「中期経営戦略 2018」 Q2 投融資残高 ●主体的に強みや機能を 発揮できる事業への集中 残高維持 ●原料炭・銅・天然ガスへの集中 Q 「資源」と 「 非 資 源 」 の ポートフォリオ・バランスは 、 どのように見直すの で し ょ う か ? 2 ( 「事業のライフサイクル」を踏まえた入れ替えの加速) 資 源 分 野 非 資 源 分 野 投融資残高 = 固 定 資 産 + 投資 + 融資 + のれん リスクとリターンの観点から「資源」と「非資源」のポートフォリオ・ リバランスを着実に実現するため、資源分野では投融資残高を一 定に保ちつつ資産の入れ替えを通じて質の向上を図り、非資源分 野では主体的に強みや機能を発揮できる事業への成長投資を実行 します。 喫緊の課題として、現行の資源価格が続いても安定した経営ができるよう、「資源」と「非資源」のポートフォリオ・バランスの 適切な見直しを行い、健全な成長を目指していきます。 A 具体的には、資源分野については、原料炭・銅・天然ガスの 3 分野に経営資源を集中し、投融資残高を一定に保ちつつ、優良資産 への積極的な入れ替えによる質の向上を図り、市況低迷時でも一定の利益を確保できる下方耐性の強化を図っていきます。 一方、非資源分野については、ポートフォリオの入れ替えを進めつつ、成長のけん引が期待できる分野、例えば食品原料、ライフ サイエンス、消費財製造、リテイル、自動車、電力事業、不動産開発・運用など、三菱商事が主体的に強みや機能を発揮できる分野 への成長投資を実行していきます。 ⇒各部門/営業グループの戦略につきましては P.62 ∼ P.91 をご覧ください。 12 MITSUBISHI CORPORATION INTEGRATED REPORT 2016 MITSUBISHI CORPORATION INTEGRATED REPORT 2016 13
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