創エネ神戸 兵庫自治学会で研究発表 平成 28 年 10 月 15 日

創エネ神戸
兵庫自治学会で研究発表
平成 28 年 10 月 15 日
10 月 15 日午後 1 時 30 分から、創エネ神戸は、兵庫県立大学での兵庫自治学会の第 3 分科会「環境」にて、
「市民共同発電所の普及策に関する研究」を発表しました。
第 3 分科会には約 40 名が参加し、
「創エネ神戸」は山田、山口、富田、岡本が参加しました。
午前中には、総会と全体会として「基調講演」が、午後は 4 つの分科会に分かれ、第 3 分科会では 4 つの発
表がありました。
基調講演
講師:野村総合研究所 上田恵陶奈氏が
「AI と共存する未来、働き方の変革と求められる能力」
というテーマで講演しました。
研究発表の概要は次の通りです。
地球温暖化を防止して、次世代に豊かな地球環
境を残すために、再生可能エネルギーの普及が重
要である。
その身近な取組みとして市民共同発電所があ
り、
2012年7月に始まった固定価格買取制度
(FIT)
が追い風となってその普及が進んだ。
しかし、買取価格の急激な低下とともに FIT 依
存型の市民共同発電所の建設が困難になりつつあ
る。
その対応策として地産地消型の市民共同発電所
への展開を検討し NPO 法人と認可地縁団体や社
会福祉法人とが連携するスキームを提案する。
パワーポイント 31 枚にて説明。
20 分間の説明後、
10 分間の質疑応
第 3 分科会 一番手で、創エネ神戸 山田通裕が「市民
発電所の普及策に関する研究」について発表しました。
答があり活発に
議論を展開しま
した。
・保険料は必要か・社会福祉法人との連携は・地産地消
型は素晴らしい・資金の確保方法 など
第 3 分科会では他に次の発表がありました。
★兵庫県の PM2.5 注意喚起発令に係る地域区分の検
討:
(公財)ひょうご環境創造協会 兵庫県環境研究セン
ター 堀江 洋佑氏
★身近な生き物(タンポポ、カタツムリ、ダンゴムシ)
から地域の特徴を知る~市民参加型調査の手法と成果
:兵庫県立大学 自然・環境科学研究所 鈴木 武氏
★兵庫県営水道の安定した事業継続―新水道ビジョン
への対応:県企画庁北摂広域水道事務所 武市久仁彦氏
いずれも、環境にとって重要なテーマであり、発表後質
疑応答に熱が入りました。
(岡本紘一 生環 18 期)