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炉端/天塩へ
旅行用自転車とはⅩ
タイヤの選択、その基本
CYCLE FIELD 2016
11
2
炉端/天塩へ 綿貫益弘
(狸の金時計・4より)
)
3
炉端
㎞はある山中の原生
その文字を三度、
四度と読んだ。
真っ
ら地続きの官林へ逃げ込んでしまっ
跡だったが、ヒグマはトウキビ畑か
か、倒れているかと思いながらの追
り、我々が駆けつけたのを見て増々
生 の 姿。 ヒ グ マ も 重 傷 を 負 っ て お
左に激しく動いている。既に半死半
して家に入ろうとしているおかみさ
の仕度らしく、戸口で焚木を一抱え
掘っ建て小屋にたどりついた。夕餉
すでに暗くなった密林を抜けて、
ようやく一軒のササ葺きの小さな
見当を見定めて急いで山を下った。
ら人家らしい屋根も窺える。方角の
えた。あたりの薄暗い中に、どうや
が僅かに開け、眼下に狭い平地が見
東・南、そして西の三方は黒い針
葉樹林が波打つ山で、ただ北方だけ
一つの峰へ上った。
晴しの効く所へとせっせと登って、
ると早や陽も傾く刻限で、とも角見
空も見えない密林である。時計を見
入るうち、方向が分らなくなった。
た赤ギツネを追って森の奥へと分け
の蔭から飛び出して手負いで逃がし
まずまずであったが、とある風倒木
獲物は十三羽のヤマドリ(エゾラ
イチョウ)と二十匹のキネズミで、
モ、シナ、カツラ、セン。
、
ト ド マ ツ、 シ ン コ( エ ゾ マ ツ )
ナラ、シラカバ、アカタモ、ヤチタ
種は、
斧を知らぬという原生林である。樹
高い山があるわけではないが、千古
郡境いは五〜六百mの稜線でさして
が、西の郡境いの山へ猟に入った。
と い う 原 野 か ら、 一 人 の 鉄 砲 撃 ち
しかし肝心のヒグマが見当らな
い。とも角この有様ではもう遠くへ
わった跡が歴然としていた。
ちてヒグマがもがき苦しんで暴れま
かれたり咬まれたり。血の臭いが満
たりのトウキビは折れたり、引きぬ
ビの葉や茎にこびりついており、あ
アマッポーの弾丸はうまく命中し
たらしく、黒い血、赤い血がトウキ
番、
音次が大マサカリを持っていた。
三十番の村田銃、近所の太吉が二十
り ア マ ッ ポ ー の 所 へ 急 い だ。 私 が
ちかねてトウキビの茂みをかいくぐ
だ。それっやったぞーと夜明けを待
ある晩の夜中、ものすごい銃声が
おこった。アマッポーが爆発したの
た。
うとアマッポー(据え銃)を仕掛け
あった。そこで何とか退治してやろ
トウキビを食い荒らされたことが
の畑へ毎晩ヒグマが出て良く実った
「もう十年も前のことになるが、秋
をした。
夜、囲炉裏端で家の主人はこんな話
夜道はいけないというので、一晩
泊 め て も ら う こ と に な っ た。 そ の
があったらしい。
いで、当時はあちこちに同名の辺地
な所にも人が住むか」という意味合
はその西隣りの村、蔭原野は「こん
境いを越えていたのである。幌加内
林を一日さ迷って、いつの間にか郡
ウォーッ、ウォーッとヒグマの怒
り狂う声が轟いた。太吉はヒグマに
吉の声のする場所へ駆けつけた。
はいかない。二人は意を決して、太
ここで太吉を見捨てて逃げるわけに
ない。しかしいくら恐ろしくても、
身がガタガタと震え、歯の根が合わ
とばかり、一時に頭へ血が登って全
ていると思われる。二人はさあ大変
声、断末魔の悲鳴はヒグマと格闘し
た の だ ︱ と 直 感 し た。 太 吉 の 唸 る
に響いた。太吉がヒグマにつかまっ
アーッという恐怖の悲鳴が二人の耳
太吉の体がちょっとジャングルに
見 え な く な っ た と き、 突 然、 ア ー
見失うまいと尾いて行ったわけだ。
続いた。見えかくれする太吉の姿を
人は仕方がないという格好で、恐る
真っ先に森の中へ入った。あとの二
三人の中では一番度胸のすわって
い る 太 吉 が、 銃 を 腰 に 抱 え こ ん で
れほど恐ろしいものはない。
たが、相手は手負いのヒグマだ。こ
リのへっぴり腰でここまで追って来
もないズブの素人。オッカナビック
それまでヒグマなど撃ち止めたこと
グルなのである。それに三人とも、
かない老大樹の茂る真っ暗なジャン
た。 何 し ろ 二、三 m 先 も 見 通 し の 効
三人は生い茂った不気味な密林の
中へ仲々入って行く勇気が出なかっ
ていた。
mほどの距離で
そのとき、ほんのちょっとのスキ
を見つけた音次がヒグマのうしろへ
けている。
気丈な彼は、ヒグマの顔面を叩き続
な血で染めているのだが、それでも
バリと聞こえた。もう全身を真っ赤
骨がかみ砕かれる不気味な音がバリ
肩と、ところかまわずかみつかれ、
がガタガタと震える。
太吉は頭、
喉、
く。我われは頭の毛が逆立ち、全身
ので、あたりは地震のようにゆれ動
にドシーンとぶつかりながら暴れる
ての地響きがする。ヒグマは木の幹
と格闘する人とヒグマと入り乱れ
よ 鬼 気 迫 る 悲 鳴 を あ げ た。 怒 り 狂
太吉は「おれにかまわず撃てッ。
ア ッ ア ッ、 い ま だ!」 と、 い よ い
一回りしたがどうしても撃てない。
そっちへ回して楯にする。とうとう
へ 回 っ て 狙 う と、 ヒ グ マ は 太 吉 を
く撃て、おれを狙って撃てッ」と絶
がもどかしいのか、太吉はなおも
「早
ばう。これでは撃てない。私の躊躇
銃口へ楯のようにして自分の体をか
けるとヒグマは太吉を抱えたまま、
る。気がせくまま銃口をヒグマに向
ヒ グ マ は 一 段 と 鋭 く ウ ォ ー ッ、
ウォーッと咆哮に次ぐ咆哮で威嚇す
叫した。
怒り狂う。太吉は二人を見て苦しい
すぐ行っても
んに声をかけた。同時に小屋の入口
は逃げられまいと、一同は用心しな
る日、北海道
大正三年十一月のわあ
さっぷ
は旭川の北隣り、和寒村のガンピ原
の柱に打ちつけてある表札に目が
がら、トウキビを踏み分けて一歩一
突進して行った。そして電光石火、
10
うヒグマの声。激しくドサッドサッ
叫するが、どうしてもできない。右
声をふり絞って「早く撃てッ」と絶
行った。
抱え込まれたのか一体になり、右に
恐る太吉の後から
「雨龍郡幌加内村字蔭原野」
歩追跡して行った。もう死んでいる
うりゅうぐんほろかないむらあざかくれげんや
びっくりした。信じられないまま
4
20
身もこの戦果に呆然と し て い る よ う
く息をついて突っ立っ て い た 。 彼 自
ルマになり、ハアッ、 ハ ア ッ と 大 き
音次はヒグマの返り血 を 浴 び て 血 ダ
ドサッとその場へ倒れ て し ま っ た 。
ヒグマも頭を割られて は た ま ら ず 、
ヒグマは太吉を放り 出 し て 音 次 へ
向かおうとした。が、 さ す が 獰 猛 な
出なかった。
り移ったのではないか と 、 た だ 声 も
勇敢な行動を見て、音 次 に 神 様 が 乗
タ打ちにしたのだ。私 は こ の 敏 捷 で
二撃、三撃︱。息つくひまもなくメッ
頭部ヘガンッと打ち込 ん だ 。 一 撃 、
大マサカリを力いっぱ い ヒ グ マ の 後
蔭原野の囲炉裏端で、この話を
︱
聞いた鉄砲撃ちの名は西村武重。明
わけだ」
貫はあったろう。大変な大物だった
れ る ほ ど だ っ た。 目 方 は 百 二、三 十
ヒグマは背丈が八尺もある大きな
雄で、毛皮は六畳間いっぱいに敷か
まったわけだった。
怒りが爆発して太吉がつかまってし
のところへ人間が来たものだから、
けば多量の出血で死ぬのだが、瀕死
場合、一日ぐらいそのまま放ってお
倒したヒグマには、アマッポーの
弾丸が横腹を貫通していた。こんな
戻ったのだ。
グマ撃ちに行けるような頑丈さに
通りの元気な体になり、またぞろヒ
んど入れ替りに、ヒグマはドサッと
ヘパッと身をかわした。それとほと
私は第四弾を撃ちこむと同時に、
二mばかり右側の大きな木の切り株
づく。
でツムジ風のように一秒、一秒と近
ず、しゃにむに突進してくる。まる
と撃ってもヒグマは少しもひるま
すじに走った。ところが二弾、三弾
かけられたような戦りつがサッと背
一本一本逆立ち、全身冷水を浴びせ
跳躍で逆襲してきた。私の髪の毛は
をたてながら真一文字にものすごい
にも火を吹いた銃口めがけて地響き
た。だが、ヒグマはと思うと、意外
ダーンッと、初弾が深夜のしじま
を破った。私は銃口の吐く火花を見
いかに獰猛なヒグマとはいえ、頭
蓋骨を粉砕されてはたまったもので
わし、第六弾の構えに移った。
びに二mあまりの切り株へと身をか
になれと第五弾をダーンと撃ちこん
の目と鼻のまんなかへ、こっぱ微塵
ようとする間髪を入れず、大きな顔
喰いいり、鋭い爪の一撃の伸びてこ
た。ヒグマのランランとした眼光に
か の よ う に、 い た っ て 冷 静 で あ っ
ゆる無念無想、狩猟の奥義を掴めた
怖の念は消えてしまっていた。いわ
だが不思議なことに、この重大な
危機に直面したその時、私の中の恐
しまった。
るかの瀬戸ぎわの危機一髪となって
に備えた。撃ち殺すか、咬み殺され
ばし瞑目合掌したのであった」
りとって、倒れたヒグマに供え、し
私はせめてもと、湿原に咲くチシ
マ キ キ ョ ウ の 可 憐 な 花 を 五、六 輪 折
て、たまらなく胸をしめつけた。
ま っ た と、 後 悔 が 忽 然 と 湧 い て き
罪を重ねることになってしまい、冥
回、護身用の銃が思いがけぬ殺生の
キッパリと断念していた。それが今
助かる見込みもあるま い と 思 っ た 。
負って帰った。どうせ こ の 重 傷 で は
我々は無言のまま、 手 拭 い や 三 尺
帯などで太吉に応急の 包 帯 を し て 背
た。
びにドクドクと血が吹き出してい
まれ、裂かれ、傷口か ら 呼 吸 す る た
うわ言を言っていた。 体 じ ゅ う を 咬
スター十五連、またブローニングの
「同行二人」の相棒は、ウィンチェ
度、四度と繰り返し読んだ。猟人の
通り心胆を寒からしめる迫力で、三
との一対一の対峙の場面など、文字
調そのままの文章は、特に大ヒグマ
れのない、野人の訥々とした語り口
よってである。余計な文飾や思い入
「ヒグマとの戦い」という新書本に
のは昭和
あろう。私がこの人の手記に接した
ぐ前のことだから、いやでもよく見
た口の中に白い牙や歯も見えた。す
鼻の上に小じわをよせ、大きくあい
た二つの目玉が電光のように光り、
立ち、雲間から洩れる月光に反射し
手で掴んで立ちあがった。頭髪は逆
を嗅ぎ分けたヒグマは、木の幹を両
き、すぐ横に飛び退いた私の人間臭
が、 そ れ が 人 間 で な い こ と に 気 づ
リ ッ と 咬 み 砕 こ う と し て い た。 だ
木に抱きつき、ガリガリッ、バリバ
へ襲いかかった。怒り狂った勢いで
は小学四年生の愛娘を摩周湖のカム
「実をいうと、昭和八年の冬に、私
のだった。
に崩れ落ちた。とうとう息は絶えた
が、やがてドッとばかり木の根もと
ウッフウーッと激しい息をしていた
しかし見よ。ヒグマの鼻からドク
ド ク ッ と 血 が し た た り 落 ち た。 フ
はただただ驚くばかりだった。
しているので、その執念の激しさに
グマの動作を手の届くところで凝視
ず大木の幹にしがみついた。私はヒ
かかったが、それでもすぐには倒れ
て、そのままドドッと横倒しに倒れ
どうぎょうににん
とつ
塗ってくれたり、薬草 の 根 を 煎 じ て
き金が落とせない。
m、
m。ど
はない。ギャウォーッと大きく吠え
なにしろ病院のある旭 川 ま で は 三 十
×
えてしまうのだ。そして次の一瞬、
牲にした。何の罪もない生きものの
飲ませてくれるうちに 、 太 吉 は 日 一
イヌプリ山麓の養老牛で猛吹雪の犠
途の娘の霊にすまぬことをしてし
だった。一方、太吉は 虫 の 息 で ウ ン
すさまじい音をたてて、たった今ま
里もあり、この傷では 運 ぶ こ と も で
五連銃である。
私への跳躍あるのみである。
生命を取る、殺生の罰だというカゲ
だ。と同時に、またまた私は横っ跳
ウン唸るばかり。それ で も と き ど き
治 年生れというからとうに故人で
かくれげんや
思い出しては「撃てッ 、 撃 て ッ 」 と
きない。心のなかで、 太 吉 、 済 ま ん
「今だ、今だと思いつつも、銃口は
まさに絶体絶命だった。いったん
切り株にしゃがみ込んで伏せた体を
日と元気になっていっ た か ら 不 思 議
で私が身をひそめていた木の根もと
と手を合せるばかりだ っ た 。
ブッシュにさえぎられ、なかなか引
ヒグマに銃口の狙いをつけたままで
だった。運の強い男な の か 、 半 年 ほ
20
年に山と渓谷社から出た
ところが幌加内のア イ ヌ が 、 家 伝
だという膏薬を持って来て傷口へ
うやら夜目ながら照準はついた。慎
口に示唆されて、それ以来、狩猟は
た。
ヨローウシ
重な照準にヒグマはぴったりと入っ
立ち上り、敏捷に進退ができるよう
ど寝たり起きたりして い る う ち に 元
25
46
5
25
てしお
天 塩へ
20
の書聖・王羲之の「蘭亭序」の白文
朱鞠内湖は何もない山中に二つの
ダ ム を 作 り 水 を 溜 め た。 シ ュ マ リ
く用心すべし。
⑥それは自殺行為。クマは犬と同じ
逃げるのが関の山では?
断」などできるわけがない。ワッと
─ ち ょ っ と、 お 話 の 中 で あ り ま す
ちゅう
の写しである。これは唐初の太宗・
は 狐、 ナ イ は 沢。 湖 中 に 十 三 の 小
く逃げるものを追う習性があり、増
らんていじょ
李世民が書家・欧陽詢に模写させた
島を持つ。人造湖としては全国一と
お う ぎ し
もああいう一本道で左右から山が
ものを石碑にした、その拓本と聞い
い う。 た だ 湖 の 西 岸 を 行 く 県 道 は
日、朝から雨模様の中を北へ。
し翌
ゅまりない
朱鞠内湖へ向う。2mのイトー(魚
ない。降ったり止んだり。この先、
キャンプ場も無人で遊覧船にも客が
ポイントは一箇所しかない。公営の
現在閉鎖されており、湖畔のビュー
⑧襲いかかられたら︱。北米では、
ない。後ろに必ず親グマあり。
⑦子グマを見つけたら決して近づか
ら、これをやるとまず助からない。
して大声で刺激することになるか
が、そんな場合に「落着いて状況判
迫っているところは出やすいらし
ている。思わぬ所で秘蹟とのご対面
り で そ の 分 傾 斜 は キ ツ い。 背 中 の
偏に鬼)
がいる、
山奥の大湖である。
また山越えの森中道なので、一軒家
おうようじゅん
い」
である。そのうち「十割」が来る。
ザックを揺すり上げ、腰車を落とし
㎝
りせいみん
のは殆んどなく、大概直線続きの登
北つ海づ道らでは峠越えの車道でも内地
の九十九折のヘアピンカーブという
てロー&ローの足を回す。路肩工事
幌加内の宿の玄関には一m
テープが貼ってある。早々に下る。
険・立入禁止」と書いた黄色い蛍光
白木のテーブルの上に十文字に「危
十一時に峠。思いがけず東屋があ
るのに庇を借りて弁当を使う。丸い
を鳴らして行く。
カーブごとにステムのチンカンベル
釈 を し て 森 へ 入 る。 見 通 し の な い
湖も近く、篠つく雨を避けてとある
ない。馬鹿馬鹿しい話である。もう
ところが転倒の事故に会う。これ
が走行中、滑った転んだの次第では
は湖まで正味三時間であろう。
からの江丹別越えが四時間半、今日
離は大したことはない。昨日、旭川
相変らずの蕎麦畑を分けて行く。距
まだ上がいるという。緩い登りで、
の剥製があり、驚いていると、まだ
うパンフレットがテキストである。
の地域はヒグマの生息地です」とい
グマの共存のために︱北海道の多く
自然環境課」の出した「あなたとヒ
受ける。道庁の「環境生活部環境局
マに出会った場合」のレクチュアを
ロ ッ ク の ウ ィ ス キ ー を 呑 み、
「ヒグ
夜分、宿の若いオーナー氏と二人で
のロッジに声をかけ泊めてもらう。
︱翌朝、このあたりも「出る」と
聞 い た 湖 の 南 岸 か ら 東 岸 の 道( と
は絶対に残さないように。
動は控える。ゴミ、特に水産廃棄物
と思って用心する。早朝・日没の行
に入ることで、どこでもクマが居る
⑨総じて山中はクマの生活圏・餌場
レーもある程度有効。
を 勧 め て い る。 ま た ク マ 撃 退 ス プ
頚部・後頭部への致命傷を防ぐ方法
首の後ろを手で覆い、地面に伏して
〜
のブルに四〜五人が出ているのに会
車は時折、思い出した程度。
曰く︱。
て場所を確かめた。丁 度 二 年 前 の 七
幌加内の粉である。成程広い。山際
清瀬で日頃通っている蕎麦店もこの
えに、半ズボンに横着してベルトを
②山に単独で入らない。しゃべりな
地元の情報に気をつける。
隅の母子里の集落へ十時十分。小集
が)を登ったり下りたり、湖の東北
言っても湖面は殆んど見えないのだ
よ
である。JR旭川駅の ほ ど 近 く 、 一
①山に入る前に新聞・テレビ、また
月、この辻を南へ取っ て 富 良 野 一 帯
がら歩く。鈴をつける。手を叩く。
に跨ごうとして足首のあたりで引っ
から下し、次いで左足をサドル越し
キ、秋はドングリ、ヤマブドウ、コ
ンや足跡、草木を食べた跡(春はフ
③薄暗い時に行動しない。クマのフ
う。見当の付かない寒さであるが、
える。この集落では昭和
並みで、可愛い牧場・牧舎の柵も見
落ながら白い文化住宅風の酒落た家
り
して来なかったのでいささかズリ落
かかり、その勢いでバランスを崩し
本日の通りがかりでは緑も豊かで、
し
ちていたらしい。まず右足をペダル
町中へ人る。と言ってそれ程の 家
並 み も な い。 閑 散 と し て 人 も 歩 か
てそのまま背後へ、仰向けに引っく
いて状況を見、相手がこちらに気づ
避暑にも良さそうな平和な山里であ
も
遠くの盆地一杯、自転車では行けど
た。今日は北へ、山ま た 山 の 痛 い 目
な い。 道 幅 ば か り 広 い そ の 真 中 で
り返った。その上へ自転車が重なっ
いていないなら静かに立ち去る。
を 抜 け、
を凌いで道北・日本海 端 の 天 塩 を 目
二リットルの空のペットボトルが、
て倒れて来た。
人が通れば、
何をやっ
⑤クマが近づいて来たら相手から視
日、
全国最寒のマイナス ・2度(非
・8度)を記録したとい
る。そぞろ走りに辿り通って、ここ
公認では
江 丹別 峠四七〇mを越 え る 。 昨 夜 、
か ら 美 深 峠 四 三 八 m を 越 え る。
「野
びふか
線を離さず、相手の動きを見ながら
生動物の飛び出し、横断に注意」の
立て看。道は直線のまま次第に急坂
ン
ゆっくり後退する。この際、リュッ
と、
クマの気を引いて時間を稼げる。
テ
打ち、すぐには立ち上がれない。こ
クや服など持ち物を順次捨て置く
るのにも気になった。今後、よくよ
コ
混んだ中を奥の二人掛けのテーブル
のあと二日ほど、椅子に坐るのに痔
情報を聞き合せたとこ ろ 、
のある額が掛っている。中国・六朝
りくちょう
「近ごろは出ていない 様 だ が 、 峠 で
ホ
旭川 歩 行者天国 近くの 「 幌 加 内 地 粉
持ちのように不自由し、夜、横にな
④遠くにクマを見つけたら、落ちつ
年2月
指す。取りあえず本日 の 行 く 先 は 、
行ったり来たり風に転がっている。
ているのかと思ったであろう。おか
かくれ
かつて「 蔭原野」の炉 端 話 の あ っ た
「 和 寒 峠 」 へ の 分 岐 が 右 へ。「 蔭 原
げで尻︱特に左の臀部をしたたかに
ほろかない
幌 加内 である。
野」への道であろう。役場の前の「蕎
クワ)を見たら引き返す。
快晴。石狩川を渡り 、 広 い 街 路 の
ポプラ並木が大きく風 を 孕 む 中 を 郊
麦店」のノレンを潜る。時分どきで
17
へ。「 十 割 の 太 打 ち 」 を 誂 え て、 ふ
えたんべつ
外へ出る。県道
53
41
と席の前の鴨居を見上げると見覚え
44
手打」の蕎麦屋で晩酌 の 折 、 熊 出 没
72
わっさむ
号線 。 幌 加 内 へ は
や
も行けどもである。
ha
年ぶりの狩勝峠を越え
マップケースから市街 の 地 図 を 出 し
チャリンコ
条通り九丁目の交叉点で自転車の
トンネルで一休みしようとした。齢
60
のせいで足が上らなくなっているう
50
森を出ると一面の蕎麦畑である。
三千 とかで全国一という。東京・
さて話変ってこちら は 本 年 ─ 平 成
年7月 日の火曜日 、 朝 8 時 分
14
52
6
27
年、
年前の6月
走ったときに、この橋先から右折し
れ る。 平 成
松浦武四郎は伊勢の郷士の出で、
一時僧籍にあったがのち全国を行脚
たそうだ」
ニシテやラウラウが多く見られる
もやが立ちこめている。川岸にはウ
が、これらはアイヌの人々が食糧と
探査の帰途中、オニサッぺ(筬島︱
現在、JR宗谷線の無人駅がある︱
と な り、 再 び う っ 蒼 と し た 森 中 へ
鬼刺川付近)で、故事に詳しいアイ
日、札幌︱稚内の海端を四日かけて
入って行く。「野生動物」には「ワッ
ておよそ
に尽きる。水音を聞き な が ら 登 り 加
橋を渡り、再び山中へ 。 人 家 も じ き
左は日本海端へ通う。 左 を 取 る 。 川
きで丁字の分岐。右は オ ホ ー ツ ク 、
迫る。音威子府村へ入る。村の目抜
を楽しんで、そろそろ 左 右 か ら 山 が
ポタリング︱ポタる、 な ど と い う )
小一時間プロムナード ( 自 転 車 で は
と蛇行する。人も車も 全 く 来 な い 。
の山野の爽かな緑を分 け て ゆ っ た り
が続き、川幅も広く水 量 豊 か に 、 朝
に次ぐ。このあたり山 合 い の 平 野 部
川は全長三〇六㎞、道 内 で は 石 狩 川
手道を呑気に行く。良い天気。天塩
四日目。7月 日。川縁の一軒家・
天塩川温泉の宿を出て 、 川 沿 い の 土
グイ。
ゴイ、ギンブナ、ワカ サ ギ 、 エ ゾ ウ
刺 身 が 特 に 美 味 )、 マ ゴ イ、 ド イ ツ
ワ ナ )、 サ ク ラ マ ス( ヤ マ メ ︱ 冬 の
はイトーを盟主にアメ マ ス ( エ ゾ イ
ラ・ ア カ ゲ ラ・ ク マ ゲ ラ )。 湖 の 魚
カ、オジロワシ、キツ ツ キ ( ヤ マ ゲ
流域の調査は、往復二十四日間の道
がら、当時未開の地であった天塩川
ました。北海道第二の大河でありな
査を行い「天塩日誌」として記録し
男性四名と二艘の丸木舟で天塩川探
蝦夷地(北海道)に渡り、アイヌの
検家・松浦武四郎(当時四十歳)は
「安政四年(一八五七年)六月、探
ら生まれたのです」
現在の北海道の名は、まさにこの
地でアエトモ長老と出会ったことか
名が誕生しました。
に通じる「海」を当て「北海道」の
が 選 ば れ、「 加 伊 」 の 字 に 北 方 の 海
道を提示。この中から「北加伊道」
「海島道」「東北道」「千島道」の六
「日高見道」「北加伊道」「海北道」
明治二年七月十七日、武四郎は道
名 に 関 す る 意 見 書 を 提 出。 候 補 に
えました。
これが「エゾ」の名になった」と考
ら、蝦(エビ)夷の字を用いたが、
い、 ア イ ヌ は ひ げ が 長 い と こ ろ か
人々は自らの国を加伊(かい)と言
た。この話から武四郎は「アイヌの
鳥(よみじのとり)の意味だそうで
チカフと呼んでいるらしいが、黄泉
いた。アイヌの人々はアオタコダン
暮れてから近くで
「ホッ、
この日、
ホッ、ホッホッ」と鳴く鳥の声を聞
にした。
ので、今夜はトンベツホに泊ること
トンベツホには家が二軒ある。こ
こに案内人トセツの妻子が来ていた
溺れた者も多い。
に深くなるため、大変危険でここで
る。浅いつもりで川の中を歩くと急
うな奇岩怪石も川の中に多く見られ
ばかりで、様々な動物を想わせるよ
たって流れている。周囲も険しい崖
ここを過ぎると重なり合った岩の
上 か ら 一 筋 の 滝 が 落 ち、 七 段 に わ
の神に供えるという。
とタバコと米を一つかみずつこの地
で、
通る際にはいつもイナウ
(御幣)
る。 こ の 地 は 大 変 神 聖 な 場 所 な の
岩を這うように生えていて奇景であ
え立ち、遥かその頂にエゾ松などが
う高さが約九百mもある絶壁がそび
ムイルウサン(中川町神居山)とい
先を進むと両岸は岩の崖になり、
舟に綱をつけ引いて上る。やがてカ
らもやれやれである。
め一発で仕止めたのであろう。こち
聞えた。二発目は止どめで、さしず
た頃うしろで、ドギューンと二発、
てしまうと飛んで逃げた。暫く行っ
まごまごしていてはこちらが撃たれ
至近の薮にテキがいるのであろう。
をしている。さてはこの柵の向うの
緊張に頬が引きつっておっかない顔
りて来た。見ると皆眼光けわしく、
し、 四、五 人 の 銃 を 抱 え た 連 中 が 下
へもう一台乗用車があたふたと到着
た。何か?︱と思っていると、そこ
グナルを回しているのに行き会っ
トロールの車が一台止って屋根のシ
門が閉じてあるところに、道路のパ
音、左が山で一本の林道の入口に柵
あたりであったろう。右手足下は川
ところが、とうとう熊にぶつかっ
た。西隣りの中川町へ越す村境いの
まい、と敬意を表して去る。
とは、ほんのお遊びの真似事に過ぎ
れに比べれば私などのやっているこ
に肉迫する行程と言えるだろう。こ
かく「行くしかない」旅︱旅の芯棒
を物ともせぬ単独行の遍歴は、とも
していて驚く。道もない当時、危難
こんな所と思う辺地にまで足跡を残
すぐに、付け加えて、
「 い や、 忘 れ な い と や っ て 行 け な
「︱それは、とうに死にました。も
「奥さんは?」
れた。
ゲエ」と(女性がそう言った)驚か
自転車で、と言うと齢を聞かれ、
「ス
回って人並みに話をする。旭川から
てもらう。久しぶりに愉快に酔いが
テーブルで笑い騒いでいるのに混ぜ
あろう︱がテント張りの生ビールの
︱この町の同世代の夫婦仲間なので
タ姿の子供達に付き合い、若い人達
や「ラッキーボール」に興じるユカ
ルだ焼酎だと無やみに呑んで、射的
て、
賑やかな人出に紛れ込んだ。
ビー
焼肉店でハイボールの下地を作っ
かな屋台店の並びが立った。近くの
の通りだけだが、車止めにして賑や
天 塩 の 町 は 旧 盆 の お 祭 り で、 夜
分、役場前から海へ下りて行く一筋
かりの思い入れはあった。河口の汐
たか、ここへ立てたかという少しば
折もそうだったが、またここへ来れ
見え隠れした。
見えず、すぐ脇を通った風車の列も
いたがぶ厚い海霧が押し通って山は
うに走り通した。その日、晴れては
無い道をひたすらロードレースのよ
おといねっぷ
ひたかみどう
ほくかいどう
い
減に行くと、とある辻 に 、
程で、多くの困難と共に豊かな自然
ある。聞き方によっては「仏法、仏
二時半に終着・天塩。町中を素通
りして天塩川の河口大橋に三時二十
かったからね。写真は、妹が持って
う顔も忘れた」
風に吹かれて暫くボンヤリした。
52
か
「北海道命名の地」
とアイヌ文化に触れる壮大な旅でし
法」「梅干し、
梅干し」
とも聞こえる。
分。海の向うに、右肩へ頭を傾げた
年ぶりの狩勝峠の
との案内板がある。暫 く 地 道 を 踏 ん
た。現在地は、探査五日目に宿泊し
この家の主アエトモの話では、昔、
利尻山と、右手遠く、サロベツ原野
のん
で川端ヘ下りて行く。 小 広 く 開 け て
たと推定されているトンベツホ(音
最上徳内(江戸後期の探検家)もこ
0
人も居ない中に大きな看板が二枚
威子府村頓別坊)です」
の鳥の鳴き声を聞いて、これは本土
0
立って、事細かな文字 で 色 い ろ 書 い
「 天 塩 日 誌 六 月 十 一 日( 調 査 五 日
ますよ。見せてくれないけど」
かざぐるま
0
てある。
目 )。 夜 明 け を 待 っ て 出 発。 空 に は
の端の風力発電の風車の列が一望さ
かし
「安政四年、松浦武四 郎 は ア イ ヌ の
の尊い高山にいる
「仏法僧」
だと語っ
もがみとくない
人達と共に天塩川を探 査 し 「 天 塩 日
黒い雨雲があって、地上には濃い朝
おやじ
と逃げたらお終い」の 親 父 の 他 に 、
した。特に北海道では全道に亘り、
㎞、原野と海の間の何も
する野草である。
18
ヌのアエトモ長老から話を聞きまし
16
エゾシマリス、キタキ ツ ネ 、 エ ゾ シ
11
70
誌」として書き残しま し た 。 天 塩 川
7
17
8
旅行用自転車とは Ⅹ
部品の選択 その 6
旅行用自転車とネジ
鈴木邦友
また同じくネジを使って固定する
が、直接ネジで固定するのではなく
定するという方法もある。
合わせながらある決まった位置に固
シューの固定のように角度や位置を
しっかり固定するものの、ブレーキ
で し っ か り 固 定 す る 方 法。 中 に は
たりずれたりしないように直接ネジ
ホイールのように、それぞれが動い
その一つは直接ネジで固定する方
法。フレームとキャリヤやチェーン
もその固定方法はさまざまだ。
ほとんどはネジを使っている。しか
ず固定している部分もあるが、その
ようにネジも使わずリベットも使わ
タイヤ、ペダルとトーストラップの
フレームと部品、部品同士、それ
らを固定しているのはネジ。リムと
生かし、ベアリングの「アタリ」を
ハブシャフトの玉押しネジなどは
極めて特殊。ダブルナットの機能を
る。
て動くように固定する方法も存在す
ジを緩く締めることによって、あえ
逆にしっかり固定しないという使
い方もある。変速レバーのようにネ
うに固定することもある。
のではなく、ある方向にだけ動くよ
さらに後変速機の固定ボルトのよ
うに、完全にパーツ同士を固定する
こんで固定するものもある。
テーパーシャフトにクランクを押し
状のクランクピンを締め付けたり
もの、またクランクのようにクサビ
てウスを引き上げ固定するといった
ムのようにネジを締めることによっ
け固定する方法や、フレームとステ
は、組み立てた後、何十年もの間全
ネジというのも存在する。ここから
と こ ろ で そ ん な ネ ジ で は あ る が、
自転車の一生で全く回すことがない
ある。
することができるというメリットも
よる固定には、だれでも簡単に脱着
リベットやピン止めと違い、ネジに
整が可能になる。溶接や接着、
圧入、
脱着が可能となり、また何度でも調
的にしている。それにより何度でも
るが、さらには外すということも目
どれにも共通することだが、ネジ
は本来、部品同士の固定を目的とす
もある。
ジャスターとして使われているもの
ジ、変速機の調整ネジのように、ア
エンドのハブシャフトの位置決めネ
ターケーブルのストッパーやロード
レンチを入れることはなかった。
え ば、 そ の 後 は 調 整 の 必 要 は な く、
位置と角度でピッタリ固定してしま
ル、ピラーは二本止めのオーソドッ
サドルはワイヤーベースの革サド
③サドルとピラーを固定するネジ
組 み 合 わ せ: 日 東 B 1 3 5 ×
ギドネット×ダイアコン
MAFAC
ペグリップ
を入れる必要はない。
置決めが適切であれば、あえて工具
ト用のグリップも同様、はじめの位
の組み合せだったが、この固定ネジ
ランドナーバーにギドネットレバー
固定するネジ
②ブレーキレバーとハンドルバーを
の部分に工具を入れた記憶はない。
ドルバーとステム、フレームとシー
している。
調整しながらハブをフレームに固定
自分の体格にあったパーツの選択
ネジ
①ハンドルバーとステムを固定する
せていただこう。
入れることのなかったネジを紹介さ
の間、一度もレンチやドライバーを
中でも世界一周75000キロ走行
く回すことがなかったネジや、その
チを入れることはなかった。
時も外す必要がないため一度もレン
れなかった。もちろんメンテナンス
シクイもなく交換する必要にも迫ら
使っていたこともあり、右ワンにム
BBには精度の高い高級なものを
④右ワン
組み合わせ:フジタプロフェショ
ナルスーパー×スギノマイティ
クスなタイプ。こちらも一度最適な
トピラーの固定のように、ネジを締
と、自分の乗り方にあったセッティ
組み合わせ:スギノDX×スギノ
MW︱ シャフト×クロム球( 球)
に最適な状態となっていたこともあ
なくても良いのがこの部分。出国前
ジ
⑤ブレーキ・アーチケーブル固定ネ
バラ
9
も緩めることはなかった。ギドネッ
間接的に固定する方法がある。ハン
めることによってクランプを締め付
固定ということではないが、アウ
ングで指定トルクに従いしっかり固
り、旅行中特に角度を変える必要は
旅 行 中、 ブ レ ー キ ケ ー ブ ル も 変 速
定されていれば、あえて工具を入れ
なかった。
た。世界一周中一度も切れることは
ケーブルも交換することはなかっ
組み合わせ:日東パール×日東B
135
な か っ た。 ア ー チ ケ ー ブ ル も 同 様。
11
その他の個体でも、組み立て以降こ
68
を避ける意味もあった 。
めたりしたときに発生 す る ダ メ ー ジ
ロックナットや玉押し を 締 め た り 緩
フ ト は 右 寄 り の 部 分 が 折 れ や す く、
入 れ る こ と を 避 け た。 ま た 後 シ ャ
ンスも崩したくなかっ た た め 工 具 を
に比べ複雑で、ダブル ナ ッ ト の バ ラ
トが使われていること も あ り 、 左 側
スペーサーの他もう一 枚 ロ ッ ク ナ ッ
後ハブシャフトの右に は フ リ ー 用 の
いが、その場合左のみを外していた。
ロックナットを外さな け れ ば な ら な
ハブのグリスアップ時 は 、 玉 押 し と
ロックナット
⑥前後ハブシャフト右 側 の 玉 押 し と
クリテリ
組 み 合 わ せ: MAFAC
ウム(前)×タンデム ( 後 )
用。
用の複よりステンレス ケ ー ブ ル を 使
ちなみにアーチケーブ ル に は 変 速 機
め る ネ ジ を い じ る こ と は な か っ た。
ということで、アーチ ケ ー ブ ル を 止
ば か り 走 っ て い た た め と 思 わ れ る。
たぶんストップ&ゴー の 少 な い 地 域
ということでオーバートルク気味に
ちなみに自転車の場合、トルク管
理をおこないながらネジを締めるこ
するネジも緩めることはなかった。
ダルマネジや、リフレクターを固定
その他ドロヨケとステーを固定する
組み合わせ:ソービッツ№
⑩その他のネジ
もネジを回すことはなかった。
ダイナモコードの損傷を防ぐ意味で
シ ー ト ス テ ー に 内 蔵 し て い た た め、
ジの頭に穴をあけダイナモコードを
テ ー 裏 に 隠 し 止 め、 し か も そ の ネ
とはなかった。ダイナモはシートス
め、 こ の ネ ジ も 最 後 ま で 緩 め る こ
ナモを交換することがなかったた
夜間走行は頻繁だったものの、ダイ
組み合わせ:三ヶ島シルバンツー
リング×三ヶ島鉄トークリップ
りこのネジを外すことはない。
ば大きなトラブルに見舞われない限
当然のこと、一度組み付けてしまえ
ネジ
⑧ペダルにトークリップを固定する
こともあり、変速機の ア ジ ャ ス タ ー
もスプロケットだけを 交 換 し て い た
ハブの交換がなく、フ リ ー ホ イ ー ル
⑦後変速機アジャスタ ー ネ ジ
るわけで、少なからずネジ部や座面
さらに力をかけながら回すという
行為は動摩擦を発生させることにな
い。
たネジは緩みやすくまた折れやす
うな管理下で締めたり緩めたりされ
締め付けられることも多い。そのよ
とはまずない。人が乗るものだから
⑨ダイナモを固定するネジ
組み合わせ:シマノ デ ュ ラ エ ー ス
L F ト ラ ッ ク シ ャ フ ト 仕 様( ︱
ネジをいじることはな か っ た 。 後 変
)
速機は、サイドキャリ ヤ で 守 ら れ て
部にダメージを受けることになる。
特に長距離旅行用の自転車は。
いたため、ダメージを 負 う こ と が な
組み合わせ:サンツ ア ー サ イ ク ロ
ンGT
10
12
必要に迫られない限り、一度締め
た ネ ジ は 緩 め な い 方 が よ い よ う だ。
100
かったのもその理由か も し れ な い 。
120
RETRO CYCLES せんろくどう
●トーエイスポルティフ 550mm グレーメタ 1985 年コロンバス SLX チューブラー・ピン球付き F キャリア完全内蔵
フル工作オールカンパ・RD とギヤ板はスーパレコード・ほぼ未使用・新田眞志車¥1000000
●アルプススーパークライマー 550mm 紺 1993 年 26 × 1・3/8F キャリア付き TA ツーリスト +D/A 仕様
中古¥180000 トップチューブに小さい凹有り塗替え推奨・純正マーク仕様可能
●サンツアーサイクロン Mk. Ⅱ変速 3 点セット・トップマウントレバー新品元箱¥20000
●シュパーブ LFQR36H120mmBSC 新品元箱¥30000 ●三信プロ SFQR28H120mmBSC 新品元箱¥20000
●カンパアテナ SFQR32H126mmBSC 新品¥10000 ●珍品!スーチャンアルカンシェル 36H 黒新品¥10000
●三信プロ前期型 SFQR36H120mmBSC 新品元箱¥20000 ●同 Q シャフト無し新品¥10000
●ストロングライト 49D170mm フレンチ中古¥10000 ● TA ツーリスト最終型 170mmBSC 中古¥10000
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●三光舎プロキオン RD 後期型中古¥40000 ● PA 新品¥20000 ● PF 新品¥20000(婦人用もあり)
●三光舎 S 型逆爪用 RD+ シングルレバー/ワイヤーセット新品¥20000 ※三光舎スライド式変速機各種在庫
●ワンダーバッテリーランプ単 1 × 2 本・中古美品¥10000 ●浅麓堂オリジナル白熱球色 LED 懐中電灯¥15000
●パイトーチトラベル・アルコールバーナー/コッヘルセット BS ワイルダム新品元箱¥3500
※委託販売・買い取りもいたします。お気軽に御連絡ください。
※価格は消費税込み、フレームサイズは芯−トップ、ハンドルは芯−芯の表示です。
※当店は古物商です。全ての商品は現状渡しとなりますので、極力、現物を確認の上で御購入下さい。
※営業時間 9:30 〜 18:30 ※不定休につき、遠来の方は予め御連絡くだされば幸いです。
〒 384-0801 長野県小諸市甲 1457-12 Tel&Fax 0267-22-4006
タイヤの選択は幅だけではありま
せん。舗装路しか考えていない B
テムウェポンという考え方です。
が。一眼レフカメラなどと同じシス
り違わないという前提ではあります
タイヤを使う場合は、先に車輪を組
す。前例がなくて実寸がわからない
まで含めて決める必要があるので
す。タイヤはサイズだけでなく銘柄
寸法やブリッジ半径が変わってきま
一にしようと思えばフレームの肩下
ンフォート系のタイヤと組み合わせ
ません。幅が太目なこともあってコ
まりタイヤの圧をあんまり上げられ
開 く 力 に 弱 く( 裂 け て し ま う )
、つ
は木材の繊維の方向からして左右に
の木リムという物があります。これ
は、価格だけに引きずられてローグ
バンや大衆セダンのタイヤ交換で
ザー、特に走行性能重視でないミニ
をいまさら」なんですが、一般ユー
ります。自動車業界関係者なら「何
げちゃ駄目よ」と言っているのがあ
ロードホールディングに優れていま
作られているタイヤは乗り心地や
が、それでもサイドウォールが薄く
物は存在しなくなってしまいました
のオープンサイドタイヤなどという
はサイドにゴムの被っていない本物
みなども考慮に入れましょう。今で
ら、トレッドパターンやサイドの厚
タイヤなどというものもありますか
のマビックリムにプラス公差のスー
格であっても、マイナス公差の当時
いものもあります。同じ650B規
限定されるタイヤなどという恐ろし
昔のウォルバー・スーパーランド
ナーのように、組み合わせるリムが
理想でありましょう。
レームの寸法採りに取り掛かるのが
ん で 外 径 や 幅 を 実 測 し て か ら、 フ
の高級タイヤを履くべきだそうです
ブラータイヤでは駄目で、セタなど
ません。その場合には安物のチュー
を楽しむ趣味的な車輪には違いあり
チューブラー用の木リムはそれよ
りは一般的ですが、やはり乗り心地
るでしょう。
を楽しむための車輪ということにな
ることになります。独特の乗り心地
足ですので、きちんとコンセプトに
が他の部分と比べて相対的に能力不
す。特に自転車ではタイヤそのもの
のタイヤがなければ台無しなので
装備していても、それを上回る能力
性能のサスペンションやブレーキを
自転車もクルマも地面に接してい
るのはタイヤだけです。どんなに高
のです。
レードタイヤになることがままある
ランドナー系ではタ イ ヤ の 選 択 の
前に、最初のコンセプ ト の と こ ろ で
す。その代わりどんな道にもガシガ
合致したタイヤを選ぶことはとても
ホイールの規格を選択 し ま す 。 基 本
から、やはり贅沢な遊びということ
シ乗り入れて行く、というわけには
になります。
い き ま せ ん。 割 り 石 を 敷 き 詰 め た
パーランドナーを履かせると、既定
的には700Cか65 0 B か 6 5 0
の空気圧まで入れられないほどゆる
Aかという選択です。 そ れ 以 外 に も
重要なのです。
ゆるだったのです。デビュー時は
×1・
ダートなどを考えてみればわかりま
とか
Bを名乗っていたのに、後で実態に
×1・
いますから、これはやはりタイヤ側
B表示に変更したりして
すよね。
が少々いいかげんな精度であったの
実をいうとサイドウォールの色や
幅(トレッド面がどこまで被ってい
ところです。
います。継ぎ目を一旦はずして、3
というのがこの世界の常識になって
て い の ハ チ サ ン タ イ ヤ は 入 ら な い、
みにスーパーチャンピオンの650
合わせて
路面だけでなく、乗り手の体重や
荷物の量、想定される常用速度、求
でしょう。現在の工業製品に対する
が同じ)になります。 つ ま り こ の 二
るか)なども自転車の見た目的には
吋チューブラーは
同じ規格です。
組においては、車体側 を い じ る こ と
重要なポイントになります。
ミリほど削ってつなぎ直すのがルー
Aはプラス公差が大き過ぎて、たい
なくチューブラーとク リ ン チ ャ ー の
ティンです。恐ろしいですね。
吋チューブラーは
車輪を交換して、用途 に よ る 使 い 分
同じ径・幅の表示であっても、ロー
プロファイルで外径のやや小さなタ
非常に珍しい製品ですが、W/O
タイヤの選択、その基本
650Cと同サイズ( ブ レ ー キ 位 置
けが可能となるわけで す 。 も ち ろ ん
イヤでは、ガードクリアランスを同
ちなみに
7 0 0 C と、
イン
める乗り心地などから総合的にタイ
感覚で昔のフランス部品をいじって
ありましたし、今なら 6 5 0 C や
チ ) も 選 択 可 能 で す。 マ ウ ン テ ン
ヤを選ばなければいけません。同一
H E( マ ウ ン テ ン バ イ ク の
の 29er
と い う の は 7 0 0 C で す し、
・5インチというの は 6 5 0 B と
35
はいけないという良い例です。ちな
昔なら
が
自動車のタイヤのCMで
「新
最近、
車時装着のタイヤよりグレードを下
42
銘柄で薄いバージョンと極薄バー
27
ジョンがある場合などはとても悩む
26
双方のリム幅やタイヤ の 太 さ が あ ま
32
12
1/4
26
26
1/4
27
26
27
13
SETAGAYA HASEGAWA JITENSHA パート 1
なんでガードがなくてツーリングが…
ゆったりサイズをなごやかに
ジルベルソーのフロントバッグに合うバー
マッドガードなくして自転車の旅はできない。雨水から身体、自転車を
護るドロヨケなくして、なんでサイクルツーリングができるのか。当店で
はこのほど、ガードコーナーを作り、本当の旅人のニーズに応えます。
価格はステー(2)ダルマ(8)付きです(グランボアはガードのみ)
。
前回、440mm 幅を売り好評を博した。ランドナーバーを握るとゆっ
たりとした気になる、バーのわずかな上がりがまずレースの先頭意識を
なくす。これがのんびりと安全第一の走行となる。旅車の象徴的パー
ツです。幅が広いと大きなフロントバッグをつけても指に当たらず気分
が良いし、カメラを入れる容積もあり、飛ぶ鳥も撮れる。そして横幅
に広い、名品ジルベルソーのフロントバッグに合う。
A2
E印
A 217 ジルベルソー
A 124-1 ニットー
フロントバッグ・大型(ブラック)
フロントバッグ(中型、グレー)
ランドナーバー(410、440)
1ヶ
1ヶ
1本
¥9,500
¥37,800
¥3,800
E 印のフロントバッグはすべてにジルベルソーのショルダーベルトを進
A 373
A 484
A 815
A 816
A 374
A 377
A 480
A 490
A 845
グランボア
グランボア
グランボア
グランボア
ホンジョ
ホンジョ
ホンジョ
ホンジョ
ホンジョ
GB650ML(亀甲型・キャンピング)幅 60mm 1s
H47C 亀甲(ランドナー)幅 50mm1s
H79-26N(両端凹・キャンピング)幅 58mm
1s
H80(丸型・キャンピング)幅 60mm
1s
H31(六角・ランドナー)幅 45mm 1s
H27-700CN(亀甲型・スポルティーフ)幅 34mm1s
RB-700J(マヴィック型・スポルティフ ・ 分割)幅 43mm1s
H31C(亀甲・ランドナー)幅 46mm 1s
TR26( 丸ジョイント、ランドナー)
1s
呈するセールを行っています。なお、
サドルバッグはバーゲンセール中。
¥12,960
¥10,580
¥10,580
¥9,720
¥6,900
¥8,500
¥9,800
¥7,800
¥8,800
ボス(マルチ)フリー
A 674 ENE
A 139-2 IRD
A 807 サンツアー
A 850 サンツアー
A 649 サンレース
7s マルチフリー(13-25・シルバー)
1ヶ
5、6s マルチフリー(各歯数)
1ヶ
5S フリー(13-24、脱落防止付) 1 ヶ
4S(15 〜 24)スプライン鉄ナット後ハブ付 1 ヶ
5s マルチフリー(14-28)
1ヶ
¥2,800
¥8,500
¥2,600
¥19,000
¥1,300
100 × 120 ハブ
キャリア
どのブレーキ(カンチ、センタープル、サイドプル)にも付き、フレー
ムのダボに付く、前後のキャリア。
A 849
A 365
A 454
A 455
A 456
A 361
A 755
A 847
A 848
ディズナ
ディズナ
ディズナ
ディズナ
ニットー
ニットー
ニットー
ニットー
荷物倍増キャリア
クラウドリアキャリア(どのブレーキにも付く)
クラウドキャリア用ダボ取付金具
クラウドキャリア用サイドプル取付金具
クラウドキャリア用センタープル・カンティ取付金具
カンチ用フロントキャリア M12
フロントキャリア M18
R10 バッグサポーター
キャンピングキャリア
1ヶ
1ヶ
1ヶ
1ヶ
1ヶ
1ヶ
1ヶ
1ヶ
1ヶ
¥1,500
¥4,800
¥600
¥750
¥850
¥7,850
¥11,250
¥9,100
¥23,450
A 175
ダイヤコンペ
ENE・ツーリングハブ 126、130(120)1P
¥14,800
リア 5S フリーはいろいろあるが、後ハブ 120 幅は品薄。ENE の
126 を切り詰めて 120 にしているのが好評です。
クラシックパーツ
この夏、どんなブレーキにも付くクラウドキャリアの上に大きな倍積の
A 512
A 347
A 348
A 323
A 324
A 326
追加キャリアをつけ寝袋などを積みロングツアーに出た人が「なかな
か威力のあるコラボ」と言って旅立ちました。帰ってから日常生活で
も多くの荷物を積んでも楽々とのこと。いろいろ工夫してキャリア、サ
ポーターを取り付けています。
14
シビエ
ダイナモ(左・シルバー)
1ヶ
ニューサイクリング 70 年代読本(半額景品付)
1冊
ニューサイクリング ディレーラーコレクション'81 復刻改訂版(半額景品付)1 冊
マファック
コンペ・センタープル本体(新) 1s
マファック
ライド・センタープル本体
1s
マファック
レーサー・センタープル本体
1s
¥1,700
¥3,500
¥3,250
¥10,000
¥12,000
¥10,000
SETAGAYA HASEGAWA JITENSHA パート 2
ツーリングシューズ
チェーンホイール
René HERSE
ルネエルス
サイクルツーリストの憧れのチェーンホイール、新企画で登場。最小
24T で山岳へ(BB 別)
。ダブル、トリプル、替え歯も在庫あります。
A 114
ルノン
ヴィンテージクラシック(フラットソール)1P
¥21,600
「のんびり行こうや」
そんな走りに合うトークリップ派の本革の靴。
A 570
A 571
A 185
ペダルの上でシューズも自由なツーリングムード。ストラップはそう締め
なくても良いのでは。
【サイズ】
40(24.5)
、41(25.5)
、42(26.5)
、43(27.5)
、44(28.5)
サンエクシード 5 ピン用アウターリング(裏ピン付) 1 枚
サンエクシード 5 ピン用ルネ型インナーリング
1枚
ルネ・エルス トリプルチェーンホイールセット(BB なし)1s
¥8,800
¥6,800
¥69,120
新入荷・再入荷
リム
A 851 アンブロシオ
A 852 アンブロシオ
A 279-1 アンブロシオ
A 279-2 アンブロシオ
A 608 グランボア
A 610 グランボア
A 282-1 グランボア
A 589 フィアメ
A 280 マヴィック
A 741 マヴィック
エクスカージョン700C・WO32H(マーク違い)1P
フォーミュラ 20・チューブラー・36H 1P
650A(角型・バフ)
・36H
1P
700C(角型・バフ)
・36H
1P
スカラベ 650B・36H
1本
アベイユ 700C・36H
1本
パピヨン 650B・36H、32H
1本
ハード・チューブラーリム(28H・シルバー)1P
チャンピオンドモンド(チューブラー・32H) 1P
GEL280(チューブラー・36H) 1P
¥7,000
¥12,000
¥7,000
¥9,000
¥5,400
¥8,640
¥7,200
¥8,000
¥16,000
¥17,000
700 × 28C(オープン・フォールディング)1 本
650 × 32A(オープン・フォールディング)1 本
650 × 32B(オープン・フォールディング)1 本
650 × 42B(オープン・フォールディング)1 本
650 × 36B(オープン・フォールディング)1 本
700 × 30C(オープン・フォールディング)1 本
650 × 32B(アメ黒)
1本
レール(650 × 32-42・チューブ)
1本
650 × 38A(ゴムゴム)
1P
フレンチ・チューブ
1本
ダイナミック 700 × 23C
1P
650 × 35B(アメ黒)
1P
650 × 32A(ゴムゴム)
1P
¥4,320
¥4,320
¥4,300
¥4,750
¥4,320
¥4,320
¥3,670
¥1,830
¥3,200
¥1,000
¥3,400
¥3,400
¥3,000
タイヤ
A 92
A 93
A 101
A 103
A 105
A 110
A 120
A 853
A 96
A 113
A 94
A 107
A 99
グランボア
グランボア
グランボア
グランボア
グランボア
グランボア
グランボア
グランボア
パナレーサー
パナレーサー
ミシュラン
ミシュラン
ミリオン
A 857 ANT
A 766 crane
A 863 Keia
A 860 イズミ
A 862 キャットアイ
A 854 グランボア
A 120-6 シマノ
A 858 デカ
A 855 ブルックス
A 856 ブルックス
A 861 マルニ
A 299-1レザイン
A 859 実用車
15
セーフティライト X-Z
1ヶ
高級ベル
1ヶ
のびるサドルカバー
1ヶ
ブラック・1/8 チェーン
1本
ライト・充電モデル
1ヶ
レザーバーテープ(ハニー、ブラック・エンド付)1P
600 シートピラー(26.8)
1本
ペダル
1P
レインサドルカバー(M)
1ヶ
サドルオイル(25g)
1ヶ
パンク修理 DX セット
1ヶ
木の柄フロアポンプ(旧型)
1本
鉄ベル
1ヶ
¥1,000
¥2,350
¥980
¥1,150
¥4,000
¥7,340
¥5,000
¥2,000
¥1,800
¥1,400
¥950
¥8,600
¥400
SETAGAYA HASEGAWA JITENSHA パート 3
本当は、一番良い輪行袋。
A1
E印
転がる輪行袋「クルクル」(濃紺) 1 ヶ
フレームカバー付
E印
¥15,500
A5
A 15
A 12
A 28
A 29
A 32
A 33
A 34
E印
E印
E印
E印
E印
E印
E印
E印
メッキベル(トーエイクロモリステムに合う)1 ヶ
サンプレ・ハーフケース(E 印取付金具)1 ヶ
ソービッツ丸型ヘッド取付金具
1ヶ
アルミ削り出しテールランプ
1ヶ
バッテリーライト 04 型
1ヶ
バッテリーライト取付用アルミプレート 1s
テール取付用 L 金具
1ヶ
オイル(小)
1ヶ
¥1,250
¥4,500
¥2,600
¥6,000
¥11,500
¥1,200
¥300
¥360
ツーリング車のライトは 2 系統必要! 平地のフラットコースも良いが、
ツーリングは峠越えが多い。大方は予定通り事が運ぶが、思わぬ事
が起き、時が過ぎ、山の日暮れは早い。「鼻をつままれても判らない」
と言われるほど暗い。そんなとき、ダイナモとバッテリーライトの 2 種
類が必要となってくる。旧車用ダイナモは結構あるが、ヘッドライトは
少ない。E 印はソービッツのピン球ヘッドライトをガードにつけるときの
取付金具を作った。
①肩さんありがとう。
⑨アイデアだけではない。
袋が転がるため、肩への負担が減った。
素材は厚い輪行袋の丁寧な縫製で、自慢の作。
②一本早い列車に乗れる可能性あり。
⑩弁当、雑誌、時刻表、地図。
自転車の後方はまったく外さないため、全てが早い。前ガードを工夫
袋の外側に大きなポケットを付けたので、車内でいちいち袋を開けな
すれば、前ホークも外さない。
いで済む。
③ゆったりした気分。
⑪汚れの目立たない色。
袋が大きめのため、フレームサイズによるが、ペダル、サドルも外さな
カラーは濃紺を採用。
い。
⑫車内でおにぎりが食べられる。
④走っている時、軽便。
チェーンに触れないので、手を汚さない。
転がるための器具などないのでスッキリ。
⑬従来の袋に戻ります。
⑤フレーム、変速機の味方。
エレベーター、エスカレーターでは袋を完全に閉じ、ショルダーベルト
リアホイールを外さないということは、フレームのエンド、ディレーラー
が付いているので、担いで下さい。
の保護になっている。
⑭耐用年数が長い。
⑥キャンピングに使用される。
自転車自体の重みが袋にかからないので、袋が長持ちする。
駅前でキャリアは外さない。この袋はリアキャリアを装着の状態で良
⑮フレームは隠し止め。
い。
リア上ブリッジが隠し止めのフレームが増えた。リアガードはジョイント
⑦前夜に旅への準備。
ガードではなく未加工ガードのためカッコイイ。
駅に近い人は駅まで転がして下さい。帰りも。
⑯目立たない点に良品。
⑧身体の前に袋があり、安心。
メーカーさんの協力で、しっかりし、シャレた小物類を採用している。
他の輪行袋と違い「クルクル」は身体の前に袋があるので、すべて
⑰女性に歓迎される。
安心。
袋の移動時、担ぐ時間が大幅に少ないのでやさしい。女性に適して
いる。
裏ですが当店の敷地内に一
台駐車できます。 近くにコ
インパーキングあり、 案内
ランドナーパーツ専門店
します。
SET AG AYA
長谷川自転車商会
〒 154-0017 東京都世田谷区世田谷 1-45-5
TEL.03(3420)3365 月曜・木曜定休
16
【通信販売】往復ハガキで購入予定商品の商品名・番号
と数量をお知らせ下さい。運賃(包装代を含む)をお知
らせします。商品価格、送料の合計を現金書留で送っ
て下さい(当店は総額表示で、一部を除いて消費税は
いりません)
。
ツーリングの世界が、浅草にもあります。
〒 111- 0035
東京都台東区西浅草 3 -2-7-102
TEL&FAX.03 - 6802-7670
12:00 -19:00(火・水・7 月休)
www.velo-apres.com
サイクルフィールド
2016 年 11 月号
平成 28 年 10 月 20 日発行
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