平成28年度介護職員参入支援事業補助金交付要領 (趣旨) 第1条 介護職員参入支援事業補助金の交付については、熊本県補助金等交付規則(昭 和56年熊本県規則第34号。以下「規則」という。)及び熊本県健康福祉補助金等 交付要項(以下「要項」という。)に定めるもののほか、この要領に定めるところに よる。 (定義) 第2条 この要領において「介護職員初任者研修」とは、介護保険法施行令(平成10 年政令第412号)第3条第1項第2号に掲げる研修で、介護保険法施行規則(平成1 1年厚生省令第36号)第22条の23第1項に規定する介護職員初任者研修課程を いう。 (補助事業者) 第3条 この要領に基づく補助金は、熊本県内に事業所を有し、別紙「介護職員参入支 援事業対象事業所一覧」に該当する事業所を開設している事業者であって、雇用(予 定を含む。)している介護職員に係る介護職員初任者研修の受講料を負担した事業者 (以下「補助事業者」という。)に対し交付する。 (補助対象経費及び補助金額) 第4条 補助対象経費及び補助金額は次の表による。 補助対象経費 介護職員初任者研修の受講料として 補助事業者が負担した経費(テキスト 代も含む)。 補助金額 ① 被災甚大地域(熊本、上益城、宇城、阿蘇、 菊池圏域) 受講者1名に対して、補助事業者が負担した ※補助事業者が全額負担した場合に 受講料(上限8万円)。 限る。 ② その他の地域 ※事業所等1箇所につき、上限5名と する。 受講者1名に対して、補助事業者が負担した 受講料に1/2を乗じた額(上限4万円) ただし、1円未満の端数が生じた場合は切り捨 てる。 ただし、表の補助金額①については、交付を受けた日から1年以上勤務しなかった場 合は、補助金額の1/2を返還しなければならない(災害、疾病、負傷、その他やむを 得ない事由がある場合を除く)。 (補助金の交付申請) 第5条 要項第3条第1項の申請書の提出部数は、1部とし、提出期限は別に定める。 2 要項第3条第2項の補助金等の交付申請書に添付すべき書類は、次の各号のとおり とする。 (1) 事業計画書(要領別記第1号様式) (2) 収支予算書(別記第2号様式) (3) 介護職員初任者研修受講申込をしたことが分かる書類 (4) 在職(採用予定)証明書 (補助金の交付条件) 第6条 本補助金の交付にあたっては、次の条件を付すものとする。 (1) 介護職員初任者研修の受講開始日が、平成28年10月4日以降であること。 (2) 現在の介護事業所等での就労期間が1年未満の者に限る(採用予定の者も含 む)。 (3) 受講開始日の属する年度の3月31日までに、受講者が介護職員初任者研修課 程を修了し、速やかに修了証の交付を受けること。ただし、修了証明書の交付 が遅れる場合は、研修機関の証明書を提出しなければならない。 (4) 第4条の表の補助金額①の場合は、修了証明書の交付を受けた日から起算し て1年以上勤務しなければならない。 (5) その他規則及びこの要領の規定に従うこと。 (補助金等の交付の除外) 第7条 申請者(第1号から第3号までは役員を含む。)が次の各号のいずれかに該当 する場合は、交付決定を行わないものとする。 (1) 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号) 2条第2号に規定する暴力団(以下「暴力団」という。) (2) 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第2条第6号に規定する暴 力団員。 (3) 暴力団又は前号に掲げる暴力団員と密接な関係を有する者。 (4) 県税に未納がある場合。 (5) その他補助が適当でないと知事が認める者でないこと。 (申請の取下げのできる期限) 第8条 規則第6条の規定により申請の取下げのできる期限は、補助金の交付決定の通 知を受領した日から起算して30日を経過した日とする。 (補助金の交付方法) 第9条 この補助金は、精算払により交付する。 2 補助事業者は、前項の規定により補助金の支払いを受けようとするときは、介護職 員参入支援事業補助金請求書(要項別記様式第9号)を知事に提出しなければならな い。 (実績報告) 第10条 規則第14条第1項の規定による実績報告は、補助事業実績報告書に次の各 号の書類を添えて、事業の完了の日から起算して10日を経過した日又は補助金の交 付決定のあった年度の3月31日のいずれか早い期日までにしなければならない。な お、知事は当該実績報告をもって、対象となる人数等を確認するものとする。 (1) 事業実績書(要領別記第2号様式) (2) 収支精算書(別記第2号様式を準用する) (3) 介護員養成研修指定事業者への受講料支払が確認できる書類(写) (4) 補助事業者が受講料を負担したことが確認できる書類(写) (5) 介護職員初任者研修修了証明書(写) (6) その他知事が必要と認める書類 (継続就労確認) 第11条 本要領第6条第1項第4号に掲げる内容を確認するために、修了証明書交付 後1年経過した日の15日以内に継続就労証明書(様式任意)を提出しなければなら ない。修了証明書交付後1年以内に特段の理由なく退職した者がいた場合や、修了証 交付後1年以上の就労が確認できない場合は、知事は補助額の1/2に当たる額の返 還を求めるものとする。 (雑則) 第12条 この要領に定めるもののほか、必要な事項は、別に定める。 附則 この要領は、平成28年11月8日から施行し、平成28年10月4日から適用する。
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