでよいので、知っていてほしくて今 日のお話をしました。
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