「中期経営戦略 2018」 Q1 経済価値 創意工夫 主体性を持って、強みや機能を発揮 することによるビジネスイノベーション 事業価値 事業を通じて 三つの価値を 同時に実現 多様なステークホルダーの期待に応える 持続性のある付加価値の創出 社会価値 Q 経営人材 環境価値 高い倫理観、変化への想定力、 困難を乗り越える実行力を持つ人材 目指す 企 業 像 と は 三菱商事は、創意工夫により新たなビジネスモデルを構築し、自 どのような も の で し ょ う か ? らの意思で社会に役立つ事業価値を追求していくことで、経営能 1 力の高い人材が育つ会社を目指します。 三菱商事は、創立以来 60 年を超える歴史の中で、世の中の変化に対応するため、事業モデルを進化させてきました。近年は、地 政学リスクの高まりや新興国の成長鈍化など、先行きが読みにくい複雑な社会・経済情勢になってきています。それに加え、第 4 次 産業革命ともいうべき AI や IoT などによるイノベーションの萌芽も見られ、企業経営において「変化への対応力」がますます求め られる時代となってきました。 A だからこそ、目指す企業像を「創意工夫により新たなビジネスモデルを構築し、自らの意思で社会に役立つ事業価値を追求してい くことで、経営能力の高い人材が育つ会社」とすることによって、 「変化への対応力」のさらなる強化を図っていきたいと考えています。 当社はヒトが全てであり、人材の成長が会社の発展を支えていると確信しています。創意工夫により持続性のある事業価値を創出 し、コンプライアンスはもとより高い倫理観、変化への想定力、また、困難を乗り越える実行力を併せ持つ人材が育つ会社にしてい きたいと思います。 そして、そうした人材がさらなる創意工夫によって価値を創造し、ビジネスイノベーションを果たす、という好循環を築き、ヒ トの成長と会社の発展が一体となって進化する会社を目指していきます。 また、当社の持続可能な成長のために重要な課題を「サステナビリティ重要課題」(マテリアリティ)として特定しました。これ らの課題への取り組みを通じて、社会に役立つ事業価値を追求したいと考えています。 ⇒当社のサステナビリティ重要課題につきましては P.38 ∼ P.41 をご覧ください。 10 MITSUBISHI CORPORATION INTEGRATED REPORT 2016 MITSUBISHI CORPORATION INTEGRATED REPORT 2016 11
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