〔別添〕 平成28年秋季火災予防運動実施要綱 湖北地域消防本部 目 的 この運動は、火災が発生しやすい時季を迎えるに当たり、火災予防思想の一層の普及を図り、 もって火災の発生を防止し、高齢者を中心とする死者の発生を減少させるとともに、財産の損失 を防ぐことを目的とします。 統一標語 『消しましょう その火 その時 その場所で』 実施期間 平成28年11月9日(水)から11月15日(火)までの7日間 重点目標 (1)住宅防火対策の推進 (2)放火火災防止対策の推進 (3)特定防火対象物等における防火安全対策の徹底 (4)製品火災の発生防止に向けた取組の推進 (5)多数の者が集合する催しに対する火災予防指導等の徹底 家庭や地域での推進事項 (1)大切な生命を守るため、住宅用火災警報器を設置しましょう。 住宅火災の死者のうち、約6割の方が逃げ遅れによるものです。 住宅用火災警報器は、熱や煙を感知して警報音で火災をいち早く 知らせます。 大切な命を火災から守るため、住宅用火災警報器の設置、適正 な維持管理に努めましょう。 (2)放火されない環境をつくりましょう。 毎年、全国の出火原因の上位に入るのが放火です。 放火は、20時以降翌朝 6 時までの夜間の時間帯に多く発生し ています。 ・建物の周囲にある物置などには、必ず施錠をしましょう。 ・外灯などで家の周りを明るくしましょう。 ・建物の周囲に燃えやすい物を置かないようにしましょう。 ・車やバイクのボディカバーには、防炎製品を使用しましょう。 火 災 予 防 運 動 (3)コンロや暖房器具の取り扱いには注意しましょう。 コンロや暖房器具からの出火原因のほとんどが器具の点検不良や 取扱い不良などの人為的ミスによるものです。 ・コンロを使っているときは、火のそばを離れない。 ・コンロの周囲には燃えやすい物を置かない。 ・ストーブの上に洗濯物を干したり、近くに燃えやすい物を置かない。 ・給油するときは必ず火を消して、屋外等の安全な場所で行う。 (4)電気器具・配線は正しく取り扱いましょう。 電気器具や配線が原因で多くの火災が発生しています。 ・たこ足配線はやめましょう。 ・老朽化した電気配線・器具等は交換しましょう。 ・電気器具を使った後は必ずプラグを抜きましょう。 ・電気配線が家具等の下敷きになり、傷ついていないか確認しましょう。 ・コンセントに差したままのプラグにほこり等がついていないか点検し ましょう。 事業所での推進事項 (1)放火火災予防対策の推進 ・死角となりやすい廊下、階段室、洗面場等の整理整頓に努め ダンボール等の可燃物を置かないようにしましょう。 ・物置や倉庫等は、必ず施錠しましょう。 ・従業員や警備員による巡回を強化してください。 ・監視カメラ等を設置して死角となる場所の管理の徹底を図ってください。 (2)特定防火対象物等における防火安全対策の徹底 ・高齢者や身体の不自由な方に対する避難誘導体制の確立に努めてください。 ・物販店、旅館、ホテルなど全ての事業所において、防火安全対策の充実強化に努めてください。 (3)避難施設等および消防用設備等の維持管理の徹底 ・避難経路となる通路、階段等に障害物を置かないようにしてください。 ・防火戸、防火シャッター等が正常に作動するよう努めてください。 ・消防用設備等の適正な維持管理に努めてください。 (4)消火訓練および避難訓練の実施 ・火災発生時に適切な行動がとれるように訓練計画に基づく 消火・通報・避難訓練を定期的に実施してください。 ・防火・防災管理体制の強化に努めてください。 (5)火災予防思想の普及啓発 ・立看板および防火ポスターを掲出してください。 ・社内(店内)放送等を活用した防火啓発を行ってください。 湖北地域消防本部 オリジナル防火ポスター 湖 北 地 域 消 防 本 部 米原市立 息長小学校 長浜市立 中嶋 知優さんの作品 事 業 所 名 『 消 し そ ま の し 火 ょ う そ の 時 そ の 場 所 で 』 秋 の 火 災 予 防 運 動 実 施 中 !! 長浜北小学校 服部 心乃春さんの作品 消防本部・署の主な実施事項 (1)防火ポスターコンクール優秀作品巡回展示 (2)住宅用火災警報器の設置と適正な維持管理の推進・広報活動 (3)オリジナル防火ポスター等の配布 (4)消防車による巡回防火広報 (5)防火立看板、のぼり旗の掲出 (6)特定防火対象物及び危険物施設の特別査察 (7)事業所、消防団等との防災合同演習 (8)甲種防火管理者講習会開催(11/17・18) 住宅防火 ― いのちを守る 7つのポイント 3 つの習慣・4 つの対策 ― 3 つの習慣 ○ 寝たばこは、絶対やめる。 ○ ストーブは、燃えやすいものから離れた位置で使用する。 ○ ガスこんろなどのそばを離れるときは、必ず火を消す。 4つの対策 ○ 逃げ遅れを防ぐために、住宅用火災警報器を設置する。 ○ 寝具、衣類及びカーテンからの火災を防ぐために、防炎品を使用する。 ○ 火災を小さいうちに消すために、住宅用消火器等を設置する。 ○ お年寄りや身体の不自由な人を守るために、隣近所の協力体制をつくる。
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