第2回[PDF:187KB]

平成28年度
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日
時
平成28年7月5日(火)
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場
所
一本木研修センター
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出席者
4
市長講話
わくわく市民懇談会
午後7時から午後8時まで
一本木一日会(ついたちかい)
12 名
市長、随行職員
2名
中野市の未来を拓く~第2次総合計画と創生総合戦略~
1.日本の人口推移・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2ページ
2.数値で見る中野市・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2ページ
3.人口減少下の対応・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2ページ
4.ダイバーシティ (多様性)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3ページ
5.日本の平均寿命推移・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3ページ
6.日本の就業構造の変化・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4ページ
7.女性の社会的進出・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4ページ
8.(参考)地域活性化の条件 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4ページ
9.現下の環境変化1 (人口減少)・・・・・・・・・・・・・・・・・・4ページ
10. 現下の環境変化2 (人口動態)・・・・・・・・・・・・・・・・・・5ページ
11. 地域(エリア)活力をどう生み出すか・・・・・・・・・・・・・・・5ページ
12. 事例:中野市観光ビジョン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6ページ
13. 観光づくり・まちづくり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7ページ
14. 観光を構成するカテゴリー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7ページ
15. 地域への期待の変化と対応・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8ページ
16. 中野市~エリアで分ける・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8ページ
17. 中野市第2次総合計画と創生総合戦略・・・・・・・・・・・・・・・8ページ
18. まとめ1・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9ページ
19. まとめ2・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10ページ
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質問・意見・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10ページ
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<日本の人口推移>
日本の人口推移>
現在、日本の人口は1億3千万人前くらいから減少が著しく、経験したことのない
世の中にあります。
しかしながら、日本の人口は減少していても、世界の人口は増えているということ
もあり、食糧安全保障の問題でいきますと、TPPを含め日本の農業、食糧生産につ
いては、国を挙げて考えを持たないと大変なことになろうかと思います。
ちなみに1~2年前ですが、TV報道など見ますと、中国産の蕎麦が手に入らない、
全部ロシアが買い占めてしまうという話がありました。穀物生産についても世界的に
みると、中国が食糧輸入国になってきているということです。日本の食糧が世界的な
競争の中で確保できるのかという問題もありますが、この辺りは国政にお任せする部
分としまして、中野市の話に移ろうかと思います。
<数値で見る中野市>
数値で見る中野市>
中野市の人口は平成 28 年の3月末で 43,700 人、総世帯数が 15,710 世帯であります。
資料下の数字は、産業別就労者数といって左から、一次産業(6,143 人)、二次産業(5,985
人)、三次産業(12,607)となっており、比率で行きますと、およそ1:1:2という
構成になっております。中野市は農業が基幹産業だとずっと申し上げていますけれど
も、第一次産業の 6,143 人という数字は、どのくらいの人が農業に従事しているかと
いう数字を全国平均と比べますと、中野市は平均の6倍以上ということで、農業に従
事しているウエイトが高いということです。農業については生産量・売上も非常に多
く、JA中野市で 300 億円いったか…270 億ですか、単協で見てもそのくらい。その他
にも個々に取引をしているところがありますので、軽く 300 億円は超えると思われる
売り上げがあり、農業国家と言っていいのではないかと、いつも申し上げているとこ
ろです。この辺りをしっかり手当していく必要があります。
二次・三次産業については、大型店が進出してきています。なぜ中野市にこれだけ
の大型店が進出してくるのか。地の利があるというのもありますが、商圏分析は真剣
にしてみないといけないと思っています。製造業については、有名なメーカーがある
ということで、産業的に見ても、中野市の産業構造・基盤にはしっかりしたものがあ
ります。
<人口減少下の対応>
人口減少については、これからの社会のトレンドというか、ファンダメンタルなと
ころがあり、どんどん進んでいくものです。これについてよく言われるのが労働力の
低下です。今、有効求人倍率が1倍を超えてきています。労働力の取り合いですね。
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なおかつ高齢化が進んでいます。じゃあ農業をどうするかという問題もあります。あ
る製造業の企業では、若い技術者をどう確保していくかが非常に問題だとおっしゃっ
ていました。もう一つは、人口が減少していくとどうしてもサービスの低下がありま
す。移出、輸出することで売り上げを確保していく必要がありますし、この中野の街
の魅力をどうやって上げていって、人口流入に繋げるかということがあります。
ダイバーシティという言葉がありますが、多様性という意味です。今、一億総活躍
ということで、女性の社会進出もそうですが、有能な人材を多様に活用することの推
進とか、中野で言ったら観光推進というものがあります。
先日、
『るるぶ』を見た人が、中野市だけが出ていないとおっしゃっていました。山
ノ内、小布施、須坂、木島平、全部出ているのに中野市だけが観光から外されている
と。観光という概念をもう少し広くとらえて、呼び込んでいくという政策を推進して
いかなければならないと考えています。
実は、中野市は豊田と合併してから、昼間いる人と夜いる人の割合、昼夜間人口比
率と言いますが、これが 100%です。例えば横浜ですと、20 年前の話ですが、東京へ
の通勤者が 68 万人位いました。それだけ移動しています。これが、中野市の場合は入
ってくる人と出ていく人がほぼ同数です。それだけ、産業がある、働く場があるとい
うことですので、産業基盤・都市基盤等を整備すれば、魅力がある、北信地域での中
心的な役割を担える街になると考えています。
<ダイバーシティ(多様性)>
ダイバーシティ(多様性)>
北信地方事務所で、女性が初めて所長になりました。
ダイバーシティについては、先ほども触れましたけれども、特に最近注目されてい
るキーワードは『女性の活躍』ということです。英国の内相が女性で、今度首相の最
有力候補になってきておりますし、女性の社会進出という意味でも、保育所の整備・
環境についても、もう少しきめ細かにやらないといけないと考えています。
<日本人の平均寿命推移>
平成 22 年の統計によると、全国にある 812 の市の中で、中野市は高齢者の就業率が
4番目に高い。812 の内の4番目、長野県内でもトップです。それほど高齢の方が、農
業などのお仕事に従事しているという社会がここにあります。中野市では『健康長寿
のまち宣言』をさせていただきましたが、いつまでも元気でいて頂くということが重
要だということで、力を入れていきたいと考えています。
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<日本の就業構造の変化>
日本の就業構造の変化>
日本の高齢者の労働力率は 19.9%と、世界でも高い割合にあります。高齢化を迎え
ても、皆さんに元気に働いていただければ、労働力はある程度確保できます。
<女性の社会的
<女性の社会的進出>
中野市では女性の管理職登用率を 17.1%から 22.6%まで上げてきていますが、ある
大型スーパーの女性店長は、これを 50%までこれを引き上げると言っているくらい、
女性を登用してやっております。
<地域活性化の条件>
地域活性化の条件>
『里山資本主義』という本がベストセラーになっていますが、この方は「これから
の社会は女性の感性に重きを置くと、街の賑わい・整備が進んで行くのではないか」
と言っております。
そういうところからも、公園というものを整備していかなければいけないと思って
います。周りに自然がいっぱいあるじゃないか、と言いますが、若いお母さんに聞く
と「安全なところで、安心して遊ばせたい」という。それが公園なのです。それが整
備されると、子供を連れた若い女性が集まってくる。人が集まればそこに賑わいが出
てくるという仕掛けです。例えばイタリアのフィレンツェには、街の中に広場があり、
そういう所を人が歩いている。こういう姿は日本ではちょっと見かけないですよね。
そういう街づくりが面白いかもしれないなと思っています。
先ごろ、私と同い年くらいの建築家の先生が中野市を見た際に、
「中心市街地をぐる
っと線路が囲んでいる。こんな街はコンパクトで珍しいですね」と、ひとこと言いま
した。長野駅もMIDORIが出来たりして、変わりましたよね。駅というものを、
もう少し駅中心に、例えば「松川駅を『バラ公園駅』にした方がよいのではないか」
とおっしゃった方がいました。そういうことも含め、信州中野と松川、2つの駅を中
心に街の活性化を考えるのもいいと思っています。
若い感性、女性の感性を尊重できない男性は大した感性を持てない、と言われてい
るそうです。これからは若い女性がリードしていくのかなと思います。
<現下の環境変化1(人口減少)
現下の環境変化1(人口減少)>
1(人口減少)>
マクロ経済とミクロ経済の話ですが、ここで言っているのは、豊かさは一人あたり
のGDP水準、成長率にあり人口規模とは相関関係がないということです。最近中国
は一人当たりGDPが 8,000 ドルになり、世界第2位の経済大国ですが、8,000 ドルと
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いう数字は大体 80 万円位。そう考えると、それが豊かさに繋がっているかどうか。格
差の問題もありますので、その辺は相関がないということもよく言われます。
中野市にとってみれば、住民税と地方税の減少や医療費の増加があり、影響は直接
的に出てきますが、やはり元気な高齢化社会を作っていくことや、若い人達が入って
くることによって、この地域のプラスに結び付けるということで、菌食や発酵食品な
ど特徴を活かした健康文化というのも、地方創生の中、総合戦略の中で重要です。
<現下の環境変化2(人口動態)>
現下の環境変化2(人口動態)>
『中野市はフェードアウト』と書いてありますけれども、最近の新聞によりますと、
北陸新幹線飯山駅での乗車人数が目標の4割と出ていました。実は、あの4割は切符
を買った人であって、外国人が周遊券で来る人などはカウントされていません。とす
るともう少し多いと思いますが、結局『飯山』という地名は新幹線の駅名になってい
ますから、かなり有名になっており、そこを中心に人が集まってくるでしょう。
では中野市はどうなのか。この地域でいろいろな仕掛け、情報発信をしていかない
と存在が薄れていく、フェードアウトしていくなと考えています。
<地域(エリア)活力をどう生み出すか>
地域(エリア)活力をどう生み出すか>
先ほどの話にも出ましたが『るるぶ』で中野市が出ていないというのはおかしな話
で、観光資源はたくさんあります。これをどうやって発信していくかというこれから
の課題があります。
先日、商工会議所の会頭から話がありましたが、青年三団体を中心に『おごっそフ
ェア』というものをやります。綿貫元市長さんがやられたような内容を含んでいるの
ですが、もう一つ含んでいることがあります。今中野市には『Iターン』『Jターン』
のような若い人たちが結構います。その方たちには、中野市に期待するライフスタイ
ルがありまして、冬はスキー、夏には色んな人が集まってきて、色んな仕掛けをやっ
てきたいというものです。例えば千曲川でカヌーをされている方が来ていて、ラフテ
ィングも中野でやっていますが、現在は親水性の無い堤防をたくさん作っているので、
親水性のある堤防を作り、ラフティングやカヌーが出来る環境を、長野の村山辺りか
ら下っていくようなラインを作る。それから自転車道を作ったり、トレッキングがで
きるような環境を作ったりする。高社山が結構いいということで、木島平村も動いて
います。これをやろうということで、モンベルという会社が『SEA TO SUMM
IT』という企画をやっているので、これに乗っかっていこうということで動いてい
ます。今年は妙高でやりますが、来年は中野市・飯山市でやろうとしています。
これが実に面白いのですが、そういう所に行くとインストラクターがいて、人が来
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ると案内をします。そういう人が住みつき、人口が増えるのだそうです。旭川市など
も、そのSEA TO SUMMITをやったおかげで、人口が増え、若い人が増えた
そうです。農業をやったり、冬はスキーのインストラクターをやったり、人が来ると
色々案内するという、新しいスタイルです。こんなところを狙っていきたいと思って
います。中野市はそれだけ資源が豊富で、楽しい世界があります。なおかつ都会的で、
ここに来れば全部あるという世界です。
『入れ子構造』の話です。これが第2のキーワードで、地球があって日本があって
長野県があって、中野市があります。さらに中野市を区分すると、北部地域、南部地
域、豊田地域というふうに分かれています。中野市と言っても、おしなべて平均的に
同じ政策はできません。色んな地域特性があります。なので、地域の事は地区で考え
てくれませんか、ということです。そこでまとまって意見書が出てきて、
「俺たちがや
るぞ」となったら、市が応援します。自分たちの街は自分たちで良くしようという運
動が欲しいなと思います。それで作ったのが『中野のチカラ応援交付金』です。去年
までは 10 万円でやっていたのですが、今年は 30 万円です。西町区と日野がどう展開
するか勉強会をやりました。この間富士市に行ったら、そこでは地区ごとに協議会が
あるそうです。それが中心になって、まちづくりをしているという話を聞きました。
そういった、自発的な動きが欲しい、地域がまとまってという形で今考えているとこ
ろです。
<事例:中野市観光ビジョン>
事例:中野市観光ビジョン>
色んなイベントをやっていくのですが、自立性というのをとにかく考えてください。
補助金の切れ目で終わるのではなく、回転していくということで事業を考えていただ
きたい。これは政府の考え方もそうです。起動するためのお金は出しますので、あと
は自立してやっていただきたいということでお願いしています。
中野市には色んな魅力がありますが、外に対して中野市の良さをPRする。最近は
ペーパーベースでなくともSNS等で情報発信はできます。
今、豊田で面白いことになり始めています。豊田の特産振興会が『なんだ屋』とい
うものをやり始めましたが、地域おこし協力隊を一人入れまして、
『ボラバイト』と言
って、女性限定なんですが、1週間でも2週間でも中野に来て、農作業のバイトを募
集している。これが、たくさん来ています。もう4人とか5人とか応募が来ています。
応募してくる人は、
「アメリカの大学にしばらく行っていました。大学が始まるまでし
ばらく時間があるので、日本の地域に溶け込んで体験をしたい」といった、真面目な
人が来ています。女性ばっかりなので、婚活に結び付けようと思っていましたが、男
も来てほしいと言っていました。本格的にやって、農業に目覚めて入り込んできてく
れるなら、是非男性も来てほしいということで、協力してほしいと言われました。協
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力はするよと言いましたが、今のままではずっと補助金ベースになってしまうから、
なんとかしてくれと言ったら、今度LLPですね。有限責任の会社を立ち上げること
になった。そういう方向で今動いています。
<観光づくり・まちづくり>
そういった生活文化を強化するといったことをやっていますけれど、今、外国人の
方もそうですが、バックパッカーで歩いて、あるがままの日本の文化を知りたいとい
うことで、私も去年と今年の2回ほどアメリカカナダ連携大学院が横浜にありまして、
そこの副学長さんが川中島出身だったのでお願いしたら、ハーバード大学などを出た
団員が中野に来ていますが、餅つきをやったり、木を切ったりすることが楽しいと言
っているそうで、作られた都市の文化ではないことが良く、去年は豊田、今年は日野
のぽんぽこの湯で泊まっていろいろ作業してもらいました。非日常、過ごしたかった
日常を知りたいという感覚が多くなってきています。今までは、観光バスでどっと来
てもらうのが観光と考えていましたが、実はそうではなく、心をくすぐるような体験
型のものが面白いと思います。
もう一つ面白い事例があるのですが、社会問題を観光の道具にしてしまうというの
があり、事業構想大学院の大学生が雑誌に載っていて、これは面白いなと思い聞いて
みたら、遊休荒廃農地、鳥獣害被害、地域医療の問題等。テレビで報道されているこ
とは実際どうなっているのか勉強させるために募集するそうです。すると、お金払っ
てでも参加者が集まるそうです。例えば、鳥獣害被害は、その地域の猟友会のみなさ
んと一緒に山の中に入って現場を見て、これは大変だ。すごい被害なんだということ
を実際に体感するということで勉強しているそうです。これが人を呼び込む手段にな
っています。もっと面白いのは、修学旅行を京都や奈良や九州に行くのではなく、社
会問題を勉強する修学旅行をする学校が全国で 10 校位あるそうです。中野市にもそう
いう要素はたくさんあると思っていますし、今後いろんな角度から切り込んでいくこ
とができるのではないかと思っています。
<観光を構成するカテゴリー>
小布施町に東京大学を卒業して地域づくりの研究所を作っている 27 歳の方がいます
が、彼は自転車でこの辺をぐるぐる回っていて、この前、志賀高原から栄村まで回っ
てきたそうですが、彼らの提案を受けて、山ノ内町と小布施町の町長と話合って、こ
のエリアの情報発信として、VR(バーチャルリアリティー)映像を作りました。
今、Facebook や YouTube で掲示されています。彼らに作ってもらって発信しました。
彼らに言われたことで、ペーパーの時代は終わって、VRの時代だけれども、VR
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では絶対に伝えられないものがある。それは『食』です。
『味』と『空気の香り』で、
これは絶対に伝えられない。2次元の映像より実際に近いからVRにする。そうす
ると行ってみたいとなりますが、最終的には『食』、『感じること』これをどうやっ
て提供できるかということで、私が今思っていることは、きのこの博物館や中野市
産の果物を使ったスイーツですね。青木元市長の時に作ったレシピカードがいっぱ
いあります。これをもっと力を入れて、中野市に行ったら美味いもの、高級なもの
が食える。食の文化を売り出していくことを強く思っています。
『食』、『感じること』、『見えること』これらのカテゴリーが一体となって情報発信し
ていきたいと思います。
<地域への期待の変化と対応>
皆さんインターネットをやると思いますが、グーグルで、1ヶ月間で『スノーモン
キー』を検索している回数は1千万件です。
『小布施』を検索している回数は 65 万件、
『山ノ内 志賀高原』は 60 万件位です。『信州中野 北信州 中野』はゼロ。東京の
中野などもあるので判定できません。そこで、今回、3市町で考えたのは、
『スノーモ
ンキータウン』というのを借りて、スノーモンキータウンの中にサルの他に東山が映
っていたり、バラ公園が映っていたり、小布施が映っていたりすれば、ここに行くと
こんな世界が広がっているということで、とりあえずやりました。これはまさに、広
域で連携することによって中野を売り出せるということです。
<中野市~エリアで分ける>
中野市~エリアで分ける>
それで、市長になったときからずっと考えていたことは、ここの地域では何をする
のかということで、エリアでくくると北は新幹線の入口、これから堤防も出来上がっ
てきます。それから中心市街地はバラ公園、東山。それから南は小布施町との結接を
どうするか。そして文化公園のエリアは高速道路、JRの駅から近いということで、
利便性で市の名産を使うことができないかということで、それぞれに万遍なくという
ことではなく、特性を持たせたいということで考えています。
<中野市第2次総合計画と
中野市第2次総合計画と総合戦略>
総合戦略>
第2次中野市総合計画ということで、10 カ年計画で、前期6年の計画を立てて取り
組むことにしています。項目的には子育て、健康、福祉、産業、雇用等こんな形で、
あと、まち・ひと・しごと創生総合戦略を今回5カ年のうち、今2年目でやっていま
す。こっちは計画、こっちは戦略です。何が違うかというと、計画というのは、
『こう
ありたい』
『こうなりたい』というそのために必要なデータを集めていろいろな施策を
打っています。戦略は、これははっきりしています。人口減少対策と東京一極集中を
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是正するために、政府がお金を付けてくれます。中野市の現状のデータを分析したう
えで、どういう施策を打つかというということをやっています。ただ、数値目標が与
えられて、キーパフォーマンスインディケーターというのがあって、これは政府がお
金をやるけれども年々チェックするぞということで、これはお金付きで、目標が明確
に全データを調べて、どういうふうに持っていくかということをやっています。これ
をうまくリンクさせて中野市は仕事をしています。
こんな中で出てくるのは、これからの財政のことで考えると、中野市で長期財政計
画を立て収支の計算をしているのですが、公共施設等総合管理計画があり、向こう 40
年間で私が 103 歳になったときに中野市の今ある公共施設を維持・管理していくと、
どのくらいかかるかということで、上下水道で、今後 40 年累計で 2,200 億。年間単純
平均で 55 億円かかります。これからスクラップアンドビルドで縮小・整理・統合・機
能アップする作業をしていきますが、暗くなる必要はありません。なぜかというと、
これらをいじることができる土壌があると思えばいいのです。策が無いわけではない
です。今回下水道事業会計が変わりますので、より明確にいつまでに投資しなければ
いけない、更新しなければいけないということを、やらなければいけない。そんなこ
とも考えて、市庁舎を、なぜ、今やらなければいけないかと思った時に、55 億円をず
っとそんなことを言っていたらいつまで経っても建ちません。更新まで 40 年です。今
建てると、私が 103 歳まで建てたものがもつのです。これを引っ張っていても、いつ
かまた同じ問題が再燃した時に本当に身動きができなくなってしまう。あと長期財政
推計も載っていますが、これは学校問題、保育園、これからの人口問題はあまりみて
いなくて、施設だけをみている。そういったことを加味していくと、中野市としては
こういったことをきちっと遅れることなく処理していくことで、財政的にも全く問題
無い。全く問題無いって言うと語弊があるので、問題は無いというふうに考えていま
す。いずれにしても、こういった計画はきちんと修正しながら取り組んでいかなけれ
ばならないと思っています。
<まとめ1>
今年のバラまつりは、プレ期間も含めまして来場者数が 51,000 人で色々分析を聞い
てみたら、観光バスが 160 キロ以上の距離は運転手を2人にしなくてはいけない影響
が長野県に出ていて、県はそういった観光バスに補助金を出すと言っています。一昨
年と去年で、観光客が8万人から5万人に大きく減ったのは、観光バスの入り込みが
そのまま減ったのです。そこで、今年は坂城町と小布施町と連携するということでや
ってみたところ、坂城町から流れてきた人がいました。初めて来たという人がいまし
た。今年はカップルや家族連れが、マイカーで個々に来るお客さんで5万人です。
一本木公園は富士市長もストーリーが良い公園だと言っていただきました。公園の
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整備は一段と進めていくことによって中野市のPRの目玉になると思っています。実
は近隣の市町村の野沢温泉村長から冬もバラを咲かせてほしいと言われています。外
国人観光客が多い野沢温泉ですが、外国人たちはスキーばかりやっているわけではな
く、いろいろなところを巡り歩いているということで、外国人にとって花は非常に魅
力があるそうです。その点でいくと中野市は花きの生産量で日本一ですので、そうい
ったものも含めて、花のまちでもあることを売り出すこともいいのではないかと思っ
ています。
公園を中心にして、歩道も整備しましたが、人が流れれば民間が出てきて、消費を
仰いで商店、売店が出来てくる。今後も議論をしながら公園整備やっていきたい。あ
と駐車場の問題をどうするか真剣に考えています。やはり個人客が増えると駐車場が
必要になってくる。バスで運ぶっていうのは不評ですね。元々あそこは近隣公園であ
って、都市公園ではないので、そのあたりは難しいところですが。整備については色々
なところに行ってバラ公園を見ていますので、そういうものを参考にしながら整備を
進めていきたいと思っています。
<まとめ2>
これからのまちづくりのキーワードですが交流・連携・協働とありますが、
『私』か
ら『私達』というふうに、まとまってもらいたい。そして『私達が提言する』
『私達が
やります』という世界を創ってほしい。それに対しては支援します。それで、もう一
つは総合計画、総合戦略がありますが、これから女性の活躍・公民連携・若い力・活
躍の場づくりで、そういった人達を育てていってほしいと思っています。地域の人か
ら憧れの眼で見られることによって中野市に人がやってきてくれるかなと思っていま
す。
最後にみんなで協力してまちを作っていくという姿を目指して、そのためにも今や
っている中野のチカラ応援交付金事業を充実させてもっとボリュームを上げていきた
い。それによって行政も考え、職員のみんなには考える力、新しいお金を取ってくる
力、横断的な視野を持ってもらいたいと思います。
【質問・意見】
(区民)
道路が狭い。
(市長)
幹線道路とかであれば歩道を歩きやすくするとか工夫が必要かと思う。
(区民)
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道路環境をちゃんとさせておかないと、どんどん過疎化していってしまう。
(市長)
これからは幹線道路を一気に何キロも直すのはお金がかかってしまう。少しずつで
もいいから手を加えていますという姿勢・意欲が大事である。
渋滞も問題で、生活道路と産業道路が一緒になると、渋滞ばっかりしていて生活困
難になる。道路政策も一段と工夫が必要であると思う。
(区民)
中山晋平記念館や高野辰之記念館等、観光箇所が離れているので、道を聞かれても
案内しづらい。歩いて行ける距離でもないので良い方法はないか。
(市長)
公共交通を見直さなければならない。予算の関係もありますが、拠点とどう結びつ
けるかという点で、中心にサテライトを持ってくれば一か所である程度見ることがで
きる。そうすれば一か所で済むという考え方も一つある。
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