2016年 秋 第97号 大 阪 府 電 気 工事 東京都立川市 昭和記念公園 健保組合の平成27年度決算やマイナンバー制度の概要、 インフルエンザ予防接種の補助金、海遊館等提携施設のご案内など 大事なお知らせが載っています。 ご家庭にお持ち帰りになって皆さまでお読みください。 大阪府電気工事健康保険組合のホームページ http://www.denkikoujikenpo.com 平成27年度 決算のお知らせ 保険料率据え置き及び 医療費等の増加により、経常収支は赤字! 大阪府電気工事健康保険組合の平成27年度決算が、去る7月22日の組合会で承認さ れましたのでお知らせします。 当健保組合の27年度決算は、収入では事業所編入による被保険者数 の増加と給与は微増でしたが賞与が7. 2%増加したことで、収入は予算 の見込み額を2. 4%上回りました。 支出では、高齢者の医療費が18.4%増加し、保険給付では9.7%増と なりました。納付金については、 25年度の高齢者の医療費が下がったこ とで、 6.3%減少しました。しかし、医療費の異常ともいえる増加で、経常収支は65,662千円の 赤字となりました。総収支決算では、当初予算では約2千百万円の赤字額を見込んでいましたが、 約4千2百万円赤字となりました。 結果として、今年度においても赤字を解消できなかったことで、 28年度決算状況によっては、保 険料率引上げの検討が必要となります。 介護勘定は27年度に保険料率を17‰から15.6‰に引き下げましたが、被保険者と報酬の増加 で一般勘定と同様に保険料収入が増収となり、収支は当初赤字を見込んでいましたが、大幅に 改善し1,200万円の黒字決算となりました。 この結果、一般勘定・介護勘定の27年度末の準備金の合算保有額は前年度より3千万円減少 し、約5億6千7百万円となり、保有率は163.17%となりました。国の基準100%額は347,660千 円となっています。 なお、平成29年度の健康保険料及び介護保険料率は、医療費の動向によっては上げざるを得 ない場合が発生してくると思われます。 組合現況(平成28年3月末現在) ■ 被保険者数 5,584人 (男性4,689人、 女性895人) ● 特定健診の受診者数 2,726人 ■ 健康保険料率 1,000分の95.0 (事業主 1,000分の47.5、 被保険者 1,000分の47.5) ● (被保険者2,508人、 被扶養者218人) (事業主 1,000分の46.875、 被保険者 1,000分の46.875) ■ 平均標準報酬月額 354,914円 (男性375,745円、 女性244,043円) ■ 総標準賞与額(年間合計) 4,882,515千円 ■ 平均年齢 43.32歳 (男性43.79歳、 女性40.87歳) ■ 被扶養者数 5,564人 ■ 前期高齢者加入率 5.009047% 一般保険料率 1,000分の93.750 基本保険料率 1,000分の53.45 (事業主 1,000分の26.725、 被保険者 1,000分の26.725) 特定保険料率 1,000分の40.30 (事業主 1,000分の20.150、 被保険者 1,000分の20.150) ● 調整保険料率 1,000分の1.250 ★ 介護保険の対象となる被保険者数 4,484人 ★ 介護保険料率 1,000分の15.6 (事業主 1,000分の7.8、 被保険者 1,000分の7.8) 2 平成27年度収入支出決算概要 一般勘定 平成27年度収入支出決算 このように支出しました 収入支出差引額 34,533千円 経常収支差引額 △65,662千円 介護勘定 平成27年度収入支出決算 収入 (千円) 科目 支出 (千円) 決算額 科目 決算額 介護保険料収入 273,153 介護納付金 261,082 繰越金 0 介護保険料還付金 0 繰入金 5,000 支出合計 261,082 雑収入 収入合計 278,154 1 収入支出差引額 17,072千円 3 平成27年度保健事業・生活習慣病健診結果 (1)保健指導宣伝費 事業内容 実 施 内 容 実施時期 1. 機関誌 「けんぽだより」 5・10月 被保険者全員に配付。 2. 健康者表彰 家族を含めた世帯単位で1年間健康であった被保険者を表彰し記念品を贈呈。 5月 健康保険委員会を開催。 3. 健康保険委員会 4月 後発(ジェネリック)医薬品 7・12月 健保だより・HP等でジェネリック医薬品使用促進の広報を行い、また、レセプトからジェネリック医薬品を 4. の使用促進 使っていない患者に対し、 ジェネリック医薬品に変更した場合の節減効果を患者本人宅に通知。 5. 医療費通知 8・2月 1月∼6月と7月∼12月の医療費を8月と2月に通知。 1年間 育児支援雑誌「赤ちゃんとママ」を第1子が生まれた家庭に1年間送付。 6. 育児支援雑誌 健保連の共同事業に共同保健事業宣伝費の分担金を支出。 7. 共同保健事業宣伝 (2)健診状況 事業内容 1. 生活習慣病健診 実 施 内 容 実施時期 年間 35歳以上の被保険者、被扶養者を対象とした生活習慣病健診を実施。 実施結果 受診対象者 受診者数 受診率 2. 婦人科健診 受診対象者 受診者数 受診率 実施結果 年間 受診対象者 受診者数 受診率 実施結果 年間 年間 計 2,050人 235人 11.46% 被保険者 738人 280人 37.94% 被扶養者 4人 0人 0.00% 計 742人 280人 37.74% 被保険者 4,183人 1,275人 30.48% 被扶養者 1,867人 116人 6.21% 計 6,050人 1,391人 22.99% 被保険者 3,553人 186人 5.24% 被扶養者 1,548人 25人 1.61% 計 5,101人 211人 4.14% 40歳以上の被保険者、被扶養者の希望者に実施。 実施結果 6. 特定健診 被扶養者 1,548人 112人 7.24% 40歳以上の被保険者、被扶養者の希望者に実施。 受診対象者 受診者数 受診率 (2) 2日人間ドック 被保険者 502人 123人 24.50% 35歳以上の被保険者、被扶養者の希望者に実施。 実施結果 5. 短期人間ドック (1) 1日人間ドック 計 6,050人 2,715人 44.88% 50歳以上の被保険者、被扶養者の希望者に実施。 年間 受診対象者 受診者数 受診率 4. 大腸がん健診 被扶養者 1,867人 199人 10.66% 40歳以上の被保険者、被扶養者の希望者に実施。 年間 実施結果 3. PSA検査 (前立腺がん) 被保険者 4,183人 2,516人 60.15% 年間 受診対象者 受診者数 受診率 被保険者 3,553人 11人 0.31% 被扶養者 1,548人 0人 0.00% 計 5,101人 11人 0.22% 受診対象者 受診者数 受診率 被保険者 3,553人 1,902人 53.53% 被扶養者 1,548人 485人 31.33% 計 5,101人 2,387人 46.79% 特定健診の実績 実施結果 (3)インフルエンザ予防接種 被保険者 1,032名 契約保養所利用補助金 4 958名 合 計 補助金額 (4)契約保養所費 事業内容 被扶養者 実施時期 年間 実 施 内 容 全国の宿泊施設を保養の目的で利用したものに補助金を支給。 延べ 239名 478,000円 1,990名 2,490,700円 5 6 7 医療機関の適正受診にご協力ください 必要な人が安心して医療が受けられるようにするとともに、最終的に保険 料や窓口負担として皆様にご負担いただく医療費を有効に活用するため、医 療機関・薬局を受診等する際には、次のとおり適正受診にご協力ください。 1 休日や夜間の受診は避けましょう 休日・夜間は医療機関に支払われる通常の医療費以外に時間外料金が加算されるため、 医療費の増加につながります。また、軽い症状の方が、休日や夜間に救急外来を訪れるこ とで救急外来が混みあい、緊急性の高い重症患者の方の治療に支障をきたします。休日や 夜間に開いている救急医療機関は、緊急性の高い患者さんを受け入れるためのものです。 受診する際には、平日の時間内に受診することができないかもう一度考えてみましょう。 2 小児救急電話相談(# 8000)を利用しましょう 夜間・休日にお子さんの急な病気で心配になったら、まず、小児救急電話相談(#8000) を利用してみましょう。お子さんの症状に応じた適切な対処の仕方などアドバイスが受け られます。 受 付 時 間 毎日 19 時∼翌朝 8 時 電 話 番 号 局番なしの #8000(携帯電話からも利用可) または専用電話番号(087-823-1588) 対 看護師が対応(小児科医師がバックアップ) 応 3 かかりつけ医を持ちましょう 病気になったとき、日頃の健康に不安を感じたときに相談でき る『かかりつけ医』を持ちましょう。気になることがあったら、 まずはかかりつけの医師に相談しましょう。 4 重複受診はやめましょう 同様の症状または病気で複数の医療機関を受診するのはやめましょう。医療費を増やし てしまうだけでなく、重複する検査や投薬により体に悪影響を与えてしまう心配がありま す。今受けている治療に不安があるときは、そのことを医師に伝え話し合ってみましょう。 5 薬のもらいすぎに注意しましょう 薬は用量・用法を守って服用しましょう。守らずに服用すると体に悪影 響を与えてしまう心配があります。また、薬の飲み合わせによっては、副 作用が生じることがあります。『お薬手帳』を活用し、処方されている薬を 医師や薬剤師に伝え、薬の重複や飲み合わせを確認してもらいましょう。 6 ジェネリック医薬品を利用しましょう ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは新薬(先発医薬品)の特許期間が切れたあとに 新薬と同じ有効成分で製造した薬のことです。新薬に比べて開発費が低く抑えられるため、 安価に製造できます。特に高血圧や糖尿病などで継続的に薬を服用している方は薬代を減 らす効果が期待できます。 10 インフルエンザを予防しよう 基本の予防法を きっちりと! インフルエンザを 手洗い 予防する生活習慣 うがい マスク 指や爪の間、 手首までしっかりと 喉の奥まで(3 回以上) ぴったりと顔に合わせて、 捨てるときはひもをもつ 食事 環境 睡眠 室温は20 度前後、 湿度は50∼60% 十分な睡眠で 疲れはその日のうちにとる 服装 運動 ストレス対策 脱ぎ着しやすい服装で 体温調節を 適度な運動で体力増進を 一日三食を規則正しく に、 うち ? ぬ か に! 気付 染源 感 が 自分 オン・オフの切り替えを上手に インフルエンザの「不顕性感染」 とは? ウイルスに感染しているのに症状が現れない感染を 「不顕性感染」 といいます。 インフルエンザも感染者が全て高熱や急性呼吸器症状を発症するわけではなく、 一般的な風邪程度の症状しか出ないために本人も周囲の人も感染に気付かないこと があります。 症状がないといってもウイルスには感染しているので、他の人にうつす可能性があ り、注意が必要です。咳やくしゃみをするときは他の人から顔を背け、 ティッシュペーパー などで口や鼻を押さえることや、機能性の高いマスクをすることを心掛けましょう。 14
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