贈与税の申告書には 「マイナンバー」の記載が必要です! 社会保障・税番号制度(マイナンバー制度)の導入により、平成 28 年分以降の贈 与税の申告書には、マイナンバー(個人番号)の記載が必要となります。 また、マイナンバーを記載した申告書を税務署に提出する際は、税務署で本人確認 (番号確認と身元確認)を行うため、本人確認書類の提示又は写しの添付が必要です。 贈与税の申告書(第一表)の個人番号記載欄(イメージ) 申告をされる方(贈与を受けた方)の マイナンバーを記載してください。 本人確認(番号確認と身元確認) ○ マイナンバーの提供を受ける際は、なりすましを防止するため、厳格な本人確認(番号確認と 身元確認)が義務付けられています。 したがって、マイナンバーを記載した申告書を税務署に提出する際は、税務署で本人確認をさ せていただくことになります。 ○ 本人確認には、①記載された番号が正しい番号であることの確認(番号確認)と②申告書を提 出する方が番号の正しい持ち主であることの確認(身元確認)が必要とされています。 ○ 本人確認の際に使用する書類については、裏面(上段)をご覧ください。 国税に関する社会保障・税番号制度(マイナンバー制度)の最新情報 最新情報は、国税庁ホームページ「社会保障・税番号制度<マイナンバー>」をご覧ください。 ホームページ(http://www.nta.go.jp/mynumberinfo/index.htm) 国税庁 マイナンバー 国税局・税務署 検 索 28.10 本人確認の際に使用する書類(本人確認書類)の例 申告書等を提出する際は、本人確認書 類の提示又は写しの添付が必要です。 【マイナンバーカード(個人番号カード)をお持ちの方】 マイナンバーカードをお持ちの方は、 マイナンバーカード1枚で本人確認(番 号確認と身元確認)が可能です。 マイナンバーカードの表面で身元確認、 裏面で番号確認を行いますので、本人確 認書類として写しを添付する場合は、表 面と裏面(両面)の写しが必要になりま す。 マイナンバーカード(個人番号カード) (裏面) (表面) 【マイナンバーカード(個人番号カード)をお持ちでない方】 マイナンバーカードをお持ちでない方 は、以下の番号確認書類と身元確認書類 の提示又は写しの添付をお願いします。 通知カード 番 号 確 認 書 類 身 元 確 認 書 類 《本人のマイナンバー(12 桁)を確認でき る書類》 《記載したマイナンバーの持ち主である ことを確認できる書類》 ● 通知カード ● 住民票の写し又は住民票記載事項証明書 (マイナンバーの記載があるものに限りま す。) などのうちいずれか1つ ● 運転免許証 ● 身体障害者手帳 ● パスポート ● 在留カード ● 公的医療保険の被保険者証 などのうちいずれか1つ 贈与税の申告とマイナンバー制度に関して特に多いお問い合わせ Q1 贈与税の申告書には、贈与者(財産の贈与をした方)のマイナンバーを記載する必要はありますか? A1 マイナンバーの記載が必要な方は、贈与税の申告をされる方(財産の贈与を受けた方)になります ので、贈与者のマイナンバーを贈与税の申告書に記載する必要はありません。 Q2 相続時精算課税の適用を受けるために贈与者(財産の贈与をした方)の住民票の写しを添付する場 合、贈与者のマイナンバーが記載されているものでも問題ないですか? A2 住民票の写しの添付に当たっては、贈与者のマイナンバーが記載されていないものを添付してくだ さい。 なお、贈与者のマイナンバーが記載された住民票の写しを添付する場合には、贈与者のマイナンバ ーをマスキングするなどの対応をお願いします。
© Copyright 2025 ExpyDoc