札 幌 高 等 検 察 庁

Public
Prosecutors
Office
札幌高等検察庁
<問合せ先>
札幌高等検察庁人事課人事第一係
〒060-0042
札幌市中央区大通西12丁目 札幌第三合同庁舎
TEL 011-261-9221
URL http//www.kensatsu.go.jp/kakuchou/h_sapporo/
検察庁とは
【採用区分】
検察官の行う事務を統括する官庁であり,刑事事件について捜査及び起訴・不起訴
の処分を行い,裁判所に法の正当な適用を請求し,裁判の執行を指揮監督することで
一般職大卒程度(行政)
一般職高卒程度(事務)
社会正義を実現するという大切な役割を担っています。
業務内容
検察庁の職場には捜査公判部門・検務部門・
事務局部門の各部門があり,それぞれに検察事
務官が配置されています。
国家公務員採用一般職試験に合格し,検察事
務官として採用されると,主に次のいずれかの
部門で勤務することになります。
勤務地・異動
道内には札幌に高等検察庁が置かれているほか,札幌・函
館・旭川・釧路の4か所に地方検察庁が置かれており,いずれ
かの地方検察庁に検察事務官として採用されると,数年ごと
に採用された地方検察庁の各部門間で異動したり,各地方検
察庁の支部へ異動します。また,道内の他の地方検察庁や法
務省(本省),最高検察庁へ異動することもあります。
■捜査公判部門
検察官を補佐し,窃盗・強盗・殺人などの事
件や政治家・企業の汚職事件など,あらゆる刑
事事件の捜査,裁判所への公訴提起や裁判の立
会などの事務を行います。
■検務部門
事件の受理・処理手続,懲役刑の執行手続,
罰金の徴収,記録の保管などの事務を行いま
す。
■事務局部門
勤務時間の管理や給与の支給など,捜査公判
部門などの事務が円滑・適正に行われるための
総務・会計などの事務を行います。
昇進制度
捜査公判部門では,主任捜査官・上席主任捜査官・統括捜
査官・首席捜査官などへ,検務部門では,検務専門官・上席
検務専門官・統括検務官・検務監理官へ,事務局部門では,
係長・課長・事務局長などへ昇進することができますが,各
部門間の異動も行われます。一定の受験資格を満たし,試験
に合格すれば,副検事・検事になる道も開かれています。
研修制度
採用後まもなく受講する初等科研修(約1か月間)をはじ
め,経験年数に応じた研修制度が整備されており,法律を学ん
だことのない人でも業務に必要な知識・技能を習得することが
できます。また,他省庁等の研修に参加することもあります。
先輩職員からのメッセージ
「検察庁」=「犯罪捜査に関する仕事をしている堅い職場」というイメージはあり
ませんか?
私は,現在,総務課人事係として主に給与事務を担当しており,昨年度までは
法務省内組織間人事交流という制度により,2年間,法務局で働いていました。
このように,検察庁では犯罪捜査以外の様々な仕事も経験でき,自分の努力次
第でたくさんの道が開ける職場です。そして,優しく気さくな上司や先輩ばかり
の明るい職場ですので,きっとイメージが変わると思います。
現在は採用業務も担当していますので,皆さんにお会いできることを楽しみに
しています!
【平成18年10月採用(国家Ⅱ種)】
平成28年度新規採用職員インタビュー
【検察庁を志望したきっかけは何ですか】 【実際に働いて,検察庁のイメージで変わった点はありますか】
(T)自分は,業務説明会で検察庁の業務説
明を聞いて,検察庁の仕事に興味を持った
ことが検察庁を志望した一番の理由です。
説明会の際の人事担当者の雰囲気がすご
い良かったことは今でも印象に残ってい
ます。
(S)自分は,高校卒業後公務員になろうと
思い,札幌の専門学校に通ったんですが,
警察とか消防とか,いろいろ受けた試験の
中に国家公務員もあって,検察庁は,ドラ
マとかでしか接する
機会がなかったんですけど,実際に訪問し
て,執務室を見せてもらったり,人事担当の
方の説明を聞くことで,検察庁に興味を持つ
ようになりました。
【現在どのような仕事をしていますか】
(A)採用前は,法律を扱う厳格な官庁とい
う,正直ちょっと怖いイメージを持ってい
たんですが,検察庁に入って先輩方と一緒
に働いてみたら,すごいアットホームな職
場だと感じました。
(M)私,最初検察庁は犯人とずっと会う職
場だという風に思っていたんです。でも,働
いてみたら,業務の内容が幅広くて,刑事事
件も裁判に至るまでに多くの段階を踏んで
いることが分かったりして,もっとたくさ
んのことを経験したいと思うようになりました。
【職場の雰囲気はどうですか】
(T)職場では,仕事で分からないことについて丁寧に教えても
らったり,周囲の方にすごい助けていただいてます。仕事以外
の部分では,飲みに誘っていただいたり,あと,自分は職場の
野球部に所属しているんですが,そこで同じ部署の先輩だけで
なく,色んな先輩方と交流を持つことができて楽しいです。
(M)私は,事件担当として事件の処理手続
に携わっていますが,現在は事件の受理手続
(I)自分が所属する総務課の皆さんは何か,総務課から盛り上
も経験させてもらっています。交通部だと交
げていこうという意識があって,すごい風通しの良い職場作り
通事件の,刑事部だと刑事事件の捜査を担当
をされているのを身近にいてすごい感じますし,他の部署で
することになると思うのですが,事件担当に
も,職員の皆さんが積極的にコミニケーションを取られてい
いると,いろいろな事件の記録を見ることができるので,面白い
て,働きやすい職場だと思います。
というか,やっていてすごいやりがいを感じます。
【研修に参加してみてどうでしたか】
(I)自分は,事務局の総務課で働いています。Mさんと
(A)採用後まもなく,約1か月間参加させていた
は違って,事件とは少しかけ離れた仕事をしています
だきましたが,検察事務官として業務に必要な知
が,他の部署の方と接する機会が多く,初年度は人の顔
識などを学んできたのはもちろん,札幌以外の道
を覚えることも大切なことだと思うので,そういった点
内の検察庁の同期や東北地方の同期と交流を深め
で自分は一番恵まれてるなぁと思います。周囲の先輩方
ることができ,とても有意義でした。
も,採用されて一番最初の仕事がここで良かったねと
言ってくださっています。
(K)私は,今教養係として,研
修や司法修習に関する事務な
どをやらせていただいていま
す。教養係では,どういう研修
があるかが把握できますので,自分が将
来,どういう研修を受ける機会があるの
か考えることができますし,司法修習生
の施設見学に引率として同行し,研修で
は見られなかった施設を見学できたり,
いろいろ勉強になることが多いです。