北洋新聞

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一方、前月と比べるとプラス1.0%の微増。夏休みで通
学利用が少なかったため、朝ラッシュ時に乗車すること
ができない「積み残し」問題は、一段落している。乗車
数は発表されていないものの、9・10月は、やや混雑し
た状態。乗車できる状態は、かろうじて確保されている
平成28年11月1日(火)発行
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発行所 ㈱パンダ不動産
編集発行人 田口宗勝
[email protected]
が、自転車通勤が減少する11月後半頃には、問題が本格
化すると見られる。
市電利用者が激増する冬期間は、今年以上の「すし詰
め状態」が発生するのは確実。問題の解決には、中央区
に人口を集中させる政策からの転換が必要との指摘もあ
る。ただし、乗車数増加を歓迎し、「ループ化は成功だっ
た」と評価する声もある。ケガ人が出ていないことが根
拠のようだ。
一方、来年4月の運賃値上げは、市議会で可決された。
値上げ幅は、現在の170円から200円への17.6%。運賃を
据え置いたままでも、乗客が17.6%増加すれば、総運賃
収入は同額となる計算だ。
8月の乗客が16.8%増加したことから、今のペースが
続けば、値上げの必要性に疑義が生じかねない。議会で、
乗客数増加が議論されなかった経緯も不明。本来は、運
賃値上げとセットであるはずの、上限分離方式による実
質民営化については、事実上、棚上げされている。自治
労の影がちらつくとの指摘もある。
民営化棚上げ
札幌市交通局によると、8月の市電乗客数は711,000人
に達し、前年同月比プラス16.8%の大幅増。1-8月計
は約596万人で、前年同期比プラス11.7%だった。
第863号
|経済
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平成28年11月1日(火)
北洋新聞
雪ミク電車
今年も運行決定
札幌市交通局は、ラッピング電車「雪ミク電車」を11月21日か
ら運行開始すると発表した。
デザインは未発表だが、北海道の冬をイメージした星空をテー
マにしたフルラッピングを施すようだ。車内広告部分にも「雪ミ
ク」のイラストやポスターなどを掲出するほか、車内放送も初音
ミクの声優・藤田咲さんの音声を通常車両の音声に代えて流す。
運転期間は11月21日から来年3月26日まで。天候による運転時
刻の変更や車両故障や点検による運休の場合を除き、おおむね7
時から18時までとなる見込み。西4丁目電停とすすきの電停への
到着予定時刻は札幌市交通局ホームページに掲載される。
運行に先立ち、11月20日10時30分から14時まで、札幌市交通局
電車事業所で内覧会(車両展示)を実施。申込み不要で誰でも観覧
できるが、来場者数によっては公開時間を制限する場合もあると
のこと。
不動産王トランプ
支持率上昇
アメリカ大統領選挙で、共和党候補の不動産王ドナルド・トラ
ンプ氏の支持率が民主党候補ヒラリー・クリントン氏1%ポイン
ト差上回っていることが分かった。
ABCとワシントン・ポスト紙の調査によれば、支持率はクリ
ントン氏が46%、トランプ氏が45%だった。CNNが直近の世論
調査5つを集計した分析では、支持率はクリントン氏が47%、ト
ランプ氏が42%だった。
とが投票に影響することはないと回答した。3割はクリントン氏
を支持する可能性が小さくなるとした。
クリントン氏の私用メールサーバーの利用に関してFBIが新
たなメールを調査していることが明らかになっているが、ABC
とワシントン・ポスト紙の調査では、6割超の有権者が、このこ
フロリダ州は、NBCとウォールストリート・ジャーナル紙、
マリスト大学による調査では、支持率はクリントン氏が45%、ト
ランプ氏が44%だった。
|不動産
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平成28年11月1日(火)
北洋新聞
物件数はでは同数
貸家の確認申請数
住宅産業新聞社の調査によると、札幌市内の賃家の確
認申請数は、サン建築設計が独走していることがわかっ
た。同社は、今年1~8月までの合計で527戸と、2位
のノースファインプランニング(487戸)、3位のアス
ク工業(485戸)に大差をつけている。
「投資用マンション企画」を専門としている企業は、
土地を投資家に販売し、建物は投資家と建設会社との請
負契約とするケースが多いことから、確認申請ランキン
グではカウントされない。そのため、販売力のある企画
会社からの紹介受注が多い建設会社が上位にランキング
される傾向がある。
企画会社は、受注単価だけでなく、引き渡し後のクレー
ム対応なども評価し、建設会社を選別している。ランク
上位の建設会社は、品質でも信頼されていると見られる。
確認申請での賃家には、賃貸マンションの他に、サー
ビス付高齢者向け住宅等も含まれる。今年は、相続税対
策として貸家着工が増えており、新築分譲マンションと
違って活況となっている。ただし、地下鉄駅徒歩圏の土
地が不足しており、建設会社主導での土地探しも目立っ
てきている。
|娯楽
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平成28年11月1日(火)
が絶えず、累計では171億円を突破。2009年のヒット作
「アバター」を超え、歴代9位となった。ただし、興
収ペースは鈍化しており、2002年の「ハリー・ポッター
と秘密の部屋」の173億円を超えると見られるが、2014
年に、254.8億円という脅威的な記録を残した「アナと
雪の女王」を超えるのは難しそうだ。
「君の名は。」は、8月26日に封切られてから話題
アナ雪の公開10週目(2014年5月17日)時点では、
累計興収は185億円を超えていた。さらに、公開11週目
以降も1位をキープし、13週目に動員44万1,540人、興
収5億9,206万円とやや失速。16週目には、動員20万4,
445人、興収2億7,438万4,350円とピークの3割程度に
落ち込んだ。17週目には3位に転落。19週目で公開が
終了した。
当面の目標は、2003年の「踊る大捜査線 THE MOVIE2
レインボーブリッジを封鎖せよ!」が」記録した173.5
億円を超え、歴代7位にになること。一方、現時点で
DVD化の予定は未公表。
デスノートに敗れる
10月29日から30日の全国映画動員ランキングトップ1
0が興行通信社より発表され、新海誠監督作「君の名は。」
が、公開10週目で、ついに2位に陥落。1位は、人気
コミックを実写映画化した大ヒットシリーズの最新作
『デスノート Light up the NEW world』だった。
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